【Word】文字が上書きされるのはなぜ?トラブル対処法

Microsoft Word(以下、Word)で、入力した文字数の分だけ既存の文章に上書きされることはありませんか?その場合は、設定が「挿入モード」ではなく「上書きモード」になっていることが主な原因です。本記事で、Wordで入力した文字が上書きされるときの対処法などをマスターしておきましょう。

Wordで入力した文字が上書きされるときは、「上書きモード」をオフにして「挿入モード」に切り替えましょう。特定のキーを押すだけなので、操作方法は簡単です。

本記事では、文字を入力すると上書きされるときや、赤文字や青文字になるときなど、Wordに関するトラブルの対処法をいくつか紹介します。今Wordで困ったことがある方は、ぜひ参考にしてください。

Wordで文字が上書きされるときの対処法

「文字を入力すると、すでに入力してある後ろの文字に上書きされてしまう」という現象は、Back spaceキーやDeleteキーを押す際に気づかず「Insert」まで押してしまうケースなどで発生します。解決方法は、キーボードの「Insert」キーを押すだけです。

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そもそも、Wordには「挿入モード」と「上書きモード」という2つの入力モードが存在します。このケースでは上書きモードになっているために、新たに文字を入力しても後ろの文字に上書きされてしまうのです。

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「挿入モード」と「上書きモード」の違い

 

 

「挿入モード」では、文字と文字の間にカーソルを置いてから入力をはじめると、それ以降に新しく文字を挿入できます。一方、「上書きモード」では、カーソルを文字間に置いてから文字入力をすると、すでに入力されているカーソル以降の文字が新しく入力した文字に上書きされます。

【挿入モードの場合】

【上書きモードの場合】

文字が上書きされないように、上書きモードをオフにする方法

 

 

Insertキーで切り替えができる「上書きモード」は、機能そのものをオフにすることもできます。「上書きモードは一切不要!」という方は、誤操作を防ぐためにあらかじめ以下の設定をしておきましょう。

① 「ファイル」タブを選択
② 「オプション」を選択
③ 「詳細設定」を選択
④ 「上書きモードの切り替えにInsキーを使用する」のチェックをはずす
⑤ 「OK」をクリック

英数字入力が大文字になってしまうときの対処法

 

 

通常であれば英数字は小文字で入力されますが、なんらかの理由で「突然すべて大文字で入力されてしまうトラブル」もあるあるです。

この場合、「CapsLock」がオンになっていることが、原因として考えられるでしょう。「CapsLock」のオン/オフは、「Shiftキー + CapsLockキー」で切り替えることができます。先ほどの上書きモードと同様、Shiftキーを押したときにCapsLockキーも誤って押してしまうと、気づかずオンに切り替わってしまいます。

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英単語の頭文字が自動的に大文字になってしまうのを回避する方法

 

 

英単語の頭文字を自動で大文字にしてくれる機能を「オートコレクト」といいます。とても便利なのですが、かえって不便なケースもあります。「オートコレクト」は、大文字の頭文字を右クリックすることで解除ができます。

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また、「オプション」から設定を切り替える方法は以下の通りです。

【手順】
1.「ファイル」タブ→「オプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション」を選択
2.「文の先頭文字を大文字にする」のチェックをはずして「OK」をクリック

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そのほかの原因で入力した文字が大文字になってしまう場合は、以下の記事を参考にしてください。

<関連記事>キーボード入力が大文字になるのはなぜ?原因や直し方を解説

Wordの文章で編集・文字入力すると赤字や青字になるときの対処法

Wordで文章を入力する際、意図せず文字が赤くなったり青くなったりすることがあります。ここから、2つのケースに分けて、文字の色が変わる原因や対処法を説明します。

「変更履歴」機能が原因で赤文字や青文字になるケース

以下のように、Wordを編集すると文字が赤文字(もしくは青文字)になるときがあります。

この場合、文字の色が変わるのはWordの「変更履歴」という機能が原因です。変更履歴のオン・オフは、「校閲」タブ→「変更履歴の記録」で設定できます。

変更履歴の記録がオンの状態で文字入力や書式変更をすると、オンにして以降すべての作業が変更履歴として保存されるのに対し、オフにすると変更履歴は残りません。その分、オフにしておけば新たに入力した文字も赤や青に変わらず、通常通り入力できます。

変更履歴の記録をオンにした状態では、変更した箇所をどの程度表示するかも選べます。変更履歴の記録ボタンの右側のウィンドウで、以下の選択肢から必要に応じて表示方法を切り替えましょう。

シンプルな変更履歴:変更履歴の表示を簡略化してシンプルに表示する
すべての変更履歴 :変更履歴をすべて表示する
変更履歴     :変更履歴を非表示にする
初版       :変更前のバージョンを表示する

なお、変更履歴をオンにした状態で入力する際の色は、「変更履歴オプション」で変更できます。

校閲タブ_変更履歴オプション_詳細オプション

希望の色に変更する

今回は「挿入された箇所」の色を「青」にしたため、以下のように青文字が入力されるようになりました。

挿入した箇所が赤文字から青文字に変わった

変換中の文字が青くなるケース

古いバージョンのWindowsを使用している場合、設定によっては入力中の文字が青くなることがあります。その場合は、右クリックしてから「プロパティ」を選択して「詳細設定」で修正可能です。

なお、サポートが終了した古いバージョンのWindowsを使い続けると、セキュリティ上のリスクが高まります。大切な情報を流出させないために、すぐにアップグレードやパソコンの買い替えを検討した方がよいでしょう。

テンキー入力するとカーソルが動いてしまうときの対処法

 

 

テンキーで数字を入力したいけどうまく動かないときには、「NumLock」キーを押してみましょう。これを押すと「数字入力モード」と「カーソル移動モード」の切り替えができます。

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ちなみに、なかなか使う機会のない「NumLock」キーがなぜ存在するのかというと、パソコンができた当初のキーボードには矢印キー(カーソルキー)がなく、カーソルをキーボードで動かしたい場合には、「NumLock」キーを押してテンキーをカーソルキー代わりに使っていたそうです。「NumLock」キーはその名残とのことです。

なお、NumLockそのものをオフにする機能は、パソコン自体に搭載されていません。ただ、レジストリエディターやフリーソフトでNumLockの機能を停止させることはできるので、気になる方はそちらを試してみましょう(不具合がでることもあるので、試す場合は自己責任で)。

キーボードに書かれているひらがなが直接入力されてしまうときの対処法

 

 

「A」を押すと「ち」、「J」と押すと「ま」というように、キーに記載されているひらがなが直接入力されてしまう場合、日本語入力システムの入力設定が「かな入力」モードになっていると考えられます。

「かな入力」モードを解除するには、「Altキー+カタカナひらがなキー」を押しましょう。そうすると「ローマ字入力」モードに戻すことができます。

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文字入力の言語が勝手に英語入力になってしまうときの対処法

 

 

日本語で文字を入力している途中に、突然入力言語が英語になってしまう現象の解決法を紹介します。パソコン環境によって原因はケース・バイ・ケースなので、以下の方法を試しながら解決法を探ってみてください。

【対策1:Shiftキーでの英数モード切り替え設定に原因がある】
1.「タスクバー」→「言語バー」を右クリックして、プロパティを開く
2.「Microsoft IMEの詳細設定」のダイアログボックスが開いたら、「和英混在入力」タブを選択
3.「Shiftキー単独で英数モードに切り替える」の設定を変えて、「OK」をクリック
※バージョンによって操作方法が異なります。

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【対策2:自動言語認識に原因がある】
1.「校閲」タブ→「言語」→「校正言語の設定」を選択
2.「言語の選択」ダイアログボックス下部にある「自動的に言語を認識する」の設定を変えて、「OK」をクリック

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【対策3:日本語入力の自動切替に原因がある】
1.「ファイル」タブ→「オプション」→「詳細設定」を選択
2.「日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える」の設定を変えて、「OK」をクリック

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日本語と英語の入力切替が思うようにいかない場合には、上記3つの方法を試してみてください。

まとめ

 

 

「文字が上書きされてしまう」「入力すると赤文字や青文字になってしまう」「ひらがなが直接入力されてしまう」など、Wordの入力トラブルにはさまざまな種類があります。しかし、その原因さえわかればどうってことはありません。

たとえば、文字が上書きされる場合には、入力モードを「挿入モード」にすればいいだけです。また、文字が赤くなる場合や青くなる場合は、変更履歴がオンになっていないか確認しましょう。

WordやExcelは使えば使うほど、習熟度が上がっていきます。わからないことをそのままにせず、トラブルの原因を調べてスキルアップを図りましょう。

【これだけは覚えておきたいシリーズ】
Word(ワード)編
Excel(エクセル)編
PowerPoint(パワーポイント)編

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