目次
□エリア別の通勤時間が短いランキング
□業種別の通勤時間が短いランキング
□職種別の通勤時間が短いランキング
エリア別の通勤時間が短いランキング
最も平均通勤時間が短いエリアは「四国」の26分。そして「中国」(30分)、「北信越」(30分)が2位で並ぶ結果になりました。最も通勤時間が長い「関東」(1時間9分)と比べると、実に半分以下の長さとなっています。家賃の高い都心部ほど、通勤時間の長い傾向にあり、また電車通勤が多くなるのも特徴です。
1位 | 四国 | … 26分 |
---|---|---|
2位 | 中国 | … 30分 |
2位 | 北信越 | … 30分 |
4位 | 東北 | … 31分 |
5位 | 九州・沖縄 | … 33分 |
6位 | 北海道 | … 36分 |
7位 | 東海 | … 46分 |
8位 | 関西 | … 59分 |
9位 | 関東 | … 1時間9分 |
業種別の通勤時間が短いランキング
続いて、最も平均通勤時間が短い業種は「小売/外食」(39分)。都心のオフィスではなく、各店舗へ出勤するスタッフが多いため、店舗に近い場所に住むケースが多いということが原因として考えられます。また2位の「教育」(41分)と3位の「メディカル」(43分)も学校や塾、営業所や研究施設などで同じことが言えそう。
一方で、「広告/メディア」(1時間3分)、「IT」(1時間13分)などは、オフィスが都心部にあることが多く、それが通勤時間の長さに起因していると考えられます。
1位 | 小売/外食 | … 39分 |
---|---|---|
2位 | 教育 | … 41分 |
3位 | メディカル | … 43分 |
4位 | 商社 | … 48分 |
5位 | 建設/不動産 | … 49分 |
6位 | サービス | … 50分 |
6位 | メーカー | … 50分 |
8位 | 金融 | … 55分 |
9位 | 広告/メディア | … 1時間3分 |
10位 | IT | … 1時間13分 |
職種別の通勤時間が短いランキング
職種別で見ると、「教師/講師」(38分)、「事務・アシスタント系」(41分)、「食品/医療/化学系」(44分)が上位に。学校や店舗、工場に研究施設など、拠点への勤務が多い職種がランクイン。また「事務・アシスタント系」については、ワークライフバランスを重視しているケースも多く、それがゆえ自宅から近い勤務地の職場を選んでいる人が多いのも、原因と言えそうです。
1位 | 教師/講師 | … 38分 |
---|---|---|
2位 | 事務・アシスタント系 | … 41分 |
3位 | 食品/医療/化学系 | … 44分 |
3位 | 販売・サービス系 | … 44分 |
5位 | 企画管理系 | … 51分 |
6位 | 機械系エンジニア | … 53分 |
6位 | 建築/土木系 | … 53分 |
8位 | 営業系 | … 54分 |
9位 | 専門職 | … 57分 |
10位 | クリエイティブ系 | … 1時間5分 |
11位 | ITエンジニア | … 1時間10分 |
ちなみに同時に「通勤中にやっていること」を聞いた結果、下記のような結果に。(複数回答可)
1位 音楽を聴いている … 32.1%
2位 メールをしている … 18.7%
3位 考え事をしている … 16.7%
4位 ネットサーフィンをしている … 14.9%
5位 寝ている … 14.2%
6位 本・雑誌(電子書籍を含む) を読んでいる … 12.8%
7位 ラジオを聴いている … 11.1%
8位 窓の外の景色を眺めている … 6.6%
9位 交通機関内の広告を見ている … 6.1%
10位 ゲームをしている … 5.7%
通勤時間の長さは、会社や家の事情に左右されて、なかなか思い通りにならないだけに、せめて過ごし方だけでも工夫して、快適な通勤ライフを送りたいものですね。
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※この記事は2014/04/18にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています
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