BASE代表が選ぶ、デジタルネイティブ世代のスゴい学生起業家3人

あなたはデジタルネイティブですか?

BASE代表が選ぶ、デジタルネイティブ世代のスゴい学生起業家3人

あなたはデジタルネイティブですか?

「デジタルネイティブ」とは、生まれたときからインターネットが空気や水のように存在していた世代。おそらくこの記事を読んでいる皆さんは、人生の途中からITに触れた「デジタルイミグラント」世代ではないでしょうか。

最近、ウェブ業界をデジタルネイティブ世代が席巻しています。

鶴岡裕太(つるおか・ゆうた)さんもその一人。彼が学生時代に起業したBASE株式会社は、無料でネットショップを作ることができるウェブサービスを運営。2013年にはサイバーエージェントより2億円、2014年に入ってさらにグローバル・ブレインより3億円の出資を受けました。また、サービス開始からわずか2年でショップ開設数が10万店を超えるなど、著しい成長で注目を集めています。


そんな鶴岡さんらに続き、今まさに新たな才能たちが台頭しはじめているようです。今回はBASE代表鶴岡さんに、いま注目の学生起業家と、そのサービスを選んでいただきました!

堀江裕介(ほりえ・ゆうすけ)さん ~デリ業界に新風届ける慶應ボーイ~


この人のサービスはこれ!


「彼がつくったのは、『(デリー)」という渋谷エリアを中心とした、フードデリバリーの代行サービスです。


近隣のあらゆる飲食店の人気メニューをアプリやWeb上で簡単に注文でき、自分がどこにいても30分以内に届けてくれるというこのサービス。「配送というジャンルにチャレンジしているのが面白いと思いました。アメリカではグーグルやアマゾンといった大企業のように、ユーザーが購入したらすぐに届けるという世界観ができているので、日本でもそのようなサービスが広がるのはそう遠くないと思っています」(鶴岡さん:以下同じ)

この人のここがスゴイ!
「彼は現役の慶応SFC生で、dely株式会社のCEOです。フードデリバリーは、アメリカで2014年8月にフードデリバリーサービス『Caviar』が9000万ドルでSquareに買収されるなど、いま世界的にも非常に注目されている分野です。

しかし、日本のフードデリバリー業界は市場規模1.6兆円というマーケットサイズながら、ピザやお寿司などの非常に限られた選択肢、電話での注文受付など前時代的で今の時代にマッチしていません。そこに彼は目をつけました。彼の市場を見抜くセンスや自ら営業をして回る行動力はすごいと思います」

ハヤカワ五味(はやかわ・ごみ)さん ~コンプレックスから新しい価値を創造する美大生~


この人のサービスはこれ!


「高校生のころからデザイナーとして活躍していた彼女が新たなブランドとして立ち上げたのが『feast(フィースト)』です。」


feastは、自身のコンプレックスから生まれたという、胸の小さい女性専用のランジェリーブランド。

「あくまで機能性よりもデザインを重視している点や、ブランドを通じて新たな価値観を創造している点に、五味さんのアーティスト性を感じます」

この人のここがスゴイ!
「五味さんは現役の多摩美大生ですが、高校2年生の時から自分でデザインした商品を販売しており、その時からすでにビジネスパーソンとしての素質を発揮していたのだと思います。

僕自身は男性なので、あまり詳しく話題に触れていいのか迷うのですが……(笑)今も昔も、コンプレックスで悩んでいる女性はきっとたくさんいるはずです。そういったコンプレックスを『シンデレラバスト(品乳)』と名付け、ブランドと一緒に売り出してしまうことで見事に“魅力”へと昇華しています。新たな“可愛い”を作り出してしまうのは、純粋にすごいと思うし、彼女にしか出来ないことですよね。

それに、feastの告知ツイートは1.4万リツイートされ、発売前から大きな話題になりました。ソーシャルメディアを駆使したマーケティングやECを使いこなす彼女はまさに“新しい時代の人”といった印象です」

板本拓也(いたもと・たくや)さん ~挫折が生んだ負けん気の強さ~


この人のサービスはこれ!


「彼は『Whats(ワッツ)』という世界中の動画や画像を紹介するサイトを運営しています。


Whatsはソーシャル時代、モバイル時代に最適化した「グッとくる未知」を届けるバイラルメディアです。「海外では広く知られているバイラルメディアですが、Whatsは日本の先駆け的存在です。今でこそ国内でも知られてきてはいますが、まだまだ発展途上のジャンルであり、こういったサービスの運営においてなにより重要なのはいかにマネタイズを行うかだと思っています。

彼は、このバイラルメディアをただのサービス運営ではなく、しっかり“ビジネス”と捉えています。メディア出身でない彼が運営しているからこそ、新しいメディアの形をつくり上げてくれるのではないかと、今後の動向に注目していきたいと思っています」

この人のここがスゴイ!
「彼は大阪大学を休学し、株式会社スタートアウツを立ち上げました。起業するというのはもちろん並大抵の覚悟ではできないと思うんですが、彼の場合は特に“内に秘めた負けん気の強さ”みたいなものを感じます。彼は大学受験時に一度挫折を味わっていて、そういった経験を持つ人はとても強いと思うんです。彼の『高い目標にまっすぐ努力することだけは誰にも負けない』といった気持ちや、『迷っている時間があるならとりあえず行動してみる』という決断力は、きっと今後の活躍の原動力になるんだろうなと思います」

今回鶴岡さんが紹介してくれたデジタルネイティブ世代の学生起業家のスゴさは、柔軟な発想と行動力にあるようです。

デジタルイミグラントのビジネスパーソンも、負けていられません。ほら、学生起業家たちの事業に触発されて、あなたの頭に今にも最高なサービスのアイデアが浮かんできそうではありませんか?

識者プロフィール
鶴岡裕太 鶴岡裕太(つるおか・ゆうた)/BASE株式会社代表取締役。1989年生まれ、大分県出身。大学在学中にクラウドファンディングのcampfireを運営するハイパーインターネッツ社でエンジニアのインターンとして働いた後、paperboy&co.(現在はGMOペパボ株式会社)創業者家入一真氏と複数のサービスを立ち上げ、バックエンドのプログラミングやディレクションを行う。2012年12月にBASE株式会社を創業。国内最大級のネットショップ構築ツール「BASE」のショップ開設数は現在10万店舗を突破。

※この記事は2014/09/22にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。

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