必要以上に怒ったり、さらにはその理由が理不尽だったりする上司を持つと「上司がもっと魅力的な人だったら、やる気も出るのに……」と思ってしまいますよね。
それでは、20代が叱られてもこの人のために頑張りたい！ と思える上司とはどのような人物なのでしょうか。そこで20代の男女計300人に、“この人が上司なら叱られても良いという有名人”について調査を実施し、ランキングにしてみました。
Q.この人が上司なら叱られても良いという有名人は？
【男性編】
1位 明石家さんま……16票
2位 所ジョージ……13票
3位 堺雅人……11票
4位 イチロー……10人票
4位 ビートたけし（北野武）……10票
【女性編】
1位 天海祐希……63票
2位 江角マキコ……16票
3位 真矢みき……14票
4位 篠原涼子……9票
5位 松嶋菜々子……7票
男性編では、TVのバラエティ番組で司会を務めるタレントが上位にランクイン。
1位の明石家さんまさんに対しては、「ときに優しく、ときに厳しく、メリハリをつけて接してくれそう」や「最後にうまくフォローもしてくれそう」といったコメントが多く寄せられています。
また2位の所ジョージさんは「叱るとき、その理由と言い方がはっきりしていそうだから」「理不尽なことでは叱らなさそう」というポイントを挙げている人が多く見られました。
このように、場を明るく盛り上げながら仕切り、出演者を上手にいじって笑いに転換する明石家さんまさんや所ジョージさんの姿は、“自分たちのような若手会社員もうまく扱ってくれそう”という印象を抱かせてくれるのかもしれません。
他には、この夏のドラマ『半沢直樹』でメガバンクの銀行員役を演じた役者の堺雅人さんに対しては、「優しい口調だけど、的確に注意してくれそう」という声が。そして、スポーツ界からは日本が世界に誇るスター選手イチローがランクインしていました。
この結果から、20代は男性の上司に対して、「優しさと厳しさのバランスが良い」や、「叱る理由が明確」といった要素を求める傾向が見えてきました。
対して、女性編では女優が上位を独占し、演じている役柄の印象が票に大きく影響を与えているもよう。中でもダントツ1位は天海祐希さん。2位と47票も差をつける結果になりました。「厳しそうだけど、自分のためを思って叱ってくれそう」「筋の通った指摘をしてくれそう」といったコメントが多く寄せられました。『離婚弁護士』『女王の教室』といったドラマで演じた、厳しい言動の裏に思いやりや愛情を秘めている役柄が、強く印象に残っているのかもしれません。
2位は『ショムニ』の江角マキコさん、4位に『ハケンの品格』の篠原涼子さん、5位では『美女か野獣』の松嶋菜々子さんがランクインしていました。いずれも、「的確な指摘をしてくれそう」「ビシッとその場で叱り、その後は引きずらなさそう」という、サバサバしたキャラクターがうけているようです。
柔和で穏やかな印象を持たれていそうな有名人がランクインした男性編、そして対照的に芯があり意見をハッキリと言いそうな、“キレイ系”の女性がランクインした女性編。今の20代の求める上司像が少しだけ分かった気がしますね。
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※この記事は2014/01/21にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。
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