取引先や同僚と一緒にいて、「この人は仕事できるな」「この人はあんまり……」と差を感じてしまうことってありますよね。
そのとき私たちは相手のどのようなところを見て、仕事ができる人か、できない人かを判断しているのでしょうか?
そこで20代の男女150人ずつ計300人に、14項目の中から「仕事ができる人の条件」に合致していると思うものを3つ選んでもらいました! 票が多く集まったトップ5は下記の通り…。
Q. 仕事ができる人の条件は? (1人3つまで回答)
<トップ5> ※ポイントは300ptが満点
1位 時間や納期をしっかり守る…172pt(57.3%)
2位 段取りがしっかりしている…140pt(46.7%)
3位 コミュニケーション能力が高い…116pt(38.7%)
4位 目標達成志向が強い…87pt(29.0%)
5位 自発的に動いて、自分から仕事を見つけられる…65pt(21.7%)
調査結果から20代のビジネスパーソンが最も気にかけているのが、「時間や納期をしっかり守るかどうか」ということが分かりました。そして、納期を守るための段取りやスケジュール管理ができることも“できる人”の条件になるようです。つまり、「決められた仕事を時間通りに仕上げる」ということが、一番のポイントになると分析できます。初歩的なことのようにも思えますが、これだけ多くの人が支持しているということは、意外とできている人は少ないのかもしれませんね。
ほかにも「目的達成思考が強い」や「自発的に動いて、自分から仕事を見つけられる」という“仕事に取り組む上での姿勢”が積極的であることも重要な要素のようです。
……ちなみに周りにいる何人かの20代ビジネスパーソンに「仕事ができる人の条件」を聞いてみたところ下記のような回答が返ってきました。
「納期や期限を守れる人はたとえ口数が少なかったり、コミュニケーションが多少下手でも信用が置けます。当たり前だけどそこを踏み外さない人が、みんなから信頼される人になるのかなと」(関東/女性/20代後半)
「何よりお客さんに頼りにされること。仕事以外の話でも盛り上がれるくらいの関係をすぐに築ける人は“できる人だな”と感じます」(関東/男性/20代後半)
「仕事で問題が発生したときに解決策や代案をすぐに提案できる人。アイデアを常にもって仕事できる人ですね」(関東/女性/20代前半)
業種によって感じ方や言い回しは多少違えども、やはりトップ5に入っている要素は含まれている印象でした。当たり前のようですが、まずは自分に与えられたタスクを正確に全うできることこそが大事なのだということが分かりますね。仕事ができる人になるために、基本こそが大事だということを胸に刻んで、明日からの仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか?
※この記事は2013/10/22にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています
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