いまさら聞けない!5分でわかる”キャッシュレス決済”のメリットとデメリット

キャッシュレス決済の話題を聞くことが多くなりましたが、詳しく知らない人は意外と多いのではないでしょうか。そこで、この記事では簡単にキャッシュレス決済のメリット・デメリットを紹介します。

いまさら聞けない!5分でわかる”キャッシュレス決済”のメリットとデメリット

「キャッシュレス社会ってよく聞くけど、そもそもキャッシュレス決済って何?」「キャッシュレス決済にすると、どんなメリットやデメリットがあるの?」

キャッシュレス決済の話題を聞くことが多くなりましたが、詳しく知らない人は意外と多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では簡単にキャッシュレス決済のメリット・デメリットを紹介します。

【この記事の内容】

・キャッシュレス決済とは何か
・キャッシュレス決済によるメリット
・キャッシュレス決済によるデメリット

 

キャッシュレス決済とは何か


キャッシュレス決済とは、現金ではなくクレジットカードや電子マネーを利用して決済をすることです。文字通り、現金(キャッシュ)でのやり取りをなくす(レス)支払い方法です。

具体的には、買い物をするときに「VISA」や「MasterCard」などのクレジットカードで決済することや、「Suica」や「QUICPay」などの電子マネーで決済することを指します。

キャッシュレス決済のメリット

 


キャッシュレス決済は「お金を持たなくていいから身軽」という部分がメリットとして取り上げられがちですが、他にもさまざまなメリットがあります。この記事では3つ紹介します。

・盗難の危険性が減る
・決済が早い
・クレジットカード決済なら、ポイントが貯まる

 

盗難の危険性が減る


現金を持つことの大きなデメリットは、盗難の危険があることです。もし、現金を盗まれて使われてしまうと、取り戻すことは困難となります。

対してキャッシュレス決済では、盗難による被害を最小限に抑えることができます。

たとえば、クレジットカードを盗まれた場合、すぐにクレジットカード会社に連絡してカードの利用停止をすれば、犯人はクレジットカードを利用することができません。

このように、現金とは異なり盗まれた後でも自分の財産を守ることができます。

決済が早い


現金での取引は、お金の出し入れやお釣りをもらうといった手間があります。レジの会計で手間取ってしまった経験や待たされた経験は誰にでもあると思います。

キャッシュレス決済であれば、クレジットカードやICカードを専用機器にかざすだけで迅速に会計が処理され、決済完了までに5秒もかかりません。

現金よりも早く決済できるため、時間の短縮につながります。

お得に買い物ができる


クレジットカード決済をすれば、買い物をするごとに、金額のおよそ0.5%~1%がポイント(※)として貯まります。

これは日常の買い物が常に値引きされていることと同じことになるので、非常にお得です。

(※ポイント還元率は、クレジットカード会社によって異なります)

キャッシュレス決済のデメリット

 


キャッシュレス決済はメリットばかりあるように見えてしまいますが、いくつかデメリットもあります。

特に、日本に住んでいる場合は致命的なデメリットになる可能性もあるので、少し注意が必要です。

・お金を使いすぎる可能性がある
・キャッシュレス決済に対応していない店では、支払いができない
・天災に弱い

 

お金を使いすぎる可能性がある


クレジットカード決済の場合、自分がどのくらいお金を使っているのか見えなくなりがちです。その結果、必要以上にお金を使いすぎてしまって、クレジットカードの引き落としに苦労することがあります。

お金の使いすぎを防ぐ方法として、家計簿アプリとクレジットカードを連動させることをおすすめします。

予算以上にお金を使用した場合はアプリからアラートが来るように設定できるものがあるので、使いすぎを防ぎたい場合に便利です。

キャッシュレス決済に対応していない店では、支払いができない


当たりまえではありますが、キャッシュレス決済するためには、専用の機器が必要です。そのため、機器を導入していない店では、現金で支払う必要があります。

日本は現金志向が強い影響からか、個人店の場合はキャッシュレス決済機器の導入があまり進んでいません。

チェーン店以外だと「現金のみ」のお店もまだまだ多いため、キャッシュレス決済に頼った生活をしていると、不便な思いをすることがあるかもしれません。

天災に弱い


キャッシュレス決済をするには、電気や通信などのインフラが必要です。もし、天災でインフラが停止した場合は、キャッシュレス決済は利用できなくなります。

現金であれば、たとえ天災でインフラが停止していようとも取引可能です。手元にあれば安心というのは、現金ならではの強みですね。

まとめ:キャッシュレス決済のメリット・デメリット


それでは、この記事をまとめます。

・キャッシュレス決済では、盗難の危険性が減る
・キャッシュレス決済だと、支払い完了まで早い
・クレジットカードで支払うとポイントがついてお得
・日本ではキャッシュレス決済に対応していない店も多いため、支払いができない場合がある
・天災でインフラが止まってしまうと、キャッシュレス決済は利用できなくなる



これからの社会では、さらにキャッシュレス決済が浸透していくと予想されます。

まだあまり使用したことがないという人は、今回紹介したメリットとデメリットをもとに、自分に合ったキャッシュレス決済化を進めてみてはいかがでしょうか。

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