記憶をなくしても信頼は失っちゃだめ! 忘年会の「忘れたい」失敗談

2018年まで残り1カ月を切りました。

記憶をなくしても信頼は失っちゃだめ! 忘年会の「忘れたい」失敗談

2018年まで残り1カ月を切りました。

12月初旬のこの時期、一年を締めくくる「忘年会ラッシュの真っ只中!」という方も多いのではないでしょうか。忘年会はただ飲んで楽しむだけではなく、普段話すことがない社内の人と気軽に話すきっかけだったり、部署やチームの団結力を高めたりと、20代のビジネスパーソンにとって非常に大切な場でもあります。

しかしお酒が入るとついつい油断してしまい、想定外のことが起きてしまったりするもの…。そこで今回は「職場のお花見失敗談」に続き、SNSから忘年会で「やってしまった!」というエピソードを20代?30代のビジネスパーソンに聞きました。事前によく読んで、楽しい忘年会にしてくださいね!

若手への試練「幹事編」


20代であればお店探しから、予算調整、出欠確認に司会など、責任重大な幹事を任されることも多いはず。幹事はちょっぴり苦手という人にとってはプレッシャーに感じてしまい、気合いを入れすぎてついつい「やってしまった!」なんてことも少なくないようです。


・料理の好き嫌いを考慮して和洋折衷なんでも揃うようなお店を選んだところ、どの料理も美味しいとはいえず、何とも言えない微妙な空気が漂い辛かった。(27歳/男性/製薬)

・行ったことはないけれど、みんなをアッと言わせたくて知る人ぞ知る、隠れ家的な店を予約。しかし、隠れ家すぎて場所がなかなか分からず、雨の中スマホを片手に歩きぐるぐると彷徨うことになり、色々と寒さを感じた。(28歳/男性/SE)


<編集部>お店選びは幹事のセンスが問われる最難関の課題。こだわり過ぎてしまうと逆に裏目に出ることも。「ホームページの写真と実際が大きく違い、想定よりも安っぽい内装だった」という声も多く上がっていました。事前の下見は重要です! お店選びのコツは「飲み会が苦手な20代必見!酒席を成功に導く”必勝シナリオ”の作り方」でチェック!

・幹事ということで先輩にたくさんお酒を注がれ続け、すぐに泥酔してしまいました。幹事なのに途中で帰宅。自分の中で、しばらくこの反省を引きずりました…。(25歳/男性/メーカー)

<編集部>先輩にお酒を注がれてしまうとなかなか断りづらいもの…。トイレにたつ機会を増やしたり、気を遣っている風にいろんな人に話しかけに行ったり、お水を同じ量だけのむなど、なんとか回避策を用意しておきたいものです。

気を抜けば致命傷!?「二次会&余興ネタ編」


・まだまだ20代の若手にもかかわらず、二次会のカラオケに行った時、その場のノリで先輩におしぼり投げつけてしまったことがある。場が凍りついて、一気に我に返った。(25歳/女性/出版)

・上司が気持ちよさそうにバラードを歌っている前でイビキをかいて寝てしまった。(31歳/男性/保険)


<編集部>そんな時は「部長の声、α波がたくさん出ていて心地よかったんです!」なんて機転を利かせて逆にアピールしてみる、なんてどうでしょうか。

・我が社の余興は歌手のモノマネが恒例。本番1カ月前から練習し、MCまで決めてきたのに、当日まさかのド緊張で喉がカラカラに。景気づけようと飲み過ぎてしまったお酒のせいで完璧だった音程をハズしまくり、歌詞は飛ぶわ、振りも間違うわの散々な結果に。空回りすぎて後々みんなから総ツッコミを受けました。(28歳/女性/アパレル)

<編集部>場が温まってきた頃の余興、ほろ酔いになった頃の二次会も失敗しがちなシーン。ビジネスパーソンたるもの、帰宅まで気を緩めてはいけません。

飲んでも飲まれちゃダメ! ありがち「泥酔編」


花見に続いてやっぱり一番多いのがお酒を飲み過ぎての失敗談。最後に先輩たちの泥酔エピソードを一挙にお送りします。

・急性アルコール中毒になって運ばれた。(35歳/男性/飲食)

・飲み過ぎて千鳥足になってしまい、店を出た時にゴミだめにつっこんだ。全身が臭い上、まともに歩くこともできず、周りの先輩や同期の手を借りて帰宅。すごく迷惑をかけてしまった。(女性/29歳/医療)

・スマホや財布が入った鞄をどこかに忘れてきた。始発まで街を徘徊するも見つからず、駅で見知らぬ方に現金170円を貰って無事に帰宅。(23歳/女性/小売)


<編集部>ちょっとした優しさが心と体にしみますね。

・起きたら駅前の駐輪場で寝ていた。靴がきっちり揃った状態で脱いであったため、家の玄関だと思って寝てしまったよう。身体は痛いし凍えそうに寒いし、最悪な朝を迎えてしまった。(33歳/男性/不動産)

・帰ってストーブの前で寝てしまったらしく、起きたらお尻に軽いヤケドを負っていた。(29歳/女性/介護)


<編集部>怪我だけはしないよう、皆さんお酒はほどほどに!

・中国で現地赴任の日本人社員と忘年会。スナックで泥酔して翌朝目が覚めたら一人ぼっち。予約したホテル(チェックイン済み)には、キャリーバッグだけが1泊した。(39歳/男性/商社)

・目を覚ましたら知らないレストランの中にいて、早朝出勤したお店のスタッフに起こされた。鍵は閉まっていたはずなのに、どうやって店に入ったのか、酔っていて記憶が無く、完全迷宮入りの事件となった。(27歳/男性/広告)


<編集部>記憶が戻ったら、そのトリックで小説が書けそう。

・得意先の生命保険会社の会長とキャバクラに一緒に行った。会長のカードに甘えてガンガン飲んだはいいけど、会計はなんと200万だったとか…。ごめんなさい。(30歳/女性/IT)

・朝、隣に知らない男性が寝ていて「大丈夫?」と声をかけられた。間違えて自宅マンションの下の階の部屋に帰宅していたらしい…。(31歳/男性/出版)

・予約したお店の2階で飲んでいたら、1階でお笑い芸人が飲み会をやっていた。面白そうなので酔った勢いで勝手に混ざり、二次会まで付いて行ってしまった。泥酔のためその後の記憶はなく、午後すぎに目が覚めたらなぜか芸人の家にいた。そしてスマホには会社の人たちからの着信履歴が鬼のように入っており、目を背けてしまった…。(24歳/男性/サービス)


<編集部>無事だったようですが、女性は特に気をつけたいものです。

・忘年会を終えた後、程よく酔っ払った状態で同期たちと駅に向かっていたら、別の強面の酔っぱらいからなぜか、お正月飾りのミカンを投げつけられた。同期の間では忘れられない爆笑エピソードとして語り継がれている。(28歳/男性/営業)

会社の上司や同僚と、取引先のお客さんと、気心知れた友達と。一年間の慰労の場としてマナーを守りつつも楽しく過ごせることが何よりも大事。お酒に飲まれて記憶は失ったとしても、信頼だけは失わないよう気をつけましょう。それでは楽しい忘年会を!

(取材・文:ケンジパーマ/編集:東京通信社)

※この記事は2017/12/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。

page top