仕事でよく使うMicrosoft Excel(以下、Excel)ですが、自分がどれくらいExcelについて理解しているのか、よく分かっていない方がほとんどだと思います。
そこで今回はExcelのレベルチェック問題をご用意しました。初級・中級・上級と、レベル別に問題を出題していきます。この記事では、初級・中級レベルの問題をまとめました。
「自分のExcelレベルってどれくらいなんだろう?」「Excelの知識レベルを知りたい」という方はトライしてみてください!
Excelレベルチェック問題 【初級編】
まずは初級問題を出題いたします。Excelの基本を確認しておきましょう。
初級のショートカットをチェック
【解答】
Q1. 貼り付け
Q2. 検索のダイアログボックスを開く
Q3. すべて選択
【解説】
「Ctrl+V」は「Ctrl+C(コピー)」「Ctrl+X(切り取り)」と合わせて、もっともよく使われるショートカットキーのひとつですね。
「Ctrl+F」は検索をかけるときに使うショートカットキー。ちなみに、「Ctrl+H」は置換のショートカットキーなので合わせて覚えておきましょう。
初級の関数をチェック
【解答】
合計人口:12,330人 (式:=SUM(B2:B6))
平均人口:2,466人 (式:=AVERAGE(B2:B6))
【解説】
SUM関数とAVERAGE関数も基本中の基本。合計はSUM関数、平均はAVERAGE関数を使います。
似たものに「SUMIF関数」と「AVERAGEIF関数」というものもあるので、合わせて以下の記事で確認しておきましょう。
参考URL:これだけは覚えておきたい!ビジネスで必須のExcel関数4選
初級のExcel知識をチェック
【解答例】
・コピペがうまくいかなくなる
・結合セルを含んでいると余計なセルまで選択されてしまう
・フィルター機能を正しく使えなくなる
・並べ替え機能が使えなくなる など
【解説】
表やデータベース内に結合されたセルがひとつでも入っているとフィルターや並べ替えができなくなってしまいます。
セルの結合を使うのは簡単ですが、そのデメリットもしっかりと知っておくようにしましょう。
参考URL:【Excel】セルの結合、なんとなく使っていませんか?安易に使用するデメリットと解決策をご紹介
Excelレベルチェック問題 【中級】
続いて、中級問題です。
中級のショートカットキーをチェック
【解答】
Q1:元に戻す
Q2:直前の作業を繰り返す
Q3:書式設定のダイアログボックスを開く
【解説】
「Ctrl+Z」で作業を取り消したとき、「Ctrl+Y」でそれをさらに元に戻すことができます。なのでこの2つのショートカットキーは、セットで覚えておきましょう。
「Ctrl+1」も頻出です。セルの表示形式を変更させたり、セルの色を変えたりしたいときに便利なキーですよ。
参考URL:これだけは覚えておきたい!Excelのショートカットキー9選 ~入門編~
中級の関数をチェック1
【解答】
Q4:=MID(A1,4,4)
【解説】
MID関数は文字列の中間を抜き出したいときに使う関数です。「=MID(検索文字列 , 開始位置 , 文字数)」で定義されます。
文字列の端から抜き出しをスタートさせるRIGHT関数・LEFT関数と一緒に覚えておくといいでしょう。
参考URL:【Excel】「住所から県名だけ」「苗字と名前を分割」など!文字列の一部だけを抜き出したい時に使える関数
中級の関数をチェック2
【解答】
Q5-1:3
Q5-2:5
【解説】
FIND関数を指定した文字が「文字列のなかの何文字目に位置しているのか」を表示させます。LEN関数は文字列の「文字数」を抽出する関数です。
これらの関数は単体で使う機会はあまり多くないのですが、ほかの関数と組み合わせることでできることの幅が広がります。
参考URL:【Excel】「住所から県名だけ」「苗字と名前を分割」など!文字列の一部だけを抜き出したい時に使える関数
中級の関数をチェック3
【解答】
Q6:=IF(B2>=70,"合格","不合格")
【解説】
IF関数は設定した論理式に合わせて、表示させる結果を変えられる関数。「=IF(論理式,真の場合,偽の場合)」で定義されます。
この場合、70点以上あれば「合格」、それ未満であれば「不合格」と表示させたいので、それぞれを真の場合・偽の場合に当てはめます。
詳しい使い方は以下の記事で紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
参考URL:【Excel】今さら聞けない?IF関数の使い方を覚えよう!IFを含む6つの関数も一挙紹介
中級のExcel知識をチェック
【解答】
1. G3セル~I8セルまでを範囲選択する
2.「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「新しいルール」を選択
3. ルールの種類を「指定の値を含むセルだけを書式設定」にする
4. ルールの内容を左から「セルの値」「次の値以上」「85」に設定
5.「書式」をクリックし、セルの塗りつぶしを黄色に設定して完了
【解説】
条件付き書式とは、条件に一致しているセルのみ書式を変更できる機能です。データバーやカラースケールなどその種類も豊富で、データをビジュアル的に見やすくできます。
参考URL:【Excel】一瞬でデータを見やすくできる!「条件付き書式」ってなに?
ここまで、初級・中級レベルの問題を出題しました。あなたはどの程度回答することができましたか?わからなかった問題については参考URLのページで詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
「初級・中級レベルは余裕だった!」という方は、上級レベルも用意していますので、以下のリンクから記事にアクセスしてみてください。
【上級レベル】
【Excel】あなたのExcelレベルはどれくらい? 上級編
Excel(エクセル)記事まとめ
覚えておけば残業知らず!Excel時短記事まとめ
見づらい資料からサヨナラ!Excel資料作成記事まとめ
覚えて仕事を効率化!Excel関数記事まとめ
PowerPoint(パワーポイント)記事まとめ
Word(ワード)記事まとめ
あなたの本当の年収がわかる!?
わずか3分であなたの適正年収を診断します