雑に人生を生きるー。不毛さを追求するツベルクリン良平の仕事観

会社員をしながらブログ「自省log」を開設し、その後、フリーランスを経て株式会社LIGにジョイン。どんな状況、立場であれ、不毛さを追求し続け、「雑に人生を生きる」をコンセプトに掲げるツベルクリン良平さんの仕事の価値観をお伺いしました。

雑に人生を生きるー。不毛さを追求するツベルクリン良平の仕事観

会社員をしながらブログ「自省log」を開設し、その後、フリーランスを経て株式会社LIGにジョイン。どんな状況、立場であれ、不毛さを追求し続け、「雑に人生を生きる」をコンセプトに掲げるツベルクリン良平さんの仕事の価値観をお伺いしました。

「どうすれば面白くなるか」を常に考える毎日


(インタビュアー)-----今のお仕事では、どんなことをされているのでしょうか?

(ツベルクリン良平)「今は『LIG』という会社でプロモーション事業のディレクターをしています。常に『どうすれば面白くなるか』を考えていて、特に『いかにしてギャップを作ることができるか』というのを重要視しています。

-----なるほど。ギャップの中に面白さが隠れてる、ということですね

「僕は、お笑い芸人ではないですし、業界的に見てもまだまだの存在なんですけど、笑いってずれた部分とか違和感とかにあるかな、って。

バズっていうのはシェアの積み重ねなんですけど、じゃあシェアって何かっていうと『つっこみ』だと思っていて、『いかに読者につっこませるか』っていうのがすごく大切なポイントなんです。そのギャップ、隙を色んなところに作っていくっていう感じですね」

-----確かに、つっこみたくなったらシェアしたくなりますね!

「ユーザーの感情を動かすには、まず僕らが面白いと思わないとダメだと思うんです。たとえ結果が出なかったとしても。それでなくては意味がない。あと個人的に、無駄なことに価値がある、ってずっと思ってるんですよ。そこはブログのコメントとかでも言われるんです。『無駄すぎて何も言えない』と。その不毛さをずっと突き進んでいきたいな、って思ってます。なるべくこう、『無駄すぎて呆れ返る』みたいな。それってすごく幸せなことだと思うんですよ」

-----『無駄すぎて呆れ返る』。そういうちょっとした、隙間にあるようなものを大事に考えられていたということなんですね

「そうですね。『ほかの人が見ないところに対して全力でリソースを投下する』っていう、のがすごい重要だと思っています。ニッチなところをいかに調べるか、みたいなところが重要」

 

わくわくに共感して、流れのままに


-----度、フリーで働いて、そこから「今の会社に入ろうかな」と決意された背景的なものはありましたか?

「僕のコンセプトって『雑に人生を生きる』なんです。なるようになる、みたいなニュアンスなんですけど、『色んな仕事を試してみたい』とか『自分がわくわくするものをやってみたい』っていう気持ちもけっこう強くて。LIGには『わくわくをつくり、みんなを笑顔にする』という理念があるので、そこにすごく共感した、っていうところがありました」

-----わくわくに共感して、赴くままに、という感じですか?

「そうですね。流れのままに身をまかせた感じです。」

昔から作ることが好きだった


-----ツベルクリンさんは昔から発信したり、何か制作することがお好きだったんでしょうか?

「文章を書くのが好きでした。読者感想文の賞を狙ってみたりとか。それをクラスの前で発表をして、いかに笑わせられるか、面白く書けるか、みたいなところを頑張ったりしてました。大学生のとき、当時『mixi』が流行ってて、友だちと『どっちがコメントを獲得できるか』みたいな、練習というほどではないですけど、ちょっと競いながらやってみたりとか」

-----やはり昔から面白さを届ける点は大事にされていたんですね。ちなみにどういう背景で、そのお名前で仕事するように?

「ブログやっている時、ハンドルネームを付けた方が良いって聞いて、腕にツベルクリン(注射)の跡があったからっていう、そんな感じで適当に付けた名前です」

-----斬新ですよね(笑)

「『なんでそういう名前なんですか?』ってめちゃくちゃ聞かれるんで、それはすごくありがたいですね」

-----名刺を出すだけで会話が生まれますよね

「そう、アイスブレイクがしやすいんです。営業でアイスブレイクってすごく言われるじゃないですか、『天気の話をしろ』とか。(この名前だと)そんな必要はない、みたいな」

-----今までお名刺を出して、面白かったことなどありますか?

「ビルの受付のお姉さんにすごい怒られました、『本名でお願いします』って」

 

何でもできるっていう万能感があった。でも、実際にやってみたらダメだった


-----これまでにもさまざまなお仕事を経験されてらっしゃいますよね

「そうですね。新卒で人材系の営業やって、その後起業して。そしたら潰れちゃって、、今度はITの営業をやり始めて、そこでブログに出会ってっていう感じです。」

-----ブログを立ち上げたときには、ITで営業をされていた時ですよね。起業はその前ですか?

「前です。 4人くらいで始めたんですよ、前職で仕事をしていた仲間と一緒に『もう営業は大丈夫だ、俺たちでできる』と思って。」

-----何歳のときだったんですか?

「24ですね」

-----24歳で独立って…本当にすごいことですよね。

「いえいえ。調子にのってたんです(笑)

当時は何でもできるっていう万能感があった。でも、実際にやってみたらダメだった。メディアも立ち上げたんですけど、全然上手くいかなくて」

 

失敗して凹むけど、そのまま歩いてる


-----失敗しても起き上がれる、っていう強さはどこから……?

「たぶん、倒れてないと思うんですよね。転んで起き上がるときって、すごい大変じゃないですか。僕は基本的に弱い人間なので、倒れたらたぶんもう二度と立ち上がれないんですよ。そんなパワーがない。だから失敗して凹むけどそのまま踏ん張って歩いてる、みたいなところがあります」

-----やっぱりそれは、まだどこかに希望を感じてらっしゃるから歩き続けられるんでしょうか?

「『俺の人生ダメだ』って思ってると、本当にダメになるんですよね。だから、しんどくてもきつくても『いや、大丈夫っしょ!』って。そこの気持ちがすごく大事なのかなって思います」

自分の人生って何でも正解だと思うんです


-----ツベルクリンさんが仕事を楽しめている要因や考え方のポイントはどんなところでしょうか?

「『自分が何をやりたいのか』っていうのを明確にできると楽しくなるんじゃないかな、と思いますね。上手く説明できないんですが、自分の人生って何でも正解だと思うんですよ。『迷ってるならやればいいじゃん!』で、それをやっていくと楽しくなるかなって思いますね。一歩目はすごくハードル高くて、でもそこをクリアしたらけっこう楽になる。

あと、僕は毎朝、『頑張るぞ!』『やるぞ!』って口に出して言うんです。そこかな。うーん、自分ではわかんないんですけど、ほかの人からは『自分の立ち位置を明確にわかっている』って言われますね」

-----自分自身に活を入れるのって大切ですよね。笑

ただ、一歩踏み出すときに多くの人はためらってしまいそうなものですが……いちばん大変だった「一歩目」というと?

「起業もそうですし、フリーもそうですね。やろう、なろうと思ったときにすごく言われるんですよ。『今の立場を捨てるのか』とか、『そんなことやって借金したらどうするんだ』とか。でもそこで、『別に失敗してもいいじゃん』『自分がやることが正解なんだ』って思うことで、一歩踏み出せるかなって思うので」

「記事を公開するときも『スベるかなぁ』っていつも心配なんですけど、まあ『なるようになれ』って思ってると結果的に上手くいく、って感じですね」

-----そういう、挑戦的な気持ちが大事ってことですね

「そうですね。ブログを始めてから特に『気持ちって超大事』って思いました」

-----ブログを始めてからなんですか?

「ブログを始める前って会社が潰れちゃったりとか、ITのわかんないことが多くて仕事が上手くいかないときも結構あって。『何とかなるっしょ』って思いつつも、やっぱりウジウジしてしまったり不安になったりってことが結構あったんです。でもブログを始めて、色々試していたら好転していって『ポジティブに考えると上手く回るんだな』って、改めてわかった感じですね」

-----ブログを始めたことがきっかけとしてはかなり大きかったんですね。

「めちゃくちゃ大きかったです。

言葉のエネルギーとか、意識高い系の発言に聞こえるんですけど(笑)、すごくあるんですよ、やっぱり」

-----そこが、昔から書くことが好きだっていう原点と繋がってるんですね。

「たぶん、そうだと思います。こんな感じで、雑に生きてます」


※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。

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