20代がお財布にいれておきたい金額は15,000円! 「お支払い事情」を大調査

皆さんは普段買い物をする時、どんな決済方法で会計を済ませることが多いでしょうか? 使用した金額が目に見えて分かる現金派? それとも、スピーディーでスマートに会計を済ませるカード派…?

20代がお財布にいれておきたい金額は15,000円! 「お支払い事情」を大調査

皆さんは普段買い物をする時、どんな決済方法で会計を済ませることが多いでしょうか?
使用した金額が目に見えて分かる現金派?
それとも、スピーディーでスマートに会計を済ませるカード派…?

今回のキャリアコンパスでは、全国の20代のビジネスパーソン男女300人を対象に「買い物の支払い方法」に関する調査を実施しました! いつも持ち歩いている金額から財布の中にいれている決済カードの枚数まで、ちょっと気になるみんなのお財布の中身をご紹介します。

仕事中、意外に現金が必要なシーンも。持っておくべき金額は?


20代のビジネスパーソンは、普段の買い物の中で現金とカード、どちらの方法で支払いをしているのか聞いてみました。


現金を使う人が90%、カードを使う人は60%、時と場合に応じて決算手段を使い分けている方が多いようです。なんと、現金を全く使わない完全カード決済派の人もいました。

今までは現金とクレジットカードの二択しかありませんでしたが、最近は決済アプリや電子マネーなど決済方法が増えてきています。今後さらなる決済方法が20代の間で主流となっていくかもしれませんね。

では、普段から現金をいくらぐらい持ち歩いているのでしょうか。


平均すると、男女ともに普段から15,000円程度の現金を持ち歩いているようです。今までのキャリアコンパスでのアンケート調査では、20代の平均月給(額面)は約22万円、平均貯金額は月々5万円という結果が出ています。これらと照らし合わせるとこの金額は多い?それとも少ない…?

ランチやおやつ、コーヒー代のほか、打ち合わせで使ったお店でカードが使えなかった時や、業務で必要な資料の購入で急に立て替えが必要になった時など、仕事中に現金を使うシーンは意外と多いのかもしれません。また、たまには就業後に同僚や友達と食事や飲みに行く、という方もいるはず。

このようなさまざまなシーンで対応できるように、「これだけ持っていれば安心できる」という金額をお財布に常備しているのかもしれませんね。

決済用カードは3枚を使い分け?


日本国内でもキャッシュレス化が進みつつあり、この数年でデビットカードや電子マネー機能を備えた交通系ICカードなど、決済カードの種類が増えてきました。

支払いスタイルが変革していく中で、20代がお財布に入れて持ち歩いている決済用のカードの枚数と、一番よく利用する決済用カードの種類を聞いてみました。

 


普段持ち歩く支払い用のカード枚数は3枚ほどのよう。

その中でも、決済にはクレジットカードを使うという人がほとんどでした。2番目に利用者が多かったのはSuicaやPASMO、LINE Payなどの電子マネー。交通系ICカードは、自動でチャージできる機能やクレジット機能を備えたものもあります。通勤途中、コンビニや自販機で手軽に買い物ができるため、忙しいビジネスパーソンにとって強い味方といえそう。

銀行口座からの即時決済が可能なデビットカードは、預金残高をしっかり管理したい人にピッタリといえるカード。しかしながら、言葉の認知こそ高まってきたものの、まだまだ使っている方は少ないようです。

では、20代は現金とカードをどのように使い分けているのでしょうか?「カードでの支払いをする理由」のランキングを見てみましょう。


圧倒的に多かった回答は「ポイントが貯まるため」。クレジットカードやICカードの利用は現金と比べてポイントが多めにもらえることが多いので、ポイントを貯めやすくなっています。中にはポイントは普段使わず、たくさん貯まったら自分へのご褒美と引き換えるために利用する…なんて楽しみ方をしている方もいるのではないでしょうか?

そのほか、「現金を持ち歩かなくても済むため」「現金をおろす手間がないため」という回答も目立ちました。ATMを探す手間はもちろん、ATM利用手数料にも負担を感じているのかもしれません。

また、「買った履歴や金額が後から確認できるため」という回答からは、利用明細を家計簿代わりにしている人もいることが想定されます。現金の場合はレシートをためて週末に家計簿をつけるなど、自分で地道にお金を管理しなくてはなりません。しかし、日常の支払いをクレジットカードに寄せておけば、利用明細でお金の細かい管理ができるようになります。その場合は、「今月のカードの支払い額が、予想を大幅に上回っていた…!?」なんてことにならないように注意しましょうね。

「オンラインショッピングなどの手数料を抑えるため」「利用に応じたキャンペーンがあるため」という回答も一部には見られました。節約に対する意識の高い人は、クレジットカードのこういったメリットを活用しているようです。

いまどきの20代の支払い事情をご紹介しましたが、今後はQRコードとスマホアプリで会計を完了できるなど、ますますキャッシュレス社会になっていくことが予想されます。そうなると、シーンごとの支払いの選択肢が増える以上に、自分のお金の管理の方法やお金との付き合い方もガラリと変化するかもしれませんね!

(文・編集:東京通信社)

<調査概要>

【対象者】20歳~29歳のホワイトカラー系職種の男女
【回答人数】310名
【雇用形態】有職者(個人事業主、自営業、パート・アルバイト、学生、主婦、無職は除く)
【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
【調査期間】2017年10月20日~2017年10月21日
※記事中の割合データは、複数回答・四捨五入の関係で合計値が100%にならない場合があります。



※この記事は2018/02/01にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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