朝食や夕食を抜くとストレスを感じやすくなる?食事とストレスの関係性についての調査結果が発表

一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが、食習慣とストレスの関係に関する調査を行い、その結果を発表しました。この調査は、全国の男女14万を対象に行われたものです。

朝食や夕食を抜くとストレスを感じやすくなる?食事とストレスの関係性についての調査結果が発表

一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが、食習慣とストレスの関係に関する調査を行い、その結果を発表しました。この調査は、全国の男女14万を対象に行われたものです。

ごはん食頻度とストレスの関係は?

 


今回、ストレス量が個々人のキャパシティを超えて起こる心身の疲労状態を“ストレス性疲労”と定義して調査が行われました。調査の結果、男女共に「3食ともごはん食ではない」人はストレス性疲労者が多い傾向があり、「3食ともごはん食」はそれを下回ることが判明しました

食事にかける時間とストレスの関係は?



【食事にかける時間(平日)】

平日の食事にかける時間とストレスの関係について調査したところ、男女共に「ストレス性疲労あり」となっている人は平日の昼食の「10分以下」であることが判明し、咀嚼が少ない食事を行っている可能性が高いことが推測されます。

【食事にかける時間(休日)】

休日の場合、男性は朝食・昼食、女性は朝食にかける時間が「10分以下」だとストレス性疲労ありと感じる人が多い傾向であることがわかりました。

食事頻度とストレスの関係は?

 

食事頻度については、3食摂る男性は全体で平日77.7%(休日79.7%)、女性は平日82.6%(休日82.1%)という結果に。ストレス性疲労については、男女ともに3食摂っている人の方が「ストレス性疲労なし」の割合が高くなりました。また、ストレス性疲ありの人は、「平日より休日に1日1食であることが多い」ということもわかりました。

食事を食べないこととストレスの関係は?



【食事を食べない割合】

時間帯ごとの食事有無について調査したところ、朝食を食べていない割合が最も高く、男性は17~18%、女性は13~14%という結果でした。ストレス性疲労の観点からみると、“朝食と夕食を食べていない人はストレス性疲労ありが多い”ということが判明しました。

調査概要


調査名 :ココロの体力測定2018
方 法 :インターネット調査
調査期間:2018年3月7日~17日
サンプル数:14万人(男女各7万人)
※都道府県ランキングに必要な数、各県1000サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正
設問数 :15問
調査機関:株式会社メディプラス研究所

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