社会人4年目の貯金はいくら?年収やお金に関する価値観を徹底調査

社会人4年目の貯金額は平均327万円で、年収は500万円未満が約6割という結果になりました。本記事では、社会人1〜10年目約3,000人に聞いた調査から、貯金額・年収・年収アップへの取り組みなど、お金事情のリアルを紹介します。

 

ザックリ

まとめると

社会人4年目の貯金額は平均327万円、一方で貯金ゼロは9.2%
社会人4年目の年収は500万円未満が全体の約6割
年収アップの取り組みは「特に取り組んでいることはない(37.1%)」が最多。取り組んでいる人の中では「スキルアップ(25.2%)」「資格取得(24.4%)」「副業(13.9%)」「資産運用(13.9%)」が上位

社会人4年目は、仕事にも慣れ、徐々に任される仕事の幅が増えてきたという人も多いでしょう。人によっては自分の今後のキャリアについて考えたり、同世代との貯金額や収入の差なども気になってきたりするタイミングかもしれません。

今回は、ビジネスパーソン約3,000人を対象に、貯金額や年収、仕事の価値観についてアンケート調査を実施しました。この記事では、その調査結果の中から「社会人4年目」にフォーカスし、貯金額や年収の実態、理想とのギャップなどのリアルな声をご紹介します。

社会人4年目、みんなどのくらい貯金してるの?

まずは、現在の貯金額についての調査結果を詳しく見ていきましょう。

現在の貯金額

社会人4年目の貯金額(株式や投資信託なども含む)の平均は327万円でした。

Q. 現在の貯金額を教えてください(社会人4年目)

  現在の貯金額(平均)
社会人4年目全体 327万円

貯金額の分布を見ると、「1~100万円未満(26.3%)」が最多で、次いで「100~200万円未満(15.9%)」、「500~600万円未満(12.1%)」でした。

一方で「0円」の人も9.2%と約10人に一人いる状況から、貯金額には差があることがうかがえます。

社会人4年目の現在の貯金分布を示したグラフ。「0円」は9.2%、「1〜100万円未満」は26.3%、「100〜200万円未満」は15.9%、「200〜300万円未満」は9.4%、「300〜400万円未満」は6.9%、「400〜500万円未満」は6.4%、「500〜600万円未満」は12.1%、「600〜700万円未満」は0.8%、「700〜800万円未満」は1.8%、「800〜1000万円未満」は2.5%、「1000〜1500万円未満」は5.6%、「1500万円以上」は3.1%

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社会人4年目の理想の貯金額

次に理想の年間貯金額(現金のみ)についても聞いたところ、社会人4年目の理想の貯金額の平均は201万円となりました。一方で理想の年間貯金額として100万円と回答した人が全体の約3割を占めており、目安として年間で100万円は貯めたいと考えている人が一定数いる結果となりました。

Q. 1年間の理想の貯金額を教えてください

  理想の年間貯金額(平均)
社会人4年目全体 201万円

社会人4年目のリアルな年収は?

社会人4年目の年収は「400~500万円未満(23.3%)」が最多でした。次いで「300~400万円未満(21.6%)」、「300万円未満(16.6%)」、「500~600万円未満(13.1%)」と続いています。

500万円未満の層を合計すると、61.5%で、全体の約6割が年収500万円未満ということがわかりました。

Q. 現在の年収を教えてください

社会人4年目の現在の年収分布を示したグラフ。「300万円未満」は16.6%、「300〜400万円未満」は21.6%、「400〜500万円未満」は23.3%、「500〜600万円未満」は13.1%、「600〜700万円未満」は5.1%、「700〜800万円未満」は2.6%、「800〜1000万円未満」は2.4%、「1000万円〜1200万円未満」は1.4%、「1200〜1500万円未満」は0.0%、「1500万円以上」は0.3%、「答えたくない」は13.5%

社会人4年目が目指す年収は?

社会人4年目の目標の年収は「500~600万円未満(19.2%)」が最多でした。

次いで「400~500万円未満(18.3%)」になっています。今の年収に満足している人は1.8%で、ほとんどの人が年収アップを目指しているようです。

また、年収1,000万円以上を目指す人は13.6%という結果となりました。

Q. 目標の年収を教えてください

社会人4年目の目標の年収分布を示したグラフ。「300万円未満」は4.3%、「300〜400万円未満」は12.0%、「400〜500万円未満」は18.3%、「500〜600万円未満」は19.2%、「600〜700万円未満」は7.5%、「700〜800万円未満」は4.9%、「800〜1000万円未満」は7.0%、「1000〜1200万円未満」は6.5%、「1200〜1500万円未満」は2.7%、「1500万円以上」は4.4%、「今の年収に満足している」は1.8%、「分からない」は11.5%

社会人4年目は、今の職場で年収は上がると思っている?

社会人4年目で今の職場で年収が上がると思う人は38.6%でした。ここから、今後の収入への期待感についての調査結果を見ていきましょう。

年収が上がると答えた人は全体のおよそ4割

社会人4年目に、今の職場で年収が上がりそうかどうかを聞いたところ、「大きく上がる」「少し上がる」の割合を合計すると38.6%で、およそ4割が年収アップを見込んでいることがわかりました。 

一方で、「少し下がると思う」「大きく下がると思う」「変わらない」と回答した人の合計は50.2%となりました。年収の伸びについての期待は、人によってばらつきがあるようです。

Q. 今の職場で年収は上がりそうですか?

社会人4年目が「今の職場で年収が上がるか」について回答した結果の円グラフ。「大きく上がると思う」は5.6%、「少し上がると思う」は33.0%、「変わらないと思う」は42.1%、「少し下がると思う」は5.6%、「大きく下がると思う」は2.5%、「分からない」は11.1%

社会人4年目が今の職場で年収が上がると考える理由

今の職場で年収が上がると思うと答えた人に、その理由について聞いたところ、社会人4年目が年収が上がると考える理由は「定期昇給があるから(54.9%)」が最多で、次いで「昇進/昇進の見込みがあるから(44.7%)」となりました。

社会人4年目ということで、ある程度キャリアや経験を積んできている実感があるからか、昇進というステージを意識している人が一定数いることがうかがえます。

Q. 年収が上がると考える理由や期待する要因を教えてください

社会人4年目で年収が上がると考える理由や期待する要因についての棒グラフ。「定期昇給があるから」は54.9%、「昇進/昇進の見込みがあるから」は44.7%、「会社の業績が好調だから」は34.3%、「自分のスキル・経験が伸びているから」は22.6%、「業界全体が成長しているから」は16.6%、「会社の方針変更」は16.6%、「その他」は0.0%

社会人4年目が年収が変わらない、または下がる可能性があると考える理由

今の職場で年収が変わらない、または下がる可能性があると答えた人にも、その理由を聞いてみたところ、社会人4年目で「年収が変わらない、または下がる」と考える理由は、「昇進/昇進の見込みがないから(38.2%)」が最も多い結果となりました。次いで、「会社の業績が良くないから(24.7%)」「自分のスキル・経験が足りないから(20.1%)」「業界全体が低成長・不況だから(20.1%)」が上位でした。

Q. 年収が変わらない、または下がる可能性があると考える理由を教えてください

社会人4年目が、年収が変わらないまたは下がる可能性があると考える理由の棒グラフ。「昇進/昇進の見込みがないから」は38.2%、「会社の業績が良くないから」は24.7%、「業界全体が低成長・不況だから」は20.1%、「自分のスキル・経験が足りないから」は20.1%、「会社の方針変更」は14.2%、「定期昇給がないから」は13.7%、「その他」は2.2%

社会人4年目が年収アップのために取り組んでいること

続いて、社会人4年目に実際に年収アップのために取り組んでいることがあるかどうかも聞いてみたところ、「特に取り組んでいることはない(37.1%)」が最多となりました。

一方で、取り組んでいる人の中では、「スキルアップ(25.2%)」、「資格取得(24.4%)」、「副業(13.9%)」、「資産運用(13.9%)」が上位となっています。

資格取得や仕事に関するスキルアップに取り組むだけでなく、副業や資産運用など、別の方法で収入を増やす方法を模索している人もいるようです。

Q. 収入アップのために取り組んでいることはありますか?

社会人4年目が収入アップのために取り組んでいることの棒グラフ。「特に取り組んでいることはない」は37.1%、「スキルアップ」は25.2%、「資格取得」は24.4%、「副業」は13.9%、「資産運用」は13.9%、「業界の情報収集」は9.6%、「健康・メンタルケア」は9.0%、「キャリア相談・転職活動」は8.9%、「人脈づくり」は8.6%、「語学学習」は8.4%、「学位取得」は5.0%、「その他」は0.3%

社会人4年目は仕事とプライベート、どちらを優先している?

次に、仕事とプライベートのどちらを優先しているか聞いたところ、社会人4年目は、「プライベートを優先している(33.2%)」と「どちらかといえばプライベートを優先している(31.7%)」の合計が64.9%で、プライベートを優先している人が多い結果となりました。

「どちらかといえば仕事・キャリアアップを優先している(22.2%)」「仕事・キャリアアップを優先している(12.9%)」は合計35.1%でした。

Q. 仕事・キャリアとプライベートにおいて、どちらを優先していますか?

社会人4年目で、仕事やキャリアとプライベートのどちらを優先しているかを示した円グラフ。「仕事・キャリアアップを優先している」は12.9%、「どちらかといえば仕事・キャリアアップを優先している」は22.2%、「どちらかといえばプライベートを優先している」は31.7%、「プライベートを優先している」は33.2%

社会人4年目のお金の使い道は?優先順位ランキング

最後に、お金の使い道の優先順位(家賃や光熱費、食費などの基本的な生活費は除く)を聞いたところ、社会人4年目のお金の使い道は「趣味・娯楽(32.2%)」が最多で、続いて「資産形成(13.9%)」、「交際費(11.3%)」という結果になりました

自分の楽しみやリフレッシュのためにお金を使いつつ、将来に向けた資産形成にも取り組んでいる人が多いようです。

Q. 「お金を使う優先順位」について、あなたが重視するものはどれですか?

社会人4年目のお金を使う優先順位について示した棒グラフ。「趣味・娯楽」は32.2%、「資産形成・投資」は13.9%、「交際費」は11.3%、「スキルアップ・資格取得」は11.1%、「健康・メンタルケア」は10.1%、「学び・教養」は7.7%、「美容」は6.0%、「衣類・ファッション」は5.0%、「住環境改善」は2.3%、「その他」は0.6%、「この中にはない」は0.0%

以下の表は、お金を使う優先順位において「1位・2位・3位のいずれか」に選ばれた割合を合算し、ランキング形式でまとめたものです。

お金を使う優先順位 TOP3ランキング
  項目
1位 趣味・娯楽(63.1%)
2位 交際費(47.9%)
3位 衣服・ファッション(36.6%)
4位 資産形成・投資(32.8%)
5位 美容(30.4%)

トップ3に入った割合を見ると、「趣味・娯楽(63.1%)」、「交際費(47.9%)」、「衣服・ファッション(36.6%)」が上位を占めました。社会人4年目は、趣味や人間関係、自分磨きなどプライベートを充実させることにお金を使う人が多い一方で、資産形成も上位に入っています。目の前の生活を楽しみながら、将来を見据えたお金の使い方も意識していることがうかがえます。

まとめ

本記事では、社会人4年目の貯金額や年収、お金に対する価値観について、調査結果をもとに紹介しました。

社会人4年目は、担当する業務の幅もさらに広がり、今後のキャリアについて考える機会も増えてくる時期です。それに伴い、収入や貯蓄への意識だけでなく、スキルアップや資格取得など将来に向けた自己投資に対する考え方にも違いが出てくるかもしれません。

今回の調査結果を一つの参考として、自分の状況と照らし合わせながら、これからのキャリアやお金との向き合い方を考えるきっかけにしてみてください。

調査概要

■調査概要
対象:全国の社会人1~10年目の男女 20~34歳
雇用形態:正社員
調査方法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問)
実施期間:2025年12月23日~12月26日
有効回答数:3,078件(うち、社会人4年目は349件)
※ウェイトバック:年次ごとに男女の割合・人数が均等になるように実施
※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります
※データのご利用について:引用・転載の際は、出所が「まいにちdoda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを貼ってください。
・出典:社会人4年目の貯金はいくら? 年収やお金に関する価値観を徹底調査
・提供元:「まいにちdoda

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