転職が当たり前の時代がきている?20代は「現在転職を考えている人」が約半数ということが判明

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、20代~60代の会社員1,200人を対象に「転職に対するイメージ」「理想のはたらき方」についての調査を実施しました。

転職が当たり前の時代がきている?20代は「現在転職を考えている人」が約半数ということが判明

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、20代~60代の会社員1,200人を対象に「転職に対するイメージ」「理想のはたらき方」についての調査を実施しました。

その結果、転職に対してポジティブに捉えている人が全世代で過半数であることや、世代によってはたらく上で重要視するポイントに違いがあることなどが明らかとなっています。

転職に対するイメージは全世代でポジティブ


まず、転職に対するイメージを調査したところ、56.4%が転職をポジティブなものとして捉えていることがわかりました。この数値は、20代~60代の会社員すべての回答を合計したものです。

また、世代別に見ていってもその結果が大幅に変わることなく、どの世代においても転職がポジティブ>ネガティブのイメージになっています。なかでも、20代がもっともポジティブに考えているようです。


自由回答で見られたコメントは「自分の理想とするはたらき方を実現するためには転職が有効」「人生100年時代といわれる中、一つの仕事に拘る必要がない」といったものです。ネガティブな回答をした人は「転職自体がネガティブである」という考えよりも、転職をしたことがないことから漠然とした不安を感じているとのことです。

20代は現在転職を考えている人が約半数


続けてはたらき方について調査したところ、約半数(49.9%)の人が「現在の会社で理想のはたらき方ができていない」と考えている結果となりました。


「現在転職を考えていますか?」という質問に対しては、特に20代の人が「考えている」と回答しています。

一方で、60代の会社員のみに絞って「20代~30代に戻れるとしたら他の仕事に就きたいと思いますか?」と質問したところ、「そう思う」と回答した人が62.2%いたことから、さまざまな世代の人が現在の仕事以外を視野に入れながらはたらいているといえるでしょう。

 

60代の会社員のみに絞って質問された「20代~30代に戻れるとしたら他の仕事に就きたいと思いますか?」への回答

 

はたらく上で重要視するポイントは世代間に差が


しかし、「理想のはたらき方を実現するために重要なことは?」というテーマでは世代間での差が見られました。具体的には、ミレニアル世代と呼ばれる20代は「プライベートの時間」を重視する一方、シニア世代の50代は「仕事のやりがい」を重視する傾向があるようです。

 

調査概要


・調査期間:2018年8月13日~17日
・調査対象:全国の会社員20代~60代男女(派遣、契約社員も含む)計1,200人
・集計方法:分析においてはウエイトバック集計を行い、総務省「労働力調査」2017年全国を性年代別、雇用形態別割合にあわせて補正したうえで分析することで、妥当性を担保しています。
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

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