年収800万円以上の人の収入UP術 効果大なのは英語や資格ではなくアレだった!?

年収には、800万円のカベがあるのかもしれません。DODAが行ったビジネスパーソンの平均年収に関する調査(2014年版)では、20代が348万円、30代が458万円、40代が586万円、50代が721万円でした。50代でも、平均年収は800万円を超えないのです。

年収800万円以上の人の収入UP術 効果大なのは英語や資格ではなくアレだった!?

年収には、800万円のカベがあるのかもしれません。DODAが行ったビジネスパーソンの平均年収に関する調査(2014年版)では、20代が348万円、30代が458万円、40代が586万円、50代が721万円でした。50代でも、平均年収は800万円を超えないのです。

(参考:「平均年収(年齢別)2014年版」転職サービスDODA)

一方で、こうした状況の中でも年収800万円を超えている人がいるのも事実。いったい、年収800万円を超えるための秘訣とはなんなのでしょうか? 今回は、年収800万円以上のビジネスパーソンが実践している収入アップ術を調査しました!

【調査概要】


対象:年収800万円以上のビジネスパーソン32名

質問事項:収入アップのために実践していること(もしくは今までに実践したこと)はありますか? 以下の選択肢の中から当てはまるものをすべてお選びください。またその中で、実際に収入アップにつながったことを選んでください。

 

(1)組織や社会から必要とされているスキルを身につける

(2)周囲の人が持っていないオンリーワンのスキルを身につける

(3)最新の技術・スキルを身につける

(4)資格を取得する

(5)英語を習得する

(6)英語以外の外国語を習得する

(7)担当業務の幅を広げる

(8)業務量を増やす(労働時間は変えず、生産性を上げる)

(9)労働時間を増やす

(10)ポジションアップ(昇級)を目指す

(11)給料交渉をする

(12)転職する

(13)副業・ダブルワーク

(14)書籍を読んで勉強する

(15)その他

(16)何も実践していない

 

「英語」と「資格」が年収アップの鍵?


まずは、実際に収入アップにつながったか否かにかかわらず、「年収800万円以上のビジネスパーソンが実践していること」を見ていきましょう。


やはり……というべきか、「英語を習得する」がダントツのトップ。労働市場のグローバル化が叫ばれているなかで、ビジネスパーソンは語学力の必要性をこれまで以上に強く感じているのかもしれません。

また、直接収入増につながる「ポジションアップ」に続き、「資格を取得する」が多くの票を得ています。

「英語」と「資格」。この二つを実践するビジネスパーソンが多いことが見えてきました。「そんなの当然でしょ!」と思うかもしれません。でも、驚くべきは次の「実際に収入アップにつながったこと」の結果です!

「英語」も「資格」も効果薄!? 本当に収入につながるのは……?

 


年収800万円以上のビジネスパーソンが実践していることの中から、実際に収入アップにつながったことをみていくと、意外な結果に! 年収アップの鍵だと思われた「英語」と「資格」は、あまり効果を実感できていないようなのです!

それでは、「実際に年収アップにつながった」と感じていることは何なのか……。

それが「副業・ダブルワーク」です。

「年収800万円以上のビジネスパーソンが実践していること」と比較してみると、実践した人すべてが「実際に年収アップにつながった」と感じているから驚き!

副業・ダブルワークを認める企業も増えた今、本業とは別の仕事でお金を稼ぐことも難しいことではなくなっているようです。「英語」や「資格」などは、身につけても収入アップできるとは限らないもの。しかし「副業・ダブルワーク」は、「実践しているか・していないか」が、年収に直接つながるといえそうです。

「今の仕事じゃ、年収800万円なんて無理……」と思っている方! 収入を得るルートは、ひとつではありません。本業と副業をうまく組み合わせれば、年収800万円のカベも越えられるかも! もしみなさんの会社で副業・ダブルワークが認められているなら、これを機に始めてみるといいかもしれませんね。

※この記事は2015/02/19にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

page top