「スケジュール管理はパソコンやスマホでしている」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はMicrosoft Excel(以下、Excel)における曜日入力のいろいろな方法を解説したいと思います。
簡単にできるカレンダーの作り方も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Excelで曜日を入力するもっとも簡単な方法
まずは曜日を入力する一番簡単な方法をご紹介したいと思います。
まずは日付セルを用意してその隣のセルに曜日を入れていくのですが、最上部の日付に対応する曜日だけを手入力します(下の例では4月1日の右側に「月曜日」と入力しています)。
この曜日セルの右下にマウスを合わせて、下にドラッグしていきます。そうすると月曜日→火曜日→水曜日…と曜日が順番に表示されます。
なお、こちらの動作はセルの右下をダブルクリックすることでも可能です。
曜日を自動で表示させるTEXT関数
それでは続いて、曜日にまつわる関数をご紹介します。先ほどのやり方の場合、日付を打ち変えても曜日は変わりません。
関数を使うことで日付と曜日を連動させることができるので、日付の修正をしたらそれに対応する曜日を自動で表示させることができます。
【TEXT関数の使い方】
=TEXT(値 , 表示形式)
TEXT関数は、セルの書式を文字列に変換する際によく使われますが、曜日表示させるときにも利用できます。
値は日付セルを指定し、表示形式のところには「aaa」「aaaa」「ddd」「dddd」のいずれかを入れます。
以下のように入れる記号によって、表示される内容が変わります。
1つのセル内に日付と曜日を表示させるには「セルの書式設定」を変える
1つのセルに日付と曜日を表示させることも可能です。
この場合は「セルの書式設定」を変えるだけ。日付セルを右クリックして「セルの書式設定」を選択。「表示形式」→「ユーザー定義」→「種類」に「yyyy"年"m"月"d"日"(aaa)」と入力してOKをクリックします。
TEXT関数の時と同様、「aaa」の部分を「aaaa」「ddd」などに変えれば、表示スタイルも変更できます。
日曜日や祝日の色を変えるなら「条件付き書式」を使う
関数と条件付き書式を使えば、土曜日・日曜日・祝日だけ文字の色を変更することもできます。手順は以下の通りです。
1.日付セルを選択する
2.「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「新しいルール」を選択する
3.「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択する
4.「=TEXT(A1,”aaa”)=”日”」と入力する
5.「書式」ボタンをクリックして、書式を指定する(文字色を赤にするなど)
この方法を使えば、「月曜日だけ色を変える」など、必要に応じて表示方法を変えることも可能です。
【番外編】1つのセルを変更するだけで使えるExcelのカレンダー
これまでご紹介してきた方法を使えば、たった3分でExcelの簡易カレンダーを作れるようになります。
作り方のポイントは、A2セル以外すべて数式であるということです。
そうすることで翌月のカレンダーシートを作成する際には、シートをコピーしてA2セルを「2019年5月1日」などと打ち変えるだけなので、複製も簡単にできます。
まとめ|Excelでの曜日入力はできる限り自動で行おう!
いかがでしたか。曜日を自分で手打ちするのは、結構な時間がかかります。
なので、今回ご紹介したような方法を使って効率的に作業を行うように心がけてみましょう。
時短にもなりますし、入力ミスも減らすことができますよ。
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