最大で44日間の差! 休日が多いのはどの業種・職種?

勤める業界によって、休日数が大きく異なっていることは誰もが知るところ。休日数の多い会社に勤める友達の話を聞くと、ついうらやんでしまいますよね。

最大で44日間の差! 休日が多いのはどの業種・職種?

勤める業界によって、休日数が大きく異なっていることは誰もが知るところ。休日数の多い会社に勤める友達の話を聞くと、ついうらやんでしまいますよね。

では、実際のところ休日が多いのは、どんな職業なのでしょうか? 20代のビジネスパーソン2,500人にアンケートを実施し、年間平均休日数を割り出してみました。まず、20代全体の平均休日数は121.6日ということがわかりました。次に、休日の少ない業種・職種トップを5を見てみます。

休日の少ない業種トップ5
1位 コンビニエンスストア……95.8日
2位 外食・レストラン……96.0日
3位 芸能・芸術……99.1日
4位 理容・美容・エステ……105.0日
5位 放送……108.2日

休日の少ない職種トップ5
1位 美容師・エステティシャン(販売サービス系)……90.3日
2位 施工管理(建築系)……98.5日
3位 調理スタッフ(販売サービス系)……100.8日
4位 ホール・サービススタッフ(販売サービス系)……103.0日
5位 スーパーバイザー・エリアマネージャー(販売サービス系)……108.2日

最大で44日間の差! 休日が多いのはどの業種・職種?


もっとも休日が少ない業種は「コンビニエンスストア」で、2位には「外食・レストラン」がランクインしています。どちらも年中無休で営業している店舗が多く、なかなか休みが取りづらいと考えられます。4位の「理容・美容・エステ」にも同じ理由が当てはるでしょう。そして、忙しいイメージが強く「てっぺんをまわる(=深夜0時を過ぎる)」という業界用語まである、「芸能・芸術」(3位)や「放送」(5位)も上位にランクインしていました。

職種で見た場合、販売サービス系がランキングの4/5を占めています。主に、消費者へサービスを提供する仕事のため、土日祝日が繁忙期でなかなかカレンダー通りに休みがとれないということが考えられます。

それでは気になる休日の多い業種トップ5は?

休日の多い業種トップ5
1位 自動車・輸送機器メーカー……135.2日
2位 電子・電気部品・半導体メーカー……132.7日
3位 医療機器メーカー……130.5日
4位 機械・電気機器メーカー……130.5日
5位 設備関連・プラントメーカー……129.6日
5位 家電・AV機器メーカー……129.6日

休日の多い職種トップ5
1位 先行開発・製品企画(モノづくりエンジニア)……134.4日
2位 生産技術(モノづくりエンジニア)……131.4日
3位 エンジニアリング(モノづくりエンジニア)……130.7日
4位 設計開発(モノづくりエンジニア)……129.8日
5位 研究開発(ITエンジニア)……129.5日
5位 社内SE(ITエンジニア)……129.5日

驚くなかれ、休日の多い業種トップ5すべてがメーカーでした! 1位の「自動車・輸送機器メーカー」の休日は135.2日。1年の3分の1はお休みということに……。メーカーはお盆や年末年始の期間に工場を停止させるために、1週間~10日間の長期休暇を設けている企業が多いことが影響しているのでしょう。

また職種別では、トップ10のうち8職種が「エンジニア職」であることも分かりました。

ちなみに、休日の少ない職種ランキングでトップの「美容師・エステティシャン」と、休日の多い職種トップの「先行開発・製品企画」との差は44.1日でした。

今回の調査結果から、BtoBビジネスを行っている業種・職種は、企業間のやり取りがなくなるお盆や年末年始はカレンダー通り休みになるため、休日が多くなるようです。一方BtoCビジネスを行っている業種・職種は、そうした長期休暇が大きな収益をあげる大切な時期なため、休日を取ることが難しくなっている……ということが伺い知れます。

転職を考える際に休日の多い職業を選びたいのであれば、「メーカー勤務」「エンジニア職」が狙い目なのかもしれませんね!

↓↓↓調査結果はこちら

最大で44日間の差! 休日が多いのはどの業種・職種?


※この記事は2013/08/13にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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