【はたらくクイズ】平均年収ランキング・業種編。最も年収が高いのは?2020年版

業種によって、平均年収は大きく異なります。今回は、2020年版データをもとに、業種によって年収にどのくらい差が出てくるのかを、クイズ形式でご紹介します。

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はたらくクイズにチャレンジ!

※先に参考データをご覧になりたい方はこちら
平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【2020年版】

 

【第1問】最も平均年収が高いのはどの業種?

(1)金融
(2)総合商社
(3)メーカー
(4)インターネット/広告/メディア

 

【第2問】メーカーの中で最も年収が高いのは?

(1)総合電機
(2)自動車/輸送機器
(3)玩具
(4)たばこ

 

【第3問】最も平均年収に男女差があるのはどの業種?

(1)建設/プラント/不動産
(2)金融
(3)小売/外食
(4)メーカー

 

答え合わせ

問題は難しかったですか? 早速答え合わせをしていきましょう!

 

【第1問の答え】最も平均年収が高いのはどの業種?

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(3)メーカー

2020年の業種分類別の平均年収ランキングは、「メーカー」が453万円で1位でした。続いて2位には「金融」が平均448万円でランクインしています。「金融」の平均年収は昨年から12万円アップし、昨年4位だったところから順位を上げました。3位には、昨年2位の「総合商社」(446万円)がランクインしています。

4位以降のランキングをご覧になりたい方は下記よりご確認いただけます。

出典:平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【2020年版】

 

【第2問の答え】メーカーの中で最も年収が高いのは?

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(4)たばこ

第1問の答えで平均年収ランキング1位だったメーカーですが、dodaでは「メーカー」を更に細かく22業種に分類しています。その中で最も平均年収が高いのは、「たばこ」の641万円でした。2位の「トイレタリー」の平均年収が526万円ですから、2位に115万円もの大差をつけていることがわかります。

続いて3位には「家電/モバイル/ネットワーク機器/プリンタメーカー」、4位に「総合電機メーカー」、5位には「電子/電気部品メーカー」がランクインしており、メーカーの中でも家電など電気製品を扱うメーカーの平均年収が高めであることがわかります。

この他のメーカーのランキングをご覧になりたい方はこちらからご覧いただけます。

出典:メーカーの平均年収

 

【第3問の答え】最も平均年収に男女差があるのはどの業種?

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(2)金融

業種別の平均年収1位はメーカーでしたが、男女別で見てみると異なる面が見えてきます。男性だけに絞ると、平均年収が最も高いのは「金融」の540万円です。メーカーの男性の平均年収が492万円ですから、男性のみで考えれば、メーカーとは48万円の差があります。しかし「金融」の女性の平均年収は370万円で、「金融」の男性のみの平均年収と比較すると、なんと170万円も平均年収に差があることがわかります。

逆に、男女差が最も少ないのは「サービス」の77万円差、2番目に少ないのが「小売/外食」の81万円差、3番目に少ないのは「インターネット/広告/メディア」で84万円差でした。

日本は、世界的に見ても男女不平等が顕著に見られる国の1つであり、全ての業種で男女の平均年収に大きな差があります。男女平等が望まれる今の時代において、こうした側面も1つ、職業選択の判断材料にしてみてもいいかもしれませんね。

出典:金融の平均年収 

 

働き方が多様化する時代。あなたはどんな業界で働きたいですか?

何問正解できましたか?
就職活動や転職活動をしている方、これからの働き方に迷っている方、それぞれに異なる判断材料があると思います。やりがい、年収、将来性、働き方の自由度など、観点は様々だと思いますが、後悔のない職業選択ができるといいですね。今回のクイズも1つの参考になれば幸いです。

 

文・編集=矢澤拓

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