パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」が、「転職市場予測 2019上半期」を発表しました。
業界・職種の動向予想
■営業
営業職の求人は自動運転、Web、広告、人材、医療機器メーカーなどで増える見込み。
■人事
人事は採用や労務のニーズが高く、教育・研修担当の求人も増加。
■経理
経理の転職は決算を控えた1月、2月がチャンス。成長企業やシェアード会社の求人も増加中。
■法務
中堅企業では組織拡大にともない、法務のポテンシャル採用が活発に。
■企画・マーケティング
企画、マーケともに増加、特にWebマーケティング担当者の採用熱は高い。
■クリエイティブ
Webのクリエイティブ職は年収アップやキャリアアップもかないやすい状況。
■ IT・通信
ITエンジニア争奪戦が過熱。他職種に比べてスピーディーに内定が出るケースも。
■電気・機械
自動車・半導体の好調が生産設備メーカーにも波及。求人が豊富な状況が続く。
■化学・素材
化学系の経験・知識を活かして半導体・自動車業界ではたらくチャンスも。
■建築・土木
2020年に向けて一時的に未経験OKの施工管理求人が増加の見込み。
■販売・サービス
中食やコールセンター、携帯電話販売の求人ニーズに注目。
■金融
銀行・証券はIT、企画、専門職の厳選採用。保険、リースは求人数を維持。
■メディカル
医療×IT、医療×人材サービスなど、メディカル周辺領域で採用意欲が高まる。
■事務・アシスタント
求人は1月~6月が豊富。人気の職種だけにアピールポイントを組み合わせて。
上記データの詳細はこちら
さまざまな分野において、専門性を持つ人材ニーズが高まる
「doda」編集長である大浦征也氏によると、2019年上半期(1月~6月)の転職市場全体は、引き続き豊富な求人数で企業の採用意欲も旺盛な状況が続くとのことです。
また、複数の分野で「専門性のある営業職」と「データ活用の専門職」に注目が集まっています。
「専門性のある営業職」では、技術的な経験や業界特有の知識を持つ人材のニーズが高まると予想されます。エンジニアの経験を活かして営業にキャリアチェンジすることや、金融や医療の業界経験を強みとして異業界の営業に転職するなど、転職先の選択肢も広がる見込みです。
「データ活用の専門職」では、IT・通信、電気・機械、企画・マーケティングの3つの分野で「データサイエンティスト」が、企画・マーケティングでは「Webマーケティング」が注目職種となっています。今後は、社内に蓄積される大量のデータを活用し、事業貢献できる人材が求められると予想されています。
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