言動の不一致はタブー!? 20代が嫌だと感じるタイプの先輩とは?

20代の若手社員にとって、上司以上に密に関わることが多いのが、年齢の近い30代の先輩社員。

言動の不一致はタブー!? 20代が嫌だと感じるタイプの先輩とは?

20代の若手社員にとって、上司以上に密に関わることが多いのが、年齢の近い30代の先輩社員。

「こんな先輩になりたい」と思える人であれば良いけれど、ハズレると距離が近いだけに悲惨なことに……。そこで今回20代の男女1,500人に「こんな先輩(30代)は嫌だ」と思う要素を、15の選択肢から最大3つ選んでもらいました。結果は以下の通り!

20代が選ぶ、「こんな先輩(30代)は嫌だ」ランキング


1位 時と場合によって言っていることが異なる…47.8%(743票)
2位 人によって接し方が異なる…32.4%(503票)
3位 感情的になる…31.1%(483票)
4位 口だけで行動が伴わない…27.9%(433票)
5位 自分よりも仕事ができない…23.8%(369票)
6位 言葉がキツイ…21.8%(338票)
7位 話かけづらい…18.2%(282票)
8位 視点・視野が狭い…17.6%(273票)
9位 上司の顔色ばかり気にしている…17.3%(268票)
10位 自分の仕事を押し付ける…15.3%(237票)
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11位 人を褒めない・評価しない…11.7%(181票)
12位 こちらの仕事内容や仕事量を把握していない…11.5%(179票)
13位 後輩の教育に熱心でない(放置している)…10.3%(160票)
14位 特になし……4.0%(62票)
15位 その他……1.5%(24票)

※3つまで選択可


調査の結果から「時と場合によって言っていることが異なる」、「人によって接し方が異なる」、「口だけで行動が伴わない」など、行動や態度に一貫性がないことが、多くの20代にとって不満の原因となることが分かりました。こうした不満は先輩社員から何を求められているのかを注意深く観察し、仕事に取り組んでいるからこそ浮かび上がるもの。先輩の軸がブレているのを気づいてしまうと、信頼を置きにくくなるのかもしれません。また「感情的になる」「言葉がキツイ」「話しかけづらい」といった、分からないことを聞くときや、助言をもらう際などのコミュニケーションに関する不満もランキングの上位に多く見られました。

一方で、「人を褒めない・評価しない」「こちらの仕事内容や仕事量を把握していない」など、業務の内容に関するものは、順位が低めということも明らかに。できれば、先輩から干渉されずに、自由に働きたいという20代の気持ちの表れなのかもしれません。

ちなみに職種別で見ると、金融系専門職では「言葉がキツイ」が3位にランクイン。業務に関する知識を先輩からOJTで教わることが多そうな分、ちょっとした言葉尻にストレスを感じるのかもしれません。また、お客さんへの対応を臨機応変に求められる営業系では、「視点・視野が狭い」が5位という結果に。業界柄、柔軟な発想や着眼点を持てない先輩には、マイナスな印象を抱いてしまうということ…!? このように、業種や職種によって先輩社員の嫌だと感じるポイントは少しずつ違っているようです。

後輩社員に仕事を任せても「思い通りに動かない」と感じている30代の皆さん。20代の社員が嫌だと感じるポイントに身に覚えがないか、胸に手を当てて振り返って、明日からのコミュニケーションに役立ててみてはいかがでしょうか?

また、自分は20代だからまだ関係ないと感じている皆さんも、自分が30代になった時、後輩から「嫌な先輩」と嫌煙されないよう、反面教師としてこの結果を参考にしてみてくださいね。

↓↓↓調査結果はこちら


※この記事は2014/02/28にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。

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