気になるみんなの「仕事のやりがい」 300人に聞いてみた!

今回のアンケートでは、皆さんから“仕事のやりがい”について教えてもらいました。そこからは職種は違えど、いくつかの共通するものが見えてきました。

気になるみんなの「仕事のやりがい」 300人に聞いてみた!

「仕事のやりがい」。一口に「やりがい」と言ってもどんなものがあるのでしょうか?

仕事をする上で重要なキーワードとなる「やりがい」ですが、そこに何を見出すかは人それぞれ。価値観も多様です。

そこで今回のアンケートでは、皆さんから“仕事のやりがい”について教えてもらいました。そこからは職種は違えど、いくつかの共通するものが見えてきました。

感謝される、褒められることがやりがい

社会への貢献。対人仕事なのでその相手からの感謝。(女性・30代/会社員、団体職員)
上司や先輩に褒められたり感謝された時。 特に、職場の飲み会などのお酒が入った状態で言われると、尚嬉しいです。(女性・20代/会社員、団体職員)
モノづくりで作ったものをユーザーが使って便利そうだったり、使ったことの感想として、褒めてもらったり、感謝してもらうこと。(男性・30代/会社員、団体職員)
福祉関連サービス業です。月並みですが、利用者に感謝されると嬉しいですね。福祉職のクセなのか、あまり成果や金銭に大きな魅力や達成感は無く、笑顔や感謝の言葉が一番のやりがいです。(女性・30代/会社員、団体職員)

デスクワーク、サービス業など職種に関わらず、仕事をすると職場の上司や同僚、取引先、お客様といった多くの人と接することになると思います。

自分のする仕事がそういった人たちから褒められたり、感謝されたりすると嬉しいですよね。「やっててよかった。頑張ってよかった」と、それまでの苦労も報われます。

お客様から「ありがとう。助かったよ。」と言われた時。(男性・20代/会社員、団体職員)
お客様からの喜びのお電話があったとき(男性・20代/会社員、団体職員)
お客様からの「ありがとう」という言葉が何よりのやりがいです。(女性・20代/会社員、団体職員)

このように「ありがとう」という言葉をかけてもらえた瞬間に、やりがいを感じるという回答も多く寄せられていました。

お金がやりがい

仕事に対して対価として満足な給料をもらえること(女性・30代/会社員、団体職員)
基本的には、給与が仕事のやりがいでしょう。 形に見える評価とは、給与以外ないからです。(男性・30代/会社員、団体職員)
趣味の為にお金を稼ぐ事が1番のやりがい!(女性・30代/契約社員、派遣社員)
一にも二にもお金のため。 預金通帳の額が大きくなるのを見るために働いている。(男性・20代/会社員、団体職員)

仕事を選んだり転職を考えたりする際、検討材料の一つに給与があります。自分が働いた成果がお金というわかりやすい形になるため、やりがいにも直結するようです。

「今度のボーナスで前から欲しかったアレを買おう」「貯金ができたら自分へのご褒美として旅行へ行こう」など想像するだけでも、仕事へのモチベーションが少し上がりますよね。

お金がすべてではありませんが、やりがいの一つと言って良いかもしれません。

社会貢献がやりがい

社会のためみんなの役に立つこと!(男性・20代/会社員、団体職員)
自分の仕事が社会で役立っていることが実感できるのと同時に、自分のしたいことが仕事をすることでできること。(男性・20代/会社員、団体職員)
公共性の高い職種なので、人々の生活を支えているという実感を持ちながら日々働けています。(男性・20代/会社員、団体職員)
公共事業の仕事なので日常生活を安心、安全に送れるよう人のためになる仕事をしていると実感出来ることです。(女性・30代/契約社員、派遣社員)

感じ方の大小はあると思いますが、どんな仕事でも誰かの役に立っているはず。とりわけ人々の「安心・安全」に結びつく仕事をする人であれば、社会に貢献しているという自負もあることでしょう。

最初に紹介した「感謝される、褒められることがやりがい」のように直接お礼を言われる機会は多くはないかもしれませんが、社会に役立つ仕事であれば満足度も高いかも。

仕事内容にやりがい

子供達の成長を側で感じられること。 子供達が出来なかったことが出来るようになった時の、喜びを共有できる事。(女性・20代/契約社員、派遣社員)
自分が考えて発信したことをきっかけに物事が動き出し、会社の成長へとつながった時、やりがいを感じます。(男性・20代/会社員、団体職員)
キャンペーンの企画を考える仕事をしています。 キャンペーンのポスターやウェブページなど自分が描くものをチームで作り上げていきます。 最終的には世に見える形で存在することに仕事のやりがいを感じます。(女性・20代/会社員、団体職員)
自分の能力でできる仕事より少し難しい仕事をしなければいけない時に、それを乗り越えたとき。それによって能力が向上したと感じたとき、仕事のやりがいを感じます。(女性・20代/会社員、団体職員)

自分の企画が通ったり、評価されたり、目で見える結果が出せると“成長”を感じますよね。回答にあった「子供の成長」「会社の成長」「自分の成長」はそれぞれ内容こそ違いますが、どれも気持ちの良い手応えがありそうです。

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ここで紹介したものはアンケートの一部に過ぎませんが、「感謝されること」に仕事のやりがいを感じる回答が多かった印象です。

仕事をしたことで、誰かに感謝の気持ちやお礼を言ってもらえると「この仕事をやってて良かった」と思えるのではないでしょうか。少しくらい仕事に不満があったとしても、それだけで次も頑張ろうと思えます。

誰かに感謝されるということは、相手が喜んでくれているから。回答の中で、こんなことを書いてくれた人がいました。

仕事のやり甲斐は自分に合った仕事かどうかで決まるのではなく、仕事で何かを成功したり、やり遂げたりしたときに感じる「喜び=やり甲斐」に繋がるのだと私は思います。(男性・20代/会社員、団体職員)

仕事のやりがいは自分自身の喜びでもあります。もし、あなたが「自分の仕事のやりがいって何だろう?」と考えていたら、仕事をしていて喜べることを思い浮かべてみてください。きっとそれが「あなたの仕事のやりがい」なんだと思います。

アンケートシリーズ

調査概要

実施期間:平成31年10月31日~11月5日手法:インターネットアンケート
モニター:Pontaリサーチ
サンプル数:300s
対象:全国の20代・30代男女 会社員・団体職員・契約社員・派遣社員

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