4月から義務化される5日間の有給取得 どう感じている人が多い?

エクスペディア・ジャパン(以下、エクスペディア)が、「有給休暇取得義務化に関する意識調査」を実施し、その調査結果を発表しました。

4月から義務化される5日間の有給取得 どう感じている人が多い?

エクスペディア・ジャパン(以下、エクスペディア)が、「有給休暇取得義務化に関する意識調査」を実施し、その調査結果を発表しました。

この調査は、20代~50代の社会人経験のある男女を対象に行われたものです。

日本の有給休暇取得の実態は?


2019年4月から「年次有給休暇の時季指定義務」が施行され、事業者は「対象となる労働者に対し、1年で5日以上の有給休暇を取得させる」ことが義務となりました。

法案施行の背景には、日本の有休取得率が低調であるため、企業の有休取得を促進する狙いがあるとのことです。


実際に、エクスペディアが以前行った「有給調査の国際比較調査※」によると、日本人の有休取得率は過去10年間ほとんどの年で最下位となっています。

【世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2018】より



「有給休暇取得義務化についてどう思うか」という質問には、74%の人が嬉しいと回答


一方、国別の長期休暇取得割合を見ると、日本の割合は世界最下位であり、日本人は長期休暇をあまり取っていないことがわかります。


また、日本人は世界でもっとも“有給休暇の取得に罪悪感を感じてしまう” という結果も出ています。

有給休暇を5日間取れるとしたらどうしたい?

 


「有給休暇を希望通りに5日間取れるとしたらどのように取るか」という質問では、約7割の人が「複数回に分けて取りたい」と回答


また、有給休暇の使い道については、6割以上の人が旅行をしたいと回答しています。

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