社会人8年目の貯金額はいくら?年収やお金事情を徹底調査

社会人8年目の貯金額は平均604万円で、年収は「400〜500万円未満」が最も多くの割合を占める結果となりました。本記事では、社会人1〜10年目約3,000人に聞いた調査から、社会人8年目の貯金額やお金の使い方、仕事観などを紹介します。

 

ザックリ

まとめると

社会人8年目の貯金額の平均は604万円。一方、貯金「0円」と回答した人は全体の7.5%
社会人8年目の年収は、「400〜500万円未満」が23.2%で最も多く、「300〜400万円未満」が22.9%。年収500万円未満が半数を超える 
年収アップの取り組みは「特に取り組んでいない」が最多。取り組みの中では「資格取得」「資産運用」「スキルアップ」が上位 

社会人8年目は、これまで積み重ねてきた経験をもとに、今後のキャリアについて考える人も多いタイミングです。また、人によっては将来のライフイベントを意識してお金について考えることもあり、同世代の貯金額や年収が気になる人も多いのではないでしょうか。 

今回は、ビジネスパーソン約3,000人を対象に実施した調査結果をもとに、社会人8年目の貯金額や年収、お金の使い方や仕事観について紹介します。 

社会人8年目、みんなどのくらい貯金しているの? 

今回の調査では、社会人8年目の貯金額の平均は604万円でした。まずはここから、貯金に関する調査結果について詳しく見ていきましょう。 

社会人8年目の現在の貯金額 

社会人8年目の貯金額(株式や投資信託なども含む)の平均は604万円でした。 

Q. 現在の貯金額を教えてください(社会人8年目) 

  現在の貯金額(平均)
社会人8年目全体 604万円

貯金額の分布を見ると、「1〜100万円未満(12.7%)」が最も多く、次いで「100〜200万円未満(12.3%)」となりました。
一方で、「0円」は7.5%となっており、貯金がない人も一定数います。

1,000万円以上の貯金がある人の割合を合計すると約2割ですが、100万円未満の人も約2割程度なので、平均額は高めでも、実際の貯金額には幅があることが分かります。 

社会人8年目の現在の貯金分布を示したグラフ。「0円」は7.5%、「1〜100万円未満」は12.7%、「100〜200万円未満」は12.3%、「200〜300万円未満」は10.1%、「300〜400万円未満」は10.1%、「400〜500万円未満」は5.8%、「500〜600万円未満」は10.7%、「600〜700万円未満」は3.2%、「700〜800万円未満」は1.6%、「800〜1000万円未満」は3.9%、「1000〜1500万円未満」は11.7%、「1500〜2000万円未満」は1.6%、「2000〜5000万円未満」は8.8%、「5000万円以上」は0.0%

社会人8年目の理想の貯金額 

次に、理想の貯金額(現金のみ)を聞いたところ、社会人8年目が理想とする年間貯金額の平均は218万円でした。 

Q. 1年間の理想の貯金額を教えてください 

  理想の年間貯金額(平均)
社会人8年目全体 218万円

現在の貯金額だけでなく、理想の年間貯金額も平均値は高い傾向が見られました。 

社会人8年目の年収は? 

続いて、社会人8年目に現在の年収を聞いたところ、「400〜500万円未満(23.2%)」が最も多く、次いで「300〜400万円未満(22.9%)」でした。 

500万円未満と回答した人の割合を合計すると57.7%で、社会人8年目は半数を超える人が年収500万円未満であることが分かりました。 

Q. 現在の年収を教えてください 

社会人8年目の現在の年収分布を示したグラフ。「300万円未満」は11.6%、「300〜400万円未満」は22.9%、「400〜500万円未満」は23.2%、「500〜600万円未満」は12.6%、「600〜700万円未満」は9.4%、「700〜800万円未満」は4.8%、「800〜1000万円未満」は3.5%、「1000万円〜1200万円未満」は0.3%、「1200〜1500万円未満」は0.3%、「1500万円以上」は0.0%、「答えたくない」は11.3%

社会人8年目の目標の年収は? 

次に、社会人8年目に目標の年収を聞いたところ、最も多い回答は「400〜500万円未満(17.1%)」となりました。次いで「500〜600万円未満(16.1%)」「600〜700万円未満(13.5%)」が続き、現在の年収と比較すると、今よりも一段高い年収帯を目標とする人が多い傾向が見られました。

また、「1,000万円以上」と回答した層を合計すると、12.3%となり、1割程度の人が1,000万円以上を目指していることがわかりました。 

Q. 目標の年収を教えてください 

社会人8年目の目標の年収分布を示したグラフ。「300万円未満」は2.3%、「300〜400万円未満」は8.7%、「400〜500万円未満」は17.1%、「500〜600万円未満」は16.1%、「600〜700万円未満」は13.5%、「700〜800万円未満」は7.4%、「800〜1000万円未満」は10.6%、「1000〜1200万円未満」は6.5%、「1200〜1500万円未満」は2.3%、「1500万円以上」は3.5%、「今の年収に満足している」は2.6%、「分からない」は9.4%

社会人8年目は、今の職場で年収は上がると思っている? 

社会人8年目で、今の職場で年収が上がると思っている人は全体の43.6%でした。以下で詳しく結果を見ていきましょう。 

年収が上がると答えた人は全体の4割超 

社会人8年目に、今の職場で年収が上がるかどうかを聞いたところ、「大きく上がると思う(3.9%)」と「少し上がると思う(39.7%)」の合計は43.6%という結果でした。 

一方で、「変わらないと思う」は46.5%で、「少し下がると思う」「大きく下がると思う」も合わせると50.7%となり、年収が上がると思うと回答した人の合計を上回りました。

Q. 今の職場で年収は上がりそうですか? 

社会人8年目が「今の職場で年収が上がるか」について回答した結果の円グラフ。「大きく上がると思う」は3.9%、「少し上がると思う」は39.7%、「変わらないと思う」は46.5%、「少し下がると思う」は3.9%、「大きく下がると思う」は0.3%、「分からない」は5.8%

社会人8年目が今の職場で年収が上がると考える理由 

次に、今の職場で年収が上がると答えた人に、その理由について聞いてみたところ、社会人8年目の回答は「定期昇給があるから(56.3%)」が最も多く、次いで「会社の業績が好調だから(40.7%)」「昇進/昇進の見込みがあるから(38.5%)」と続く結果となりました。 

社会人8年目は、年次に応じた昇給だけでなく、会社の業績や昇進の見込みも年収アップの要因として意識しているようです。 

Q. 年収が上がると考える理由や期待する要因を教えてください 

社会人8年目で年収が上がると考える理由や期待する要因についての棒グラフ。「定期昇給があるから」は56.3%、「会社の業績が好調だから」は40.7%、「昇進/昇進の見込みがあるから」は38.5%、「自分のスキル・経験が伸びているから」は22.2%、「会社の方針変更」は20.0%、「業界全体が成長しているから」は19.3%、「その他」は0.0%

社会人8年目が年収が変わらない、または下がる可能性があると考える理由 

今の職場で年収が変わらない、または下がる可能性があると答えた人にも、その理由を聞いてみたところ、「昇進/昇進の見込みがないから(43.3%)」が最も多い結果となりました。次いで「会社の業績が良くないから(29.9%)」「定期昇給がないから(21.7%)」が上位でした。 

収入の見通しについては、会社の業績や制度だけでなく、昇進・昇格の見込みがないことを理由に挙げる人が多かったことから、年収アップを目指す上では、現在の職場で成長機会や評価機会が得られるかどうかが重要なポイントの1つといえそうです。

Q. 年収が変わらない、または下がる可能性があると考える理由を教えてください 

社会人8年目が、年収が変わらないまたは下がる可能性があると考える理由の棒グラフ。「昇進/昇進の見込みがないから」は43.3%、「会社の業績が良くないから」は29.9%、「定期昇給がないから」は21.7%、「自分のスキル・経験が足りないから」は17.8%、「業界全体が低成長・不況だから」は14.6%、「会社の方針変更」は12.1%、「その他」は2.5%

社会人8年目が年収アップのために取り組んでいること 

続いて、実際に年収を上げるために取り組んでいることがあるかどうかも聞いてみたところ、社会人8年目では「特に取り組んでいることはない(39.7%)」が最も多い結果になりました。 

一方で、取り組んでいる人の中では「資格取得(28.1%)」や「資産運用(23.2%)」「スキルアップ(17.1%)」が上位でした。資格取得やスキルアップといった自己投資に加え、資産運用や副業など、収入源を広げる行動も見られます。 

Q. 収入アップのために取り組んでいることはありますか? 

社会人8年目が収入アップのために取り組んでいることの棒グラフ。「特に取り組んでいることはない」は39.7%、「資格取得」は28.1%、「資産運用」は23.2%、「スキルアップ」は17.1%、「副業」は14.8%、「健康・メンタルケア」は13.5%、「キャリア相談・転職活動」は10.3%、「人脈づくり」は9.4%、「語学学習」は8.7%、「業界の情報収集」は7.4%、「学位取得」は4.2%、「その他」は0.0%

社会人8年目は仕事とプライベート、どちらを優先している? 

次に、仕事とプライベートについての考え方を聞いてみたところ、社会人8年目は「プライベートを優先している(37.7%)」と「どちらかといえばプライベートを優先している(32.9%)」の合計が70.6%で、全体としてプライベートを重視する人が多い結果となりました。仕事で一定の経験を積む中で、ライフイベントを迎える人も徐々に増え、キャリアと私生活のバランスを考える人が多いのかもしれません。 

Q. 仕事・キャリアとプライベートにおいて、どちらを優先していますか? 

社会人8年目で、仕事やキャリアとプライベートのどちらを優先しているかを示した円グラフ。「仕事・キャリアアップを優先している」は9.4%、「どちらかといえば仕事・キャリアアップを優先している」は20.0%、「どちらかといえばプライベートを優先している」は32.9%、「プライベートを優先している」は37.7%

社会人8年目のお金の使い道は?優先順位ランキング 

社会人8年目は、「趣味・娯楽」を最も優先する一方で、資産形成や交際費などにもお金を使う傾向が見られました。以下で詳しく見ていきましょう。 

社会人8年目は趣味・娯楽と資産形成を重視する傾向

社会人8年目のお金の使い道として最も多かったのは「趣味・娯楽(22.9%)」でした。 

次いで「資産形成・投資(17.7%)」「健康・メンタルケア(11.6%)」「交際費(11.6%)」「美容(10.0%)」と続いています。趣味や楽しみへの支出を重視しつつ、資産形成や自己投資にも一定の関心を持つ傾向が見られました。

Q. 「お金を使う優先順位」について、あなたが重視するものはどれですか? 

社会人8年目のお金を使う優先順位について示した棒グラフ。「趣味・娯楽」は22.9%、「資産形成・投資」は17.7%、「健康・メンタルケア」は11.6%、「交際費」は11.6%、「美容」は10.0%、「スキルアップ・資格取得」は9.4%、「住環境改善」は6.5%、「学び・教養」は4.5%、「衣類・ファッション」は4.2%、「その他」は1.6%、「この中にはない」は0.0%

以下の表は、「1位・2位・3位」のいずれかに選ばれた割合を合算し、ランキング形式でまとめたものです。 

お金を使う優先順位 TOP3ランキング
  項目
1位 趣味・娯楽(59.4%)
2位 資産形成・投資(44.5%)
3位 交際費(39.7%)
4位 美容(32.9%)
5位 衣服・ファッション(29.4%)

TOP3入りの合算では、「趣味・娯楽」「資産形成・投資」「交際費」に加え、「美容」「衣服・ファッション」も上位となりました。楽しみや将来への備えだけでなく、自分らしさや身だしなみも重視している様子が伺える結果となりました。

まとめ

本記事では、社会人8年目の貯金額や年収、お金に対する価値観について、調査結果をもとに紹介しました。

社会人8年目は、仕事の経験を積み重ねる中で、キャリアの方向性や将来について考える機会が増える時期でしょう。

お金に対する考え方や優先順位は人それぞれですが、本調査結果を一つの参考として、自身のキャリアやライフプランを考えるきっかけにしてみてください。

■調査概要
対象:全国の社会人1~10年目の男女 20~34歳
雇用形態:正社員
調査方法:ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問)
実施期間:2025年12月23日~12月26日
有効回答数:3,078件(うち、社会人8年目は310件)
※ウェイトバック:年次ごとに男女の割合・人数が均等になるように実施
※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります
※データのご利用について:引用・転載の際は、出所が「まいにちdoda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを貼ってください。
・出典:社会人8年目の貯金はいくら?年収やお金事情を調査
・提供元:「まいにちdoda

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