【Excel】あなたのExcelレベルはどれくらい? Vol.4 初級・中級問題にチャレンジ

あなたのMicrosoft Excel(以下、Excel)の知識をチェックする問題をご用意しました。今回は、初級~中級レベルの全7問。ぜひチャレンジして、Excelのスキルアップにお役立てください!

【Excel】あなたのExcelレベルはどれくらい? Vol.4 初級・中級問題にチャレンジ

あなたのMicrosoft Excel(以下、Excel)の知識をチェックする問題をご用意しました。今回は、初級~中級レベルの全7問。ぜひチャレンジして、Excelのスキルアップにお役立てください!

それではさっそくいってみましょう。

書式に関するショートカットキーを出題!

 


【解答】
Q1. 文字を太字にする
Q2. 文字を斜体(イタリック体)にする
Q3. 文字に下線をひく

【解説】
今回は書式設定に関するショートカットキーを出題しました。3つとも「ホーム」タブ→フォント内にあるコマンドです。特にQ1の太字(ボールド)は使用頻度が高い操作なので、ショートカットキーを覚えておくと便利ですよ。

以下の記事では、このほかに覚えておきたいショートカットキーを紹介しています。合わせてチェックしてみてください。

参考URL: これだけは覚えておきたい!Excelのショートカットキー9選 ~入門編~

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残りの日付を自動計算させてみよう!

 


【解答】
=B1-TODAY()
※セルの書式設定を「標準」に設定

【解説】
TODAY関数を使うのがポイントです。TODAY関数は、現在の日付をシリアル値(※)で表示する関数で、引数は不要です。B1セルは日付として表示されていますが、計算上はシリアル値として扱われます。

なので、「=B1-TODAY()」は「2020/7/24のシリアル値-今日の日付のシリアル値」ということを意味しています。

ちなみに、「2020/7/24(2020年7月24日)」のシリアル値は、「44036」です。残りの日数を表示させるテクニックは、締め切りまでの日数、パスポートの期限切れまでの日数など、日常生活でも使う機会が多いので覚えておきましょう。

※シリアル値:「1990年1月1日」を基準として、そこから数えて何日目にあたるかを表す値

 

形式を選択して、正しく貼り付けできますか?

 


【解答手順】
1. 表全体(A1:D5)をコピーする
2. A7セルを右クリックし、「形式を選択して貼り付け」を選ぶ
3.「罫線を除くすべて」にチェックを入れて、「OK」をクリックする

【解説】
一口にコピー&ペーストといっても、貼り付けの形式にはさまざまなものがあります。今回の問題は、「罫線を除くすべての情報をコピペする」というものでした。

「形式を選択して貼り付け」の機能にはほかにも、「値貼り付け」や「書式のみ貼り付け」、「数式貼り付け」などがあります。取り出したい情報のみをコピペする場合には、「形式を選択して貼り付け」を使用します。

関数を使ってデータに順位をつけてみよう!

 


【解答】
D2セルに以下の数式を入力し、それを下へコピーする。
=RANK(C2,$C$2:$C$11,0)

【解説】
データの順位をつける際には、RANK関数を使います。「=RANK(数値,参照範囲,順序)」で定義され、指定した数値が参照範囲の中で何番目にあたるかを表示します。

引数の「順序」には、降順(大きい値が高いランク)にしたいときは「0」、昇順(小さい値が高いランク)にしたいときは「1」を指定します。



注意点としては参照範囲を絶対参照にすること(F4キーで絶対参照)。そうしないと下へコピーしていったときに、参照範囲がずれてしまい正しい順位が表示されないので気をつけましょう。

データの個数を正しく数えよう!

 


【解答】
I2セルに以下の数式を入力し、下へコピーする。
=COUNTIF($B$3:$F$6,H2)

【解説】
CONTIF関数は、指定の範囲の中に検索条件に一致するセルがいくつ含まれているのかを教えてくれる関数(「=COUNTIF(範囲, 検索条件)」で定義される)。問題では、表に含まれているメニューの登場回数が問われています。

たとえば、カレーの登場回数を調べる際は、範囲を「B3:F6」に指定し(絶対参照にしておく)、検索条件をH2セル(カレー)とします。関数を使うことでひとつひとつ地道に数えていくよりも、早く正確にデータの個数を数えることができます。


このテクニックは、「大量のデータの中から特定のデータを見つけたいとき」「リスト内に含まれる重複を見つけたいとき」などに活用できます。

先ほどのRANK関数同様に、数式をコピーする際には範囲は絶対参照にしておくこともポイントです。

参考URL: 【Excel】ダブりを削除したい! データの重複をチェックしたいときに使えるテクニック

答えられなかった人も、これを機会にExcelを勉強しよう


いかがでしたか。基本的な内容に加え、少しひねった問題も出題してみました。Excelのスキルアップは一朝一夕にはいきません。

ちょっとずつでもいいので、日々新たな知識を取り入れ、実践することがExcel上達の一番の近道。

知らなかったテクニックを今日からすぐに取り入れてみてはいかがでしょうか。


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【今回ご紹介した参考記事】
これだけは覚えておきたい!Excelのショートカットキー9選 ~入門編~
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