小説やエッセイ、ビジネス、料理……世の中にはさまざまな種類の本があふれています。
ブログやSNS、小説投稿サイトなどで、趣味として文章を書く人もいるのではないでしょうか。
また、「自分の気持ちを表現したい」「多くの人に感動を与えたい」「自分の知識で誰かを助けたい」、そういった気持ちから本を出版したいと考えている人もいると思います。
しかし、本を出版するためには、小説やエッセイだとコンテストで受賞する必要があったり、ブログであれば人気になった上で出版社に声を掛けられたりする必要があります。
また、自費出版では高額な費用がかかるため、いずれにしても本を出版するハードルは高いイメージがあります。
そこで、おすすめしたいのが電子書籍の出版サービスです。電子書籍ストアを利用することで誰でも簡単に出版ができ、基本的に費用もかかりません。
さらには収入を得ることも可能で、趣味を副業とすることもできるでしょう。
今回は、電子書籍出版のおすすめサービス・ストアや、電子書籍をたくさん販売する方法を紹介します。
電子書籍出版のおすすめサービス・ストア
まずは電子書籍ストアに登録し、自分の出版アカウントを作成しましょう。
現在、さまざまな電子書籍ストアがありますが、今回は本の出版を無料で行えるおすすめサービス・ストアを3つ紹介します。
KDP(Amazon Kindle )
KDPは、世界最大級のインターネット通販サイトAmazonが提供する電子書籍の出版サービスです。自作した電子書籍のデータを「Amazon Kindleストア」で販売できます。
本の価格設定は「0.99ドル」から設定可能。ロイヤリティは販売価格の「70%」か「35%」、どちらかを選択することができます。
ただし「70%」を選んだ場合、「ほかのサービスや書店などでの販売不可(90日間)」、「価格が2.99ドル~9.99ドルの範囲内」などの制約がかかってしまうので注意が必要です。
楽天Koboライティングライフ
楽天Koboライティングライフは、電子書籍ストア楽天Koboが提供する出版サービスです。
楽天IDを持っていればすぐに登録することができ、書籍情報の差し替えや売り上げの確認も簡単にできます。
また、海外に向けて出版する場合も日本円の希望価格を入力するだけで、海外の通貨レートに合わせて自動的に販売価格を設定してくれます。
本の価格設定は「80円」から設定可能。ロイヤリティについては「80円~298円」の場合は「45%」、「299円~100,000円」の場合は「70%」です。
iBooks Store
iBooks Storeは、iPhoneでお馴染みのApple社が提供する電子書籍ストアです。
常に高いロイヤリティなのが魅力ですが、電子書籍データのアップロードにはMacが必要です。
そのため、Windowsユーザーは利用できないというデメリットがあります。
本の価格設定は「50円」から設定可能。ロイヤリティは「70%」です。
出版した本をたくさん販売するためには
個人で出版した電子書籍をたくさん売るためには、自分自身での広報活動が大切です。SNSなどを積極的に利用していきましょう。
電子書籍のタイトルを、ひと目で内容が想像できるものに設定するのも重要です。そうすることで、電子書籍ストアの検索結果で表示されやすくなり、ユーザーの目に触れやすくなります。
まずは執筆する前に、自分の書きたいものと同じジャンルの本を探し、どのような内容で出版されているか見てみるのも良いでしょう。
電子書籍の特徴の1つは、文章の作成から校閲まで自分ひとりで行えることです。
出版する際に審査はありますが、そこまでに誰の修正も入らないため、自分の好きなように書くことができます。自分らしい表現で執筆してみましょう。
電子書籍出版で夢を現実に
自分の表現したもので、誰かを感動させたり、幸せにしたりする。そんな小説家やエッセイストになることを夢にしている人もいるでしょう。
「まだ、趣味の域を出ない……」「ちょっと自信がない……」と悩む人もいると思いますが、思い切って電子書籍で出版してみるのはいかがでしょうか。
自分の作品が人の目に触れて評価されることで自身の成長にもつながりますし、共感・感動をしてくれる人がいれば、何ものにも代えがたい喜びとなります。
電子書籍出版で副業として、夢を現実にしてみてはいかがでしょうか。
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