稀代のベストセラー作家・東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた話題の同名小説を、篠原涼子と西島秀俊の初共演で描く『人魚の眠る家』。 この度、カップル役を演じている坂口健太郎と川栄李奈のデートショットが公開された。
篠原さんと西島さんが夫婦役に挑み、過去にも東野圭吾原作である『天空の蜂』の監督も務めた堤幸彦がメガホンをとった本作。この度、坂口さん演じる星野と彼の恋人を演じる川栄さんの実力・人気を兼ね備えた俳優の2人による劇中のデートショットが初解禁となった。
本作で坂口さんが演じるのは、西島さん演じる和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也。前例のない娘の延命治療に、最先端技術を活かせないかと和昌に相談される星野を、坂口さんは「星野は、今の日本の技術の中でも未到達の領域を手掛ける研究者なので演じるのが難しかったです。自分は全能だと思っているんだけど、全能ではないのもわかっているというか。その全能感を作りだしたのは薫子さん(篠原さん)でもあるから、人に作られた全能感を持っていたんだろうなと思いますね」と分析する。
一方、川栄さん演じる星野の恋人・川嶋真緒は、星野とは結婚の約束をしているが、結婚はそっちのけで狂気的なほど研究にのめり込んでいく星野を心配する役どころだ。川栄さんは「真緒は物語の中では播磨家を客観的に見ている登場人物の一人で、恋人の星野のことを一番に考え待ち続ける、心が広く優しい女性です。撮影ではなるべくごく普通の女の子として演じるように心掛けました」と役作りについて語った。
そして解禁された星野と真緒のデートショットの数々には、もんじゃ焼き、回転寿司、イタリアンと恋人としてのデートを重ねる様が切り取られている。しかし、星野の表情は、研究にのめり込みすぎるあまり、心ここにあらずといった様子。そしてその星野を心配そうに見つめる真緒も印象的で、播磨家による娘の延命によって運命を狂わされる未来を予想させる。暗雲が漂う2人の関係も劇場で見届けてみて。
『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。
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