動物タイプ診断で人間関係の悩みを解消!?自己理解を深める「パーソナリティ特性診断」

「上司が苦手で仕事に行きたくない」「同僚との相性があまり良くない」など、職場での人間関係に悩む人も多いのではないでしょうか? そんな人におすすめなのが、2度のうつ病の経験を経て、「特性アドバイザー」として4万人を鑑定した通称「黒まめ先生」こと河野ヒナタさんが編み出したオリジナルメソッド「パーソナリティ特性診断」です。今回は、河野さんに自分を動物に例えるパーソナリティ特性診断の特徴と簡単にできる診断テスト、9つの動物タイプの特性をご紹介いただきます。

自己理解を深めている人のイメージ

動物タイプ診断で人間関係の悩みを解消!?「パーソナリティ特性診断」とは?

良好な人間関係を築き上げられる人のイメージ

人間関係に関する悩みを抱えている人は、少なくありません。実際に、河野さんがこれまで受けてきた相談は、人間関係に関する悩みが多かったといいます。

また、人間関係の悩みは基本的に“自分と他人とのズレ”から生じていることが多く、まずは自分のパーソナリティ=特性について理解することが大事なんだそうです。

河野さんが独自開発した「パーソナリティ特性診断」の“パーソナリティ”とは、生まれ持って親から遺伝として受け取った性格の軸になる特性を指します。自分の特性(性格)を受け入れ、周囲の人の特性も同時に理解することで、人間関係の悩みの解決策が見えてきます。

「パーソナリティ特性診断」の特徴について、河野さんに詳しく伺いました。

「パーソナリティ特性診断」は3つの特性がベース

「パーソナリティ特性診断は、ライオン(行動)、猫(感情)、犬(思考)という動物をモチーフにした3つの特性がベースになっています。動物をモチーフにしているのは、カタカナや専門用語が苦手な人にも分かりやすく伝えるためです。

例えば、“ライオンは噛みつくから怖い”、“誰からも愛されるパンダは人懐こい”など、動物をイメージするだけで各タイプの特性を直感的に理解することができるんです。本を読むことが苦手という人でも、難しい表現がないので、理解しやすい内容になっています」

3つの特性を使って人間を9タイプの動物に分類

「この診断では、ライオン、猫、犬の3つの基本特性がどのように組み合わさっているかによって、ゴリラ、サル、パンダ、リス、ウサギ、キングコングといった複合タイプが形成されます。つまり、全部で9タイプの動物に分類されるんです。ライオン特性だけが当てはまる人もいれば、犬・猫の2つ以上の特性を持ち合わせている人もいるでしょう。

質問に答えて自分の特性を知ることができれば、『自分はこういう傾向があるのか』と気付けるはずです。特性を理解するだけで、苦手な人やモノと折り合いをつけやすくなり、トラブルや無用な衝突を避けられます」

自分はどの動物タイプになる?パーソナリティ特性の診断方法

パーソナリティ特性の診断を実施するイメージ

それでは、特性の調べ方を紹介します。自分の動物タイプを知る方法は、全部で4ステップです。

・自分の動物タイプを知る方法

  1. 下記の診断テストを読んで、自分の考え方や行動に当てはまる、もしくは近いと思う項目をチェックしてください。あまり深く考えすぎず、フィーリングでの回答で大丈夫です。
  2. 各テストで当てはまった項目数をメモしておいてください。
  3. 3つの診断テストが終わったら、当てはまった項目数を◎・○・△・×に変換します(詳細は後述します)。
  4. タイプ早見表で自分に当てはまる動物タイプを探します。

・他人の動物タイプを知る方法

自分の動物タイプを診断するのと同様に診断テストを受けてもらうのが一番ですが、難しい場合は判定したい人の普段の言動や行動などを思い浮かべ、自分の印象に近いものにチェックを入れて自分のタイプを知る場合と同じ手順でその人のタイプを導き出しましょう。

では、さっそく下記の診断テストを始めてみましょう。

ライオン特性診断テスト

□せっかちと言われる
□落ち着きがないと思う
□たくさん食べる
□自分がナンバーワン(リーダー)でいたい
□負けず嫌いがでる
□プライドが高いと言われる
□生きる上で元気さや熱血は必要
□正直、性欲は強い方
□格闘技やスポーツの観戦が好きだ
□早口で話す

猫特性診断テスト

□忘れ物や無くし物が多い
□時間にルーズになりがち(ギリギリ行動)
□人と話すのが好き
□計算が苦手で金銭感覚がどんぶり勘定
□片づけが苦手
□食に貪欲!いろいろな物を食べたい
□飽きっぽく1つの事を最後までできない
□カタカナや横文字を読み間違えてしまう
□毎日笑顔で「HAPPY&LUCKY」でいたい

犬特性診断テスト

□食事に偏りが出やすく毎日同じでも平気
□ルーティン作業が得意
□お金を使うなら、食べ物よりも形の残るモノを買う
□感情のままに動くよりも、よく考えてから行動する
□洋服は同じメーカーや素材にこだわり、愛用し続ける
□理由や理屈に納得できないと動けない
□仕事にルーズな人が苦手(約束を守らないルーズな人が苦手)
□洋服の色はシック、モノトーンが多い
□1人の時間が好き
□大人数だと疲れてしまう

【診断テスト後の採点・変換】
3つの診断テストが終わったら、それぞれのテストで当てはまった数の合計数を下記の4段階に変換します。

・9〜10個:◎(強〜極で特性がはっきり見える程度)
・7〜8個:○(中高程度で少し特性が見える程度)
・5〜6個:△(普通レベルで特性が目立たない程度)
・0〜4個:×(ほぼ無い、もしくは感じられない程度)

自分が持っている各特性の大きさがわかったら、その組み合わせによって自分のタイプを診断できます。下記のタイプ早見表で確認しましょう。

【タイプ早見表】

早見表1_2

早見表3_4

リス・うさぎ診断テスト

リスとうさぎは、猫特性と犬特性が組み合わさったタイプです。タイプ早見表で「追加テストへ」と案内を受けた人は、次の設問をチェックして、チェック数の多い方が自分のタイプとなります。

【リス】
□賑やかな場所が好き
□誰といてもノリがいい
□とりあえずやってみよう!
□自分はよくやっていると思う
□注目されないのは寂しい
□いろいろなことに興味を持つ
□変化や刺激のある人生がいい

【うさぎ】
□静かな場所が好き
□心を許していない人の前で笑えない
□よく考えてからやってみよう……
□自分はダメな人間だと思う
□注目されるのは苦手
□自分の世界観だけを大事にしたい
□安定・安全に過ごせる人生がいい

9動物タイプの診断結果

それでは、診断テストで導き出された9タイプ別の主な特性について見ていきましょう。今回は、それぞれの特性のプラス面・マイナス面、向いている仕事、その動物タイプの人に接する際のコツについて河野さんに伺いました。

動物タイプ

特徴

ライオン

考える前にすぐ行動!生まれついてのリーダー

常に天真爛漫!なんとかなるさが口癖の楽天家

真面目で繊細な頑張り屋

ゴリラ

俺について来い!な頼れる親分肌

初対面でも仲良くなれるコミュ力の塊

リス

自分ワールド全開の自由人

うさぎ

ついつい人の顔色を伺ってしまう、優しく慎重な繊細さん

パンダ

穏やかな平和主義者

キングコング

人と同じことが嫌いな個性派

 

動物タイプ①ライオン|考える前にすぐ行動!生まれついてのリーダー

ライオンのイメージ

・主な特性
「ライオン特性はエネルギッシュさとバイタリティがあります。活発で行動力があり、本能が強いので裏表がないのが特徴です。

やりたいことをやる、嫌なことはやらないという、とてもシンプルな性格。まさに本能に忠実に生きるタイプです。ただし、“食べる・寝る・遊ぶ”の本能に近い部分や、自分の行動欲・正義欲が満たされない状態になると怒りのスイッチが入ることがあります」

・プラス面
「持ち前のバイタリティで、どんなことでもパワーで押し切る強さを持っています。ビジネスシーンにおいては、処理スピードが速く、マルチタスク進行が当たり前で、メンタル面も安定傾向にあります。

プレッシャーのある場面でも物怖じせず判断でき、 大きな成果やチャレンジを任されると燃える傾向が強いでしょう」

・マイナス面
「待つことが嫌いでせっかちになる傾向があり、勝負ごとで負けそうになるとイライラして攻撃性が上がる特性があります。また、感情のコントロールが苦手で、後先考えずに行動してしまうことも。

周囲に対して丁寧な説明を意識し、威圧的に見えないように言葉選びに注意する必要があります」

・向いている仕事
プロジェクトマネージャー、広報・PR、ドライバー、バスガイド、ツアーコンダクター、輸入業者、自衛隊、警察官、経営者、自営業など

「ライオン特性は、動きのある仕事や、明確な目標を持って突き進めるような仕事が向いています。逆に、黙々と作業をするようなデスクワークや工場での勤務などはあまり向いていないでしょう」

・ライオンタイプの人に接する際のコツ
「ライオンタイプの上司や先輩に物事を説明する場合は、感情よりも論理で話すと納得してもらいやすいです。なぜなら、ライオンタイプは感情的になりやすい傾向があるからです。

待たされることが嫌いなので、何か相談するときに前置きが長いのもNG。長々と説明するよりも要点を絞って分かりやすく伝えると話がスムーズに進みます」

動物タイプ②猫|常に天真爛漫!なんとかなるさが口癖の楽天家

猫のイメージ

・主な特性
「猫タイプは天真爛漫な楽天家で、コミュニケーション能力が高く、初めて会った人ともすぐに仲良くなれます。“ハッピー、ラッキー、ラブ”が、一番の活力源に。喜怒哀楽を周囲の人たちと共有することを得意としています。

新しいもの、可愛い物、食べることが好きな一方、忘れ物や失くし物が多く、少し時間にルーズな傾向があるでしょう」

・プラス面
「無邪気さと裏表のない性格から、みんなから愛される存在となるのが猫タイプの強みです。嫌なことがあっても一晩寝るとリセットされ、ポジティブ思考に切り替えるのが得意。

ビジネスシーンでは、チーム内の調整・潤滑油役として周囲に安心感を与えることができます。人と関わる行動を率先して行うと、その場の雰囲気を明るく盛り上げられます」

・マイナス面
「猫タイプは数字や機械操作、カタカナの読み間違いが多い傾向があり、マルチタスクが苦手。物忘れや遅刻が多く、少し飽きっぽい傾向もあります。

苦手なことは得意な人の力を借りて乗り越えたり、正しく理解している人に助言をもらったりするのがいいでしょう。難しい分野でも、言葉で説明されると理解しやすいはずです」

・向いている仕事
商品企画・マーケティング、広報・PR、カスタマーサポート、看護師、保育士、介護士、エステティシャン、フローリスト(花屋)、飲食店スタッフ、テーマパークのスタッフ、など

人と触れ合う仕事は猫タイプの人の天職です。また、食べることに幸せを感じる傾向があるため、飲食業にも向いているでしょう。

事務作業やPC業務では苦労することも多いかもしれません」

・猫タイプの人に接する際のコツ
「猫タイプの人は人当たりがいい傾向がありますが、一方で時間にルーズだったり、事務作業等でミスをしたりといったことが起こるため、人間関係のトラブルが発生しやすいです。

もし、職場に猫タイプの上司や先輩がいる場合は、苦手な面を上手にフォローすると、頼れる部下として信頼関係を築きやすくなります。また、感謝の言葉をもらうとやる気が上がるので、ちょっとしたことでもこまめにお礼をいうようにしましょう」

動物タイプ③犬|真面目で繊細な頑張り屋

犬のイメージ

・主な特性
「実は、日本人は犬特性を持つ人が多いです。犬タイプは、慎重でこだわりが強いのが一番の特徴。物事や人に対して分析的思考をし、調べることも大好きです。

興味のないことには一切目もくれない極端な性質があり、基本的に受け身の性格で、頼まれると断れない一面があります。そのため、人に「嫌だ」と言えない繊細な心の持ち主ともいえます」

・プラス面
「犬タイプは、好きな教科では良い点を取ることができ、その場の空気を乱さないように振る舞うことができる、平和主義者です。モノ作りやデータの収集・分析が得意で、ルーティン作業が好きな人が多いでしょう。

興味のあることに対して記憶力や集中力を発揮し、ミスしないよう思考行動できます。ビジネスシーンでは、システム化された業務で成果を出しやすく、上司や先輩からの信頼を得やすい傾向があります」

・マイナス面
「犬タイプは人とのコミュニケーションが苦手で、たとえ親しい友人であってもなかなか本音を見せない傾向があります。自己表現が苦手で、周囲に流されやすい点には注意が必要でしょう。

遠慮しすぎて自分の意見が言えなかったり、責任を背負いすぎてパンクしたりしないように、身近な人と相談しながら物事を進めることが大切です」

・向いている仕事
法務、総務、経理、事務、エンジニア、編集者、税理士、管理栄養士、料理人、教師、鉄道系職員、漫画家、研究者、公務員など

「犬タイプの人は几帳面で数字に強く、手先が器用でコツコツ働くことができるため、向いている仕事も多いです。接客系の仕事は慣れるまで時間がかかることもありますが、人見知りがなくなればすぐに対応できるようになるでしょう」

・犬タイプの人に接する際のコツ
「犬タイプは私語が少なく、真面目に物事に取り組む傾向があるため、人間関係のトラブルはあまり多くないかもしれません、ただし、受け身な一面があり、完璧を目指すあまり仕事に時間がかかりすぎることもあります。

職場では『会話が少ない』と思うこともあるかもしれませんが、コミュニケーションが苦手で自分の空間を大切にしているだけなので、話しかければ丁寧に対応してくれます。雑談や共通の趣味などで関わりを持つと、徐々に心を開いてくれるでしょう」

動物タイプ④ゴリラ|俺について来い!な頼れる親分肌

ゴリラのイメージ

・主な特性
「ゴリラタイプは、ライオン+犬の特性が合わさった複合型タイプで、リーダーシップと真面目さを併せ持っています。いわゆる“ボス気質”で、常識やマナーを大切にし、物事に対しては几帳面で完璧主義な傾向があります。

エネルギッシュで心身ともにたくましく、ハードなスケジュールでもへこたれないタフさが強みです」

・プラス面
「興味のあることはずっと続けられる忍耐力があり、覚えが早く、スキルを身につけるのが得意です。お金の管理が上手なので、マネジメント職では力を発揮しやすいでしょう。

安定感のあるリーダーシップで周囲からの信頼を得やすく、器の大きさと現実的な視点で組織運営の即戦力となります。向上心が高いので、進んで勉強することで世界が広がっていきやすいです」

・マイナス面
「自分の正義感を押し付けてしまったり、知らないうちに周囲を威圧してしまったりする傾向があります。また、プライドが高く、謝罪が苦手で人に弱みを見せない傾向があるため、ゴリラタイプは孤立してしまう人も多いです。

周囲への配慮や感謝の気持ちを忘れないことが大切です」

・向いている仕事
人事、総務、法務、プロジェクトマネージャー、医師、土木・建設作業員、消防士、溶接工、大工、教師、セミナー講師、税理士、弁護士、公務員など

「ゴリラタイプは、体を動かす仕事や人を教育する仕事、管理職・幹部・経営者の適性があります。また、責任感を伴う専門職系の仕事に関しても能力を発揮しやすいでしょう」

・ゴリラタイプの人に接する際のコツ
「ゴリラタイプの人は周囲に威圧感を与えてしまうことがあるため、職場にゴリラタイプの人がいる場合は、適度な距離を保つことがポイントになります。ただし、“この人から学びたい”という気持ちがあるのであれば、積極的に関わっていくのもおすすめです。

感情論ではなく、理屈や根拠で話すと伝わりやすいでしょう」

動物タイプ⑤猿|初対面でも仲良くなれるコミュ力の塊

猿のイメージ

・主な特性
9タイプの中でも最もポジティブ思考なのが、猿タイプ。ライオン+猫の特性があり、行動力と好奇心、ユーモアセンスもある根っからのコミュニケーターです。

自由な発想で我が道を行くタイプなので、考えるよりも先に行動しています。明るい性格で人の心をつかむことができ、固定観念を覆す革命家となり得る存在です」

・プラス面
「誰とでもすぐに会話ができるため、プレゼンや商談など“魅せる仕事”で活躍しやすいです。即断即決の性質があり、失敗すると思われるような領域にも果敢に挑んでいきます。

全力で今を楽しむ性格なので、難しい分野は他の人に任せて、自分は得意分野で能力を発揮するという人も多いでしょう。人と人を繋ぐ力が高いことから、企画・発信系の仕事で成果を発揮します」

・マイナス面
「前もってリスクに備えることが苦手なため、ピンチに陥ってしまうことも多いかもしれません。特にお金の管理に関してルーズな面があり、散財には注意が必要です。

細かい作業や事務作業、ルーティン業務に飽きてしまう傾向があるため、仕事で集中力が続かないといったマイナス面が出ることがあります。ミスが発生しないよう、業務ではダブルチェックしてもらうなどの対策が必要でしょう」

・向いている仕事
営業、商品企画・マーケティング、広報・PR、カスタマーサポート、販売・サービス、看護師、保育士、経営者、YouTuberなど

「人と話しても疲れないというバイタリティ豊かなコミュニケーション力があるため、営業職が向いています。また、ライオン特性を活かして経営者になる猿タイプも多いため、その場合は事務関係を担う人を雇ってリスク管理を行うことが重要です」

・猿タイプの人に接する際のコツ
「基本的に目立ちたがりなので、プレゼンの発表者などのポジションをお願いして、自分はサポートに徹するようにすると人間関係も仕事もスムーズに進められるかと思います。ほめられるとモチベーションが上がるので、『先ほどのプレゼン、すごかったですね』などの言葉をかけるように意識してみてください。

細かい指摘は不機嫌になってしまうことが多いので、伝える際は短くポジティブな言い回しを心がけましょう」

動物タイプ⑥リス|自分ワールド全開の自由人

リスのイメージ

・主な特性
「リスタイプは、犬+猫の特性がありますが、特に猫特性が強いという特徴があります。人懐っこく楽天家で、楽しいことが大好きです。細かいことをあまり気にしないので、笑顔でやり過ごすことができます。

基本的にどんな場所にも適応できますが、かしこまった場ではTPOを守るなど慎重さが出てくる一面もあります」

・プラス面
「バランス感覚に優れていて、絶妙な距離感で人と関わることができます。親子関係が良いケースが多く、そのおかげかメンタルが安定している傾向も。

仕事を覚えるのが早く、分からないことがあればきちんと質問もできます。細やかな配慮ができるので、人のために行動すると自然と信頼を得やすいです」

・マイナス面
「ライオン特性がないため、やや積極性に欠ける傾向があります。また、数字が少し苦手で、カタカナの覚え間違いも多いでしょう。機械操作が苦手なので、パソコンやスマホなどに苦戦することも。

失敗することは多いかもしれませんが、目標を設定して諦めずにチャレンジすることで、パワーを発揮しやすくなります」

・向いている仕事
人事、総務、事務、秘書、商品企画・マーケティング、広報・PR、プロジェクトマネージャー、カスタマーサポート、看護師、保育士、介護士、販売・サービス、テーマパークのスタッフなど

「接客や受付などの人相手の仕事や、アシスタント業務などが向いています。口が堅く、臨機応変に対応できるため、周囲からの信頼を得やすいです」

・リスタイプの人に接する際のコツ
「リスタイプは誰とでもストレスなく付き合えるため、人間関係でトラブルを起こすことは少ないです。ただし、几帳面で真面目な一面があるため、リスタイプの同僚にはスケジュールややることを事前に共有しておくと安心するでしょう。

また、チームで作業をする際は感謝の言葉や小さな努力にも気づいてあげると喜びます。上司がリスタイプの場合は、悩み事を相談すると親身になって話を聞いてくれ、背中を押してくれるはずです」

動物タイプ⑦うさぎ|ついつい人の顔色を伺ってしまう、優しく慎重な繊細さん

うさぎのイメージ

・主な特性
「うさぎタイプはリスタイプと同じく犬+猫の特性がありますが、リスタイプは猫寄りで、うさぎタイプは犬寄りという違いがあります。真面目で繊細なうえに責任感が強く、基本的に人にNOと言えないだけでなく意見するのも苦手な慎重さがあります

怒られることや環境の変化が苦手ですが、人懐っこく、仕事は真面目に取り組む優秀さを秘めています」

・プラス面
「繊細で慎重な性格のため、トラブル回避能力が高いです。また、冷静さも備えているので、周囲に流されずに中立的な発言をすることができます。

仕事面では、スケジュール管理や進行管理など“抜け漏れ防止”が得意分野です。細かい作業を丁寧にこなすので、周囲からの信頼も得やすいでしょう。

裏方としてえるポジションでも能力を発揮します」

・マイナス面
プレッシャーに弱く、繊細で引っ込み思案な一面があります。怒られたり注意されたりすると一人で抱え込むことが多く、思考の沼にはまりやすいです。

完璧主義で自分を追い込みがちなので、仕事面では8割くらいでOKと許容することを意識するといいでしょう。真面目な一面がある一方でのんびりすることもあるため、積極性を身に着けると仕事がよりスムーズになります」

・向いている仕事
公務員、人事、総務、法務、総務、経理、プロジェクトマネージャー、事務、受付、工場作業員、整備士、税理士、行政書士、司法書士、システムエンジニア、プログラマー、デザイナーなど

「繊細さと対人力が備わっており、専門職や細かい作業を必要とする仕事、ルーティン業務などが向いています。慎重さが求められる仕事すべてに対応できますが、ストレスをためやすい傾向があるため、気分転換やストレス発散法を知っておきましょう」

・うさぎタイプの人に接する際のコツ
「うさぎタイプの人は、人付き合いが苦手で繊細な心の持ち主です。同僚にうさぎタイプの人がいる場合は、もし困っていそうなら、「何か手伝えることある?」など、優しく声かけしてみましょう。否定的な言い方よりも提案型の方が伝わりやすく、感情に寄り添う対応が効果的です。

上司がうさぎタイプの場合は、会話が少なくてもきちんと見てくれていますので、安心してください。気遣いの言葉をお互いに伝え合うと、信頼度が高まります」

動物タイプ⑧パンダ|穏やかな平和主義者

パンダのイメージ

・主な特性
「ライオン・猫・犬特性が平均もしくは平均以下なのが、パンダタイプです。平和主義で、全ての人間の性格を理解しようとし、『こんな人もいるよね』と受け入れます

基本的にはポジティブ思考で、感情の起伏があまりなく、淡々としています。他のタイプからは理想的な存在として見られることがありますが、自己評価が低く、自分を過小評価しがちという特徴があります」

・プラス面
「どんな状況でも受け入れる柔軟性があり、切り替えが早いという強みがあります。ビジネスシーンにおいては、仕事や用事は早めに終わらせる計画性の良さを発揮し、段取りを組み立てるのも得意です。

職場では和ませ役としてチームに安心感を与えることができ、プレッシャーの少ない環境で実力を発揮します」

・マイナス面
「中立的な立場をとることが多いので、“日和見主義な人”と周囲に思われてしまうことも。また、やればできるのに飽きっぽさから途中でやめてしまうことがあります。

意見を求められたときは遠慮しすぎず発言をするようにし、自分自身を過度に低く評価しないよう意識することが大切です。また、変化が苦手なので、変化に慣れる機会を意識的に取るようにしましょう」

・向いている仕事
警察官、人事、総務、法務、総務、事務、経理、広報・PR、プロジェクトマネージャー、カスタマーサポート、ケアマネジャー、弁護士、税理士、看護師、保育士、教師、プランナーなど

「汎用性が高く、多くの仕事をそつなくこなせます。バランサーの特性があることから、会社員ならマネジャーにも向いています。

また、地道な努力を活かして弁護士や税理士などの資格を取得して働くのも向いているでしょう」

・パンダタイプの人に接する際のコツ
「パンダタイプは能力が平均的な特性があるため、他のタイプの人に対して常にリスペクトを持っています。また、人当たりが良いため、疑問に思っていることや悩んでいることなどを相談すると、親身になって対応してくれるでしょう。

同僚にパンダタイプの人がいる場合は、困っていても自分から言い出せない一面があるので、気にかけつつ声をかけてあげることを意識してみてください」

動物タイプ⑨キングコング|人と同じことが嫌いな個性派

キングコングのイメージ

・主な特性
9タイプ全ての特性を強く持ち合わせているのが、キングコングタイプ。100人に1人くらいのレアなタイプで、好奇心が旺盛で人と同じことが嫌いなボスキャラです。

周囲の変化に流されずに自分の信念を貫くので、周囲の人からは個性的と言われることも。人の下につくことが嫌いで、マルチな才能を持っているので確固たる地位を築く人が多いです」

・プラス面
「やると決めたことは全力で取り組み、成果を出す確率が高いです。関心のある分野に対する記憶力が素晴らしく、情報収集能力も高いため、仕事も趣味も完璧にこなします。

また、人と同じことが嫌う特性から、斬新でオリジナルなアイデアを打ち出しやすいです。視野が広く、リーダーシップと共感力の両面を持つため、判断・分析・実行・発案ができる役職で成果を発揮するでしょう」

・マイナス面
「興味を持ったことはすぐに習得できる反面、一度満足すると飽きて関心がなくなることも。また、計画性がなく、ひらめきや興味だけで動いてしまう点に注意が必要です。継続性が身につけば、記憶力や技術力を活かして成果を発揮できるでしょう。

周囲の期待を抱え込みすぎて疲弊しやすい傾向があるため、時には自分の弱さを見せながらストレスをため込まないようにすることが大切です」

・向いている仕事
自営業、法務、商品企画・マーケティング、プロジェクトマネージャー、コンサルタント、ツアープランナー、医師、政治家、デザイナー、アナウンサー、新聞記者、など

「ある程度自分の意向を反映でき、自由に動ける自営業が向いています。行動力や統率力、専門性や知識力などを活かし、マルチな才能が必要なコンサルタントやツアープランナー、なども適職といえます」

・キングコングタイプの人に接する際のコツ
「キングコングタイプは基本的に何でもできる人が多いですが、頼りすぎないように注意が必要です。素直な気持ちで相談すると的確に対応してくれ、お礼や感謝の気持ちをちゃんと伝えることで信頼感が高まります。

他者をサポートしすぎて疲れている場合もあるので、気配りを忘れないようにしましょう」

パーソナリティ特性診断を活用する際の注意点

診断を通して自分のことをよく知ろうとする様子

今回紹介したパーソナリティ特性診断ですが、活用するにあたり、心に留めておきたいポイントを河野さんに伺いました。

他人よりも、まずは自分のことをよく知る

「パーソナリティ特性診断では、自分の傾向を知ることができます。自分の特性や特徴について知った後は、特に自分の苦手な部分について、客観的に見ることが大切です。

苦手な人やコトがあっても、それが自分の努力不足によるものではなく、特性が原因だと分かれば、ありのままの自分を受けとめやすくなります」

苦手な人やモノとうまく折り合いをつける

「苦手な人からは感覚的に距離をとってしまいがちですが、そうするとますます理解できなくなります。その人の特性タイプを知り、『この分野では考え方が逆なんだな』と理解するだけでも、無用な衝突やトラブルを避けることができるかもしれません」

診断結果が「自分とは違う」と感じる場合の受け止め方

「この特性診断は、“他人から見た自分”と“自分の感覚”のギャップを知るきっかけになることも。また、診断結果を読んで、『このタイプじゃないと思う』と思ったとしても、その違和感こそが大事な気づきになります。

診断結果は、自分を知るためのヒントのひとつとして、納得できる部分を活かしながら、自身の感覚や経験も大切にしてみてください

自分の特性以外の8タイプを全て読んでみる

「自分の特性の部分のみを読むと、『この部分は当たっている』、『この部分は違うかも』と占いのように感じるかもしれません。しかし、他の8タイプを読み、同僚や知人、家族の特性について理解すると、“確かにこんな部分があるかも”と気付くことがあり、今後の人間関係構築の助けになります。

診断結果については、すべての特性について目を通してみてください

まとめ

人間関係で悩みを抱えている人の中には、「どうして自分の考えが相手に伝わらないのだろう」と感じる人もいるかもしれません。自分と相手の性格の違い、生まれ持った本質や特性について理解すると、「こうすればよかったんだ」と解決策が見えてくるはず。

パーソナリティ特性診断で自分らしさや本来の自分の適性を知り、さらに周囲の人たちの特性について理解することで、自分が生きやすい環境づくりが実現できます。ぜひ参考にしてみてください。

パーソナリティ特性診断_書籍画像

パーソナリティ特性診断
著:河野ヒナタ
発行:内外出版社

監修:河野ヒナタ(黒まめ先生)
メンタルカウンセラー/特性アドバイザー。幼少期から20代にかけてのトラウマ体験や事故により、うつ病を発症。その後、心理学との出会いにより「特性診断」を独自開発。4万人以上の鑑定実績を誇り、「自分を正しく知れば、人は変われる」をテーマに普及と啓発活動を行う。

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