自分が行きたい会社を考えるとき、無意識のうちに周囲の期待を考慮にいれている……。そんな風に思ったことはありませんか?
例えば、長男長女は、家族のために比較的安定的な企業やブランド力のある企業を選び、末っ子や次男はプレッシャーなく自分が本当に望む企業を選ぶとしたら、兄弟構成が会社選びに与える影響はどれほどのものなのでしょうか?
そこで、2500人にアンケートを実施し、「働きたい企業」のランキングを兄弟構成別で作成してみました!
「1人っ子」や「長男・長女」の傾向を見てみると、「次男・次女」や「末っ子」では圏外の「三菱商事」や「全日本空輸(ANA)」が上位にランクインしていることがわかりました。この結果から、「家長」になることを期待される1人っ子や長男・長女は、家族や周囲の人に誇れるような各業界の老舗や、最大手企業を選ぶ傾向があるようです。
一方で「3人兄弟以上の真ん中」や「3人兄弟以上の末っ子」には、日本一社員を幸せにするがモットーの「未来工業」や面白いことしかやらないが売りの面白法人「カヤック」、タニタ食堂で有名な「タニタ」などユニークな社風や制度を持つ企業がランクイン。やはりお兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、家族の中でそれほど責任を押し付けられることの少ない「3人兄弟以上の真ん中」や「3人兄弟以上の末っ子」は、比較的自由度が高そうな企業を好む傾向が分かります。
今回の傾向は、以前調査した兄弟構成と職業の関係性で判明した、長男長女は「安定志向」、大家族の次男次女、末っ子は「クリエイティブ志向」という結果とも合致しており、兄弟構成というのは、企業選びにもかなり影響していると分析することができそうです。皆さんも自分の兄弟構成を振り返りながら、この結果を確認してみてくださいね。
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※この記事は2013/07/23にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています
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