はたらく中で切っても切れないのが、上司との関係。上司と良い関係性を築いておくことで、日々の仕事がスムーズに進みますし、何か困り事が発生しても気兼ねなく相談できるものです。
しかし、例えば上司と年齢が離れていたり、まだ関係が浅かったりすると、どう接して良いか分からなくて困ることもありますよね。そこで今回は、上司とのコミュニケーションを円滑に進めるコツをご紹介します。10月に組織変更があり、上司が変わるという人にもぜひおすすめな内容です。
言葉と共に挨拶する
誰かとコミュニケーションを取る際、もっとも簡単なのが挨拶です。朝の出社時はもちろん、エレベーターで偶然一緒になった時や業務を終えて帰宅する時など、挨拶するタイミングはいくらでもあります。
この時に心がけたいのが、その時々にあった言葉をしっかりと口にすること。目も合わせず黙って会釈するだけでは、挨拶の効果はあまりありません。
「おはようございます」「お疲れ様です」「お先に失礼します」など、たった一言、二言でも上司と言葉のキャッチボールを交わしていくと、お互いの壁は自然と薄くなっていくでしょう。
そしてもちろん、これは上司以外とのコミュニケーションにも有効です。
経験談を聞いてみる
飲み会などで上司と席が近くなった時、話題探しに困った経験はありませんか?そんな時は、上司の昔話や経験談を聞くのが一番です。
日常ではなかなか見えてこない上司の意外な一面が知れたり、気の合う共通点が見つかれば、それをきっかけにその後の会話が弾むかもしれません。
また、そうすることで上司にとってあなたは「自分のことをよく知ってくれている人」という見え方になります。時には武勇伝を延々と聞かされ、勢いにおされてしまうことなどあるかもしれませんが、そこにはコミュニケーションを発展させるヒントが隠れているはず。
一度、じっくり耳を傾けても損は無いのではないでしょうか。
「報告・連絡・相談」を密にして上司を安心させる
会社の体制にもよりますが、言い換えるのであれば上司は「あなたが所属している部署の責任者」となります。
上司は部下が進めている業務の進捗を常に気にしており、不測の事態などはそれが起きる前に教えてほしいと願っているもの。そのため、日頃から「報告・連絡・相談」を密に行って、上司を安心させましょう。
上司は部下からの「報告・連絡・相談」を積極的に聞きたいと考えているはず。また、万が一トラブルが発生してしまった時も、上司と密に連携を取ってそれを乗り越えられると、そこには何とも言えない連帯感が生まれてきます。
上司への仕事の連絡は、細かいものだとしても頻度を高く行っていきましょう。
上司は決して敵ではなく、同じ目的を持った仲間です。無理に仲良くする必要はありませんが、上司と友好的な関係を結んでおくことは、あなたがはたらく上でもきっと役に立ちます。
まずは明日、笑顔で「おはようございます」と挨拶することから始めてみてはどうでしょうか。
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