初めての相手に“デキる!”と思わせる!飲み会マナー  ~歓迎会シミュレーション編~

歓迎する方もされる方も、楽しくもあり緊張もする歓迎会という名の飲み会の場。部署異動や、転職などでまだ上司との関係性が築けていない初めての飲み会の席は、前日までどう立ち振舞えばいいのかと、頭を悩ませてしまう人もいるのでは?

初めての相手に“デキる!”と思わせる!飲み会マナー  ~歓迎会シミュレーション編~

歓迎する方もされる方も、楽しくもあり緊張もする歓迎会という名の飲み会の場。部署異動や、転職などでまだ上司との関係性が築けていない初めての飲み会の席は、前日までどう立ち振舞えばいいのかと、頭を悩ませてしまう人もいるのでは?

そこで今回は初めての飲み会マナーについて、コミュニケーション専門家の植田愛美さんにお話を伺いながら、デキるビジネスパーソンの歓迎会の流れをシミュレーションしてみました。是非ともご参考に!

理想的な歓迎会の流れ


【序盤】歓迎会が始まる前にあいさつは済ませておくべし
大前提として、遅刻は厳禁!「遅刻=やる気のがない=仕事ができない」と、遅刻の理由や場合によってはマイナスなイメージがついてしまうこともあるので注意をしましょう。もしもの時は早めに連絡しておくといいでしょう。入店時は幹事の指示に従って着席し、乾杯発声までに周囲へあいさつとお礼を済ませておきます。

携帯を見て時間をつぶすことだけは避けましょう。上司に席を優先的に座ってもらったり、コートを掛けてあげたり、おしぼりを率先して回すといった気配りが重要です。 幹事さんへのお礼もお忘れなく。

【中盤】相手の名前を口に出して呼ぶことで、印象度UP!


歓迎会の中で主役にあるあなたは「接待を受ける側」ではなく、むしろ「接待する側」だったりします。歓迎されているからにはそのぶん飲む、食べるという意識ではなく、これからお世話になる方々のお酌に回る、一人一人にあいさつするなど、進んでコミュニケーションを図りましょう。

その際は必ず「○○さん」と相手の名前を直接呼ぶことで、ぐっと親近感が高くなります。お酒が飲めない方やトークが苦手な方への配慮もお忘れなく。

【終盤】まだ話していない人がいるか、要チェック!


歓迎会は通常2時間程度ですが、全員と話すことができたかチェックしておきましょう。もしできなかった人がいた場合は、お会計のときや見送り時に話しかけるくらいの気持ちで大丈夫です。参加者全員と接し、見送るまでが歓迎会だと捉えておきましょう。

【2次会】決して無理強いはしないこと


誘われたら進んで参加を。ただし、自ら「2次会にいきましょう!」とは言って無理強いはしないよう心がけましょう。翌日の仕事や用事に影響があることを懸念する人は少なくありません。

2次会は「カラオケへ」という流れが主流のようですが、事前に参加者の年代を把握しておき、共に楽しめる曲を網羅しておくことも一つのコミュニケーション法です。それだけでぐっと距離が近くことも。

<まとめ>


時間厳守やあいさつといったマナー面はもちろんですが、何よりも相手に対する気配りが大きなポイントになるようです。

宴会は短時間で面識が浅い人との距離を縮めるには格好の場所です。そして上手に振舞うことができるようになれば、仕事とはまた異なる「人となり」が評価される場面でもあります。これらの基礎知識をぜひフル活用して、新天地での好スタートを切りましょう!


※この記事は2014/04/07にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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