魅惑のチョコレートで街が埋めつくされた近日。
宝石みたいな粒チョコレート、ほど良い苦みがクセになるビターチョコレート、とろける甘さのホットチョコレート…とまさにチョコレートだらけで、チョコレート好きにはたまらなかったのでは。
一方で「もうチョコレートは飽きた」なんてウンザリしているそこのあなた。
実はチョコレートは食べ方次第で健康と美容効果の高い“スーパーフード”になり得ることをご存知でしたか?
チョコレートは「神々の食物」
チョコレートの原料となるカカオの実(種子の部分)には、ポリフェノール・カフェイン・トリプトファン・テオブロミン・ギャバなど、体に有用な成分が多く含まれています。
特にカカオの含有量が70%以上を占めるハイカカオチョコレートは健康効果が高いと言われ、スーパーフードとしても注目されています。
チョコレートの原産の地・中南米の人々はもともとカカオ豆を焙煎して飲み物を作り神にささげていたとか。
そのため、カカオの木には「テオブロマ・カカオ(Theobroma cacao)」、すなわち「神々の食べ物」という学名がついているんですよ。
ではチョコレートに含まれている成分の効用をひとつひとつ見ていきましょう。
チョコレートの有効成分
まず、カカオに含まれるカカオポリフェノールにはアンチエイジング効果が期待できます。
動脈硬化を予防したり肌のたるみを防いだり、期待される効果はさまざま。花粉症の症状を軽くするとも言われているので春先のスギ花粉症予防に役立つかもしれません。
トリプトファンは”幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンを分泌し、心のバランスを整えてくれる成分。ギャバはストレス軽減の効果があると言われています。
テオブロミンは精神をリラックスさせて集中力と記憶力を高めるはたらきをするそうなので、仕事中にもぴったりと言えそうです。
賢いチョコレートの選び方
チョコレートに含まれる有効成分を味方につけたいなら、迷わずハイカカオチョコレートを選びましょう。
一般的にカカオの量が多ければ多いほど苦みが増し、カカオ分が少なければ甘さを味わえます。
カカオ含有量70%のものは、甘さと苦さのバランスが絶妙で、カカオの奥深い香りを楽しめます。
最近ではコンビニやスーパーでもハイカカオチョコレートが気軽に手に入るので、ぜひいろいろな種類を食べ比べしてみてください。
小分け包装されているものならなお良し。少しずつ食べられますし、食べきれなかったチョコレートはデスクにしまっておけます。もちろん同僚とも分け合えばおいしさ倍増ですね!
賢いチョコレートの食べ方
チョコレートの味や香りを最大限に引き出すおすすめの飲み物は、水。
水を口に含むと舌をリセットできるので、異なるフレーバーのチョコレートを楽しみたい時にも水を合間に飲むとより味わいが深くなります。
ハイカカオチョコレートとブラックコーヒーの相性も抜群です。濃厚なカカオのフレーバーにコーヒーの苦みがベストマッチ。
組み合わせ方によっては味わいに相乗効果が生まれて、至福のリフレッシュタイムが過ごせるかもしれませんね。
味覚は人によっても、気分や体調によっても少しずつ変わってきます。
その日の気分に合ったチョコレートをセレクトできるよう、あらかじめ何種類かのハイカカオチョコレートを用意しておけば、あなたはもう「チョコレートおやつの達人」かも?
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