【後編】「食」が人を繋ぐ、クックパッドオフィスを大公開

クックパッドにこれまでなかった「暮らし」というジャンルで、新サービスの開発を手がける大枝さんへのインタビューから、クックパッドで次々と新しい価値が生まれる秘訣に迫ります!

【後編】「食」が人を繋ぐ、クックパッドオフィスを大公開

会社概要

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名称:クックパッド株式会社
本社所在地:東京都港区白金台
社員数:128名(2013年4月末)
設立:1997年10月
平均年齡:31歳
男女比:約6:4

150万以上のレシピが登録されている、日本最大の料理レシピサイト「クックパッド」を運営する企業。まだインターネット黎明期の1997年に有限会社コインを設立し、翌年「kitchen@coin」という名称でレシピ検索・投稿サービスを開始。後に「クックパッド」に名称を変更。2009年に東証マザーズ、2011年には東証1部へ上場。現在、月間利用者数は2,000万人以上と利用者は増え続けている。

新たな価値を生み出すクックパッド流ワークスタイル、その秘訣は?



近年、クックパッドでは、さまざまな新しいサービスが生まれ、そしてそのスピードは、どんどんと勢いを増しています。例えば、野菜の宅配サービス「やさい便」や料理教室検索サービス「クックステップ」などが、昨年の組織改編によって生まれた部署で登場した新たなサービスです。今回お話を伺ったのは、さらに事業開発のスピードを加速させるため、今年の4月に誕生した部署「プレミアム新サービス開発部」に所属する大枝さん。クックパッドにこれまでなかった「暮らし」というジャンルで、新サービスの開発を手がける大枝さんへのインタビューから、クックパッドで次々と新しい価値が生まれる秘訣に迫ります!

サービス開発は最小構成のチームで


---前の部署では、どのような仕事をなさっていたのですか?
「『献立から探す』というサービスを作りました。それまでユーザーの方はレシピを一個一個探していたのですが、献立をクックパッドがまとめて提案すれば、その日のご飯を決めるときにもっと便利だろうなと思い、チームメンバーと部長に提案してみました。そこからサイトでサービスが公開されるまで3カ月とかからなかったと思いますね」

---すごいスピード感ですね。

「クックパッドは誰かが何か新しいことをやるときは、エンジニアとディレクターの小さなチームに部長を交えて議論します。そこで全員が納得すれば、すぐに制作に向けて取りかかります。会社によっては、サービスを公開するまでに1年くらい時間をかけるところもあるようですが、クックパッドとしては必要最小限のプロダクトでできるだけ早くリリースして、ユーザーの方の反応を伺います。その反応から、コンテンツを追加したり、いらない部分は削ぎ落していくことを大事にしています。だから、上司の意思決定も早く、ローンチまでのスピード感があります。これは、クックパッドの大きな特徴だと思いますね」

アイデアからサービスになるまでの行程をすべて1チームが担う

 

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---今いる部署での仕事について教えてください。
「これまでクックパッドが行ってきた『食・料理』という分野から、さらに範囲を広げた『暮らし』というテーマでサービスを考えています。どんなユーザーの方に向けて作るか、ターゲットをどこに絞るかという、ゼロからエンジニアと話し合い、企画を検討している最中です。具体的にどんなサービスになるかはまだ言えませんが、会社員でありながら、会社を起業し始めた人のようにチャレンジする気持ちで仕事に取り組んでいます」

---エンジニアも企画出しから深く関わるということですか?

「そうですね。クックパッドのエンジニアは、自分で新しいサービスを生み出したいと考えている人が多いので、当たり前のように彼らからもアイデアが出てくるんですよね。エンジニアが納得しないサービスを作っても、『やらされている感』がユーザーに伝わるし、システムの理屈を知っている人の視点がディレクターの盲点を補ってくれることもあるんですよ。それに、どんなポジションに就いていても、いいコンテンツを作るためには一切妥協しないというプロ意識があるので、アイデアや思ったことは一人で溜め込まずに、チームできちんと共有するようにしています」

---アイデアは共有することで膨らむことが多いのでしょうか?

「データやパソコンをただ眺めていても良いアイデアはなかなか降りてこないんです。自分の頭で考えるのと併行して、人に話したり、聞いたりする=インプットとアウトプットの作業を行っています。クックパッドは、企画部署・営業部署と別れておらず、チームで企画からサービス開発までを丸ごと担うので、アイデアが面白くても、事業として成功に導けるかどうかまでをシビアに考えないといけません。だからこそ、お互いの意見を共有させることの大切さをそれぞれが理解していると思いますね」

---社員みんながクリエイティブマインドを持っていると、意見を戦わせる場面も増えそうですが…。

「議論はかなり白熱します。意見が対立したり、『このアイデアは尖り過ぎだね』なんて、ズバズバ言われることも少なくありません(笑)。それでも、お互いが『より良いサービスを生み出したい』という気持ちが共有できているので、そこで気まずくなることはないですね。チーム内の議論が行き詰まったときには、別のチームメンバーとグループでディスカッションをします。また違う部署の人でも、想定しているターゲットになりそうだなと思った社員を見かけたら、その場でヒアリングしてしまいます。新しいサービスを作る大変さは、みんな理解しているので、嫌な顔一つせず協力してくれるんです」

生活者としての自分をターゲットにする


---会社という看板を使って、新しい事業を起こすのはプレッシャーにもなりそうですが、率直に今の仕事は楽しいですか?

「もちろんプレッシャーはありますが、やりがいがある仕事を任せられているので、とても充実していますね。プライベートで家族と過ごす時間の中でも、『どんなサービスがあったら、便利だろう!?』と、無意識に考えてしまうくらい(笑)。それに、自分が家族のために料理を作ったり、片付けをしたり…という、自分のプライベートをきちんと過ごすことで『こうだったら生活がより便利になるな』『ここが今、主婦に必要とされているんだな』とアイデアが浮かびます。それが直接今立ち上げようとしているサービスに繋がっているので、仕事とプライベートの良いサイクルができているなと感じていますね。
私は一人のユーザーとして『自分の好きなもの、あったらいいなと思うもの』をアイデアとして提案するように心がけています。それは自分が必要と思えないサービスを作っても、ユーザーの方に刺さると思えないし、自分自身がきちんと責任感をもって納得のいくサービスを作ることが難しくなってしまうからなんです。『ユーザー目線で欲しいと思えるサービスを作る』『やりたいと思える仕事を行う』、そういう姿勢で仕事に向き合えているからこそ、責任が負えるし、楽しんでやれているんだと思います」

---大枝さんの今後の展望は?

「入社した時に、上司から『言われたことをやるだけだったらほかの会社でもいい。ここで自分が作りたい物をつくることが大事だから、クックパッドを利用して自分がやりたいことをやりなさい』と、教えられました。だからこそ今後も、自分が何をやりたいかを探し続けて、それを叶えられるように自分でも努力し続けないといけないなって思います」

クックパッドという会社を利用して、自分のやりたいことを実現し続ける大枝さん。自分のやりたいことをやる、と言うとつい「起業」という選択肢が頭に思い浮かびます。だけど企業に所属しながら、やりたいことに挑戦するという選択肢もあるのだということを、改めて考えさせられるインタビューでした。クックパッドの皆さん、ありがとうございました!

最後に、今回の取材で伺ったお話を元に、あなたのクックパッドへの適性度を図る診断表を、編集部が勝手に作成!!
適性度100%のあなたは、今すぐクックパッド の門戸を叩いてみるのもよいかも??

勝手にクックパッド適性診断!


□人から指示をされなくても、自分で仕事をみつけて動くことができる。
□これだけは人に負けない、という強みや強い意志を持っている。
□周囲の人の個性を尊重し、尊敬できる。
□社内外を問わず、サービスを提供することが大好き。
□仕事とプライベートの両方を大事にできる。

診断結果はコチラ!!


0~1個
残念!! クックパッド適性度 20%
2~3個
あと少し!! クックパッド適性度 60%
4~5個
もしかしてあなたはクックパッドの方ですか? クックパッド適性度 100%

PROFILE

 

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氏名:大枝絢
職種:プレミアム新サービス開発部 グループ長
略歴:関西の4年生大学を卒業後、商社に就職し、商品開発や営業に携わる。その後、知人が経営するネットベンチャー企業に半年間勤め、2010年よりクックパッドに入社。人事部で採用担当の仕事に2年間従事し、HappyAuthor部サービス開発ディレクターを経て、2013年4月から現在の部署で新サービス開発事業を行っている。

※この記事は2013/08/19にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。

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