1ミリも尊敬できない上司と、絶妙な距離をとる方法

すべて部下任せなのに手柄は総取り、予算達成にはうるさいのに自分は経費を使いまくり、仕事ができないわりには“ちゃぶ台返し”が大好き等々……。

1ミリも尊敬できない上司と、絶妙な距離をとる方法

すべて部下任せなのに手柄は総取り、予算達成にはうるさいのに自分は経費を使いまくり、仕事ができないわりには“ちゃぶ台返し”が大好き等々……。

あなたの身の回りにもこんな「1ミリも尊敬できない上司」はいませんか?

できれば関わり合いたくない存在ですが、残念ながらそれでも上司。かといってご機嫌取りは自己嫌悪に陥りますし、無下にあしらって嫌われると出世にも響きそう。いったいどうすればいいのか?そんな困った上司との距離を適度にたもつテクニックをご紹介します。

1:なるべく目立たず、プライベートな会話は避ける


特に優秀な人は、「自分が努力しなければ」と改善案をマジメに考えてしまいがちですが、そんなモラル・ハラスメント(モラハラ)を地でいく上司には、残念ながら通用しません。

むしろ、「自分が上司に認められよう」と頑張り過ぎず、自分に与えられた担当業務を淡々とこなすほうがベター。極力、プライベートな会話も避け、ストレスが降りかかる距離まで近づきすぎないようにしましょう。上司から話しかけられた場合も、同意も否定もせず、受け流すことが肝心です。

2:「とりあえず謝る」は逆効果


上司からの理不尽な叱責が続くと、その面倒を終わらせることを優先するために「とりあえず謝って、その場を済ませよう」。…そんな時ありますよね?

ですが、それがつづくと、あなたが「上司のストレス解消の相手」というポジションに陥ってしまう可能性があります。

そうした“サンドバッグ”状態を避けるためには、面倒くさがらず、上司に「どのようにすべきか」お伺いを立てるようにしましょう。

3:上司は「取引先」という設定で働く


あなたの上司は毎日顔をあわせるのも苦痛な存在かもしれませんが、例えばそれが取引先だったらいかがでしょうか?多少振り回されても「これが自社の利益に繋がるなら…」と多少我慢もできそうな気がしてきませんか?

そこで、あなた自身たまたまこの会社のこの部署に出向してきたパートナー企業だと思い込むのです。上司イコールお得意様なので、あいさつをはじめ、日常会話やランチのお付き合いなども、あくまで「業務」としてこなしていきます。

当然、この取引先プレイも仲間がいると頑張れます。もし上司の愚痴を共有できる同僚がいるのであれば、互いに「今日はどちらがお得意をうまく転がせたか」を競うゲームにしてしまっても面白いかもしれません。

4:上司が参加する飲み会は避けずに出席する


嫌いな上司との飲み会は、苦行でしかないと思いがちです。ですが、これは将来的に適度な距離を保つための準備段階。露骨に避けるのも困難ですし、むしろ積極的に出席したほうがよいでしょう。

しかし、参加する場合はほかの同僚たちと一緒に…が前提。あくまでサシ飲みではなく、同じく上司を嫌っている仲間2~3名と参加し、大いに飲み食いするのがポイントです。

尊敬できない上司だからといって、憎しみをむき出しにしたり、社内で孤立化させるのは逆効果です。むしろこれは自分を成長させてくれる機会だと思い込み、日々、困った上司への対応マニュアルを考えておきましょう。

…とはいえ、上司にいい顔をし続けるにも限界があります。あなたが心を病んでは元も子もありません。そこで、こんなストレス解消の方法はいかがでしょうか。ということで最後は、こんな番外編をご紹介。

番外編:自らガス抜きのため可愛い仕返しを実行する


仕返しと言っても、例えば「ITリテラシーが低い上司のパソコンをかな入力(あるいはローマ字入力)に変えておく」などです。

ただし、【番外編】はあなたが精神バランスを崩さないための妄想上の仕返しとし、あなたの脳内ストーリーとして留めておくことをお勧めします。
いわゆる、そうした上司のモラル・ハラスメントを受け続けていると、「自分がダメだから叱責されるんだ」という自己否定に陥ってしまいがちですが、それはNG!たとえ妄想力を用いても(!?)極力、精神状態はフラットにしておく方が賢明です。

なぜなら、モラハラ上司は「部下に弱みを見せたら負け」という不安から攻撃することが多いため、オドオドした自信なさげな態度を見せると、より標的とされてしまうかもしれません。こちらに落ち度はないのですから、いつなんどきも毅然とした態度で、上司と向き合えるように精神状態を整えておくことが大事なのです。

そうしてモラハラ上司とビジネスライクに付き合っているうちに、あなたのコミュニケーションやビジネスのスキルがいつのまにやら向上している……なんてこともあるかもしれません。


※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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