【世界の休暇日数ランキング】日本は何番目?他国と比較してみた

秋は、「体育の日」「文化の日」など祝日が続き、3連休が多いと感じている方は多いのではないでしょうか。

【世界の休暇日数ランキング】日本は何番目?他国と比較してみた

秋は、「体育の日」「文化の日」など祝日が続き、3連休が多いと感じている方は多いのではないでしょうか。

でもちょっと待って! 日本のお休みって果たして多いといえるのでしょうか?

他の国に目を向けてみると、例えばアメリカでは11月第4週の木曜日はThanksgiving Day(感謝祭)。その前後で、4日?7日ほど休暇を取得するのが一般的なのだとか。11月の感謝祭の後には、12月のクリスマス休暇と、なんだか休暇ばかりなイメージ……。

もしかして私たち日本人は働き過ぎ!? そこで世界の休暇日数を調べてみました。

世界各国と比較した日本の休暇日数


オンラインホテル予約サイト大手のHotels.com(ホテルズドットコム)によれば、世界の休暇日数(土日を除いた休日(有給休暇の取得日数含む)の合計)ランキングで日本は20位。一年を通じての休暇日数は、26日間となっています。

【世界の休暇日数ランキング】
1. ロシア(40日)
2. イタリア(36日)
2. スウェーデン(36日)
4. フィンランド(35日)
4. フランス(35日)
4. ノルウェー(35日)
4. ブラジル(35日)
8. デンマーク(34日)
8. スペイン(34日)
10. コロンビア(33日)
~~~~~
18. 韓国(27日)
20. インド(26日)
20. 日本(26日)
25. アメリカ(20日)
27. シンガポール(18日)

ヨーロッパ諸国には休暇が多い?


最も休暇が多いのはロシアの40日間。続いて、イタリアとスウェーデンが36日間で並んでいます。ランキングを見ると、ヨーロッパ諸国において休暇が多いことが分かります。これはバカンス制度に加え、フランスでは5週間の有給休暇が法律制定されていることなど、法制度にも関わってくるようです。

ちなみに、アジア地域には平均以下の国が多く、台湾・シンガポール・中国にいたっては20日間に達していないという結果でした。今回のランキングをアジアに限ってみると、日本の順位は健闘しているとみることもできます。


しかしながら、サービス残業や休日出勤、有給の未消化などを考えると、日本人はやはり働きすぎなのかもしれません。若年層を中心に新しい働き方が注目されている今、日本の休暇について考える良いきっかけになったのではないでしょうか。


(関連リンク)
日本は30カ国中20位! 世界の休暇日数を比較
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※この記事は2013/11/08にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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