その名も「集中」。雑念を振り払い、集中力を持続し、仕事に集中できると評判のアプリを使ってみた

椅子に座りパソコンを開き、いざ仕事だ! と思ってもパソコンの中には仕事に集中できないトラップがたくさんあります。YouTubeの動画視聴は楽しいし、Yahoo!ニュースをダラダラと読んじゃう。そんなんじゃダメだ! ということであるアプリにお出ましいただきます。その名も「集中」。今回は集中力ゼロを自認するライターが丸1日使用し、その効果を検証してみたいと思います。

f:id:nojikoji1948:20200914005701p:plain

家で仕事をしているとダラダラ過ごしてしまうのが悩み

「まいにちdoda」を読んでいる皆さん、こんにちは。
私は普段、ライターの仕事をしている野田綾子と申します。

組織には属さない個人事業主のため、普段の仕事は自宅やカフェ、契約している企業のオフィスで働いています。カフェやオフィスなら人の目を意識してか、すぐに仕事に集中できるのですが、コロナ禍の現在では自宅作業を続ける日々。

f:id:nojikoji1948:20200914005411j:plain

カードゲーム「ソリティア」をして時間を浪費してしまう!?

周囲に誰もいない状態では、ダラダラと過ごしてしまい、夕方までYouTubeで動画をあさったり、パソコンゲームをしたりと時間を消費し、気付いたら夜。締め切りも迫っている! やべ~、今から仕事だ(汗)! と焦りはじめ、夜中の2時まで仕事をする羽目に…。

それではいかん! と対策として導入したのがアプリ「集中」です。
どれほど集中できるでしょうか。いざ検証!

さぁ、アプリ「集中」を使ってみよう! …とその前に使い方を解説

【アプリ「集中」の使い方】

f:id:nojikoji1948:20200914005311j:plain

(1)集中するタイマーをセット。タイマーは「10分」「25分」「60分」となっているが、3つの時間以外を希望する場合、その時間を設定することも可能。
(2)集中することを分類する。

f:id:nojikoji1948:20200914005319j:plain

(3)集中する。
(4)集中終わり。セットした時間が終了したら、「時間を短く感じましたか? (集中できましたか?)」の質問に答え、集中の度合いを記録する。

f:id:nojikoji1948:20200914005345j:plain

(5)休憩する。休憩する時間は「1分」「5分」「10分」と選ぶことが可能。
(6)記録する。集中した時間や度合いを記録し、振り返ることもできる!

アプリ「集中」を使って業務スタート

椅子に座り、パソコンの電源をオン!

今日はまず、取材中に録音した音源のテープ起こしをしなければいけない。実はテープ起こしが大の苦手で、ダラダラとやってしまい1時間の音源を3時間以上もかけてしまうことが悩みでした。

f:id:nojikoji1948:20200914005413j:plain

タイマーを「25分」にセット

さぁ、アプリ「集中」を開き、タイマーを「25分」にセット。
1時間の音源をテープ起こしします。

(テープ起こし中)カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

25分、終了!

f:id:nojikoji1948:20200914005418j:plain

おお! すごく集中できました。いつもならすぐに嫌になってYouTubeを開いてしまうのですが、残り時間が見えるため「あと何分で休憩できるからYouTubeは後回しにしよう」と自分を律することができました。

休憩タイムへ。

休憩時間は「1分」「5分」「10分」と選べ、私は5分をセレクト。
休憩中はYouTubeで大好きなアイドルの動画を見て、心を和ませました。仕事中にYouTubeを視聴することに罪悪感がありましたが、「集中する時間」と「休憩時間」を区切っているため、休憩タイムは完全にオフモード。気持ちを切り替えられるのがいいですね。

休憩タイムは終了。また業務に取り掛かる

また業務に取り掛かります。タイマーを「25分」にセット。
テープ起こしの業務が終わっていないため、作業を続けます。そうやって「集中する時間→休憩タイム」を2セットこなしました。

テープ起こし業務が完了!

なんと25分の集中タイムをトータル3セット、時間にすると75分で完了できました。いつもなら3時間ほどかかっていた業務を約半分の時間で終わらせられました。苦手な業務をしていると、集中力が切れ、別のことをしたくなりますが、その度に「あと〇分で休憩だから今の業務に集中しよう!」と雑念を取り払えました。休憩という“アメ“のおかげで集中できたようです。

さてテープ起こしを終えた後も、アプリ「集中」を使って、原稿を書いたり、書類整理をしたりと業務をこなしていきました。その日、午前10時から仕事をスタートし、16時40分にはやるべき業務を終えられ、実質的に働いた時間は約5時間という結果に(途中ランチ休憩あり)。

1日使ってみた感想

アプリ「集中」の効果を検証してみた結果、いつもより短い時間で業務をこなすことができました。平日はおよそ8時間~9時間ほどパソコンに向き合っていますが、その日は約5時間30分と大幅に短縮。時間が余ったため夕方から市民プールへ行き、軽くひと泳ぎでき、充実した1日でした。

f:id:nojikoji1948:20200914005400j:plain

集中するためのコツをまとめたコラム

なおアプリ「集中」にはその日、どれだけ集中できたかを記録する機能もあり、その日その日の集中ぶりを振り返ることもできます。また集中するためのコツをまとめたコラムもありますので、集中できなくなったらコラムを読んで、集中してみるのも良さそうです。集中するための仕掛けがたくさんあるアプリ「集中」。気になった方はチェックしてみてください!

「集中」iOS版ダウンロード
「集中」Android版ダウンロード

文=野田綾子
編集=TAPE

【関連記事】
何にどれくらい集中するかをシンプルに管理! 集中力を高めるアプリ「集中」とは<開発者インタビュー>
昼寝が集中力を上げる! パワーナップ(積極的仮眠)のすすめ
チョコレートの専門家に聞く! 集中力アップを期待できるコンビニチョコ4選
集中力アップに効果的! すぐに使える「マイ儀式」の方法を詳しく解説
「集中力」の記事一覧

page top