20代の平均貯蓄額は295万円! 一番お金を貯めている職種・業種は?

「終身雇用神話が崩壊しつつある今の時代において、貯金を蓄えておくことはとても大切」。頭では理解していても、実際にコツコツ貯金をするのはとても難しいですよね。

20代の平均貯蓄額は295万円! 一番お金を貯めている職種・業種は?

「終身雇用神話が崩壊しつつある今の時代において、貯金を蓄えておくことはとても大切」。頭では理解していても、実際にコツコツ貯金をするのはとても難しいですよね。

そこで、20代の男女2,500人にアンケートを実施し、どの職種・業種の人が貯蓄額が多いのか、ランキングにしてみました!

<職種別:平均貯金額/平均年収/貯蓄率(貯蓄額÷年収×100)>
化学・食品・医薬系……368万円/380万円/97%
モノづくりエンジニア……344万円/379万円/91%
営業……334万円/416万円/80%
ITエンジニア……321万円/364万円/88%
金融系……319万円/365万円/87%
企画管理……317万円/377万円/84%
事務アシスタント……223万円/278万円/80%
販売サービス……166万円/312万円/53%
建築系……164万円/325万円/51%
クリエイティブ系……111万円/288万円/39%


職種別でみた場合、平均貯蓄額が最も高いのが368万円の「化学・食品・医療系」、2位は「モノづくりエンジニア」で344万円でした。この2職種は、貯蓄率(貯蓄額÷年収)も高く、専門的な業界では職人気質で、堅実な人が多いのかもしれませんね。また平均年収でみると、トップは416万円の「営業」にも関わらず、貯蓄額は334万円で3位。人付き合いを大事にする「営業」の人たちは、それだけ交際費が増えてしまうということなのでしょうか?

逆に、平均貯蓄額が最も低いのが「クリエイティブ系」の111万円で、貯蓄率も39%と他の職種に比べて低さが目立ちます。「クリエイティブ系」の人は、「クリエイティブな仕事を産むための自己投資」と称して娯楽に使うお金がとりわけ多い……のかもしれません。

<業種別:平均貯金額/平均年収/貯蓄率(貯蓄額÷年収×100)>
IT……359万円/375万円/96%
金融……358万円 /387万円/92%
商社……357万円 /371万円/96%
メーカー……308万円/368万円/84%
メディカル……298万円/381万円/78%
サービス……237万円/338万円/70%
建設/不動産……233万円/341万円/68%
メディア……195万円/325万円/60%
小売/卸/外食……175万円/302万円/58%

今回の調査結果から、平均年収の高さと貯蓄額は必ずしも比例しないということが分かりました。ちなみに20代全体の平均貯蓄額は295万円、平均年収は359万円。今回の調査結果から考察するに、貯蓄を増やしたいのであれば、自分の年収額に関わらず、きっちりと収入を貯金に充てる地道な努力と強い意思が必要といえそうですね!

↓↓↓調査結果はこちら



※この記事は2013/09/10にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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