会社ではたらく上で、避けては通れない行事のひとつが歓送迎会です。
こういった飲み会は職場に馴染む良いチャンスでもありますが、お酒が苦手だったり時期的にお財布事情が厳しかったりすると、つい参加を遠慮したくなってしまうことも。
とはいえ、ストレートに「参加しません」とは言えず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、歓送迎会の角の立たない断り方をいくつかご紹介しましょう。
先約があると言う
突発的な歓送迎会のお誘いに対しては、「先約がある」と返事をするのが、もっとも断りやすい方法でしょう。
先約があって行けないとなれば、誘った側も「それなら仕方ない」と納得してくれるはずです。
ただしこの方法を使うのであれば、誘われた直後に「先約がありまして」と返すのがおすすめ。時間が経ってから「実は先約が……」と断っても、たとえ本当であっても嘘っぽく見えてしまう可能性があります。
運転する必要があると言う
車を運転する方であれば、「今晩 or 翌朝早くから車を運転する必要があるため、お酒が飲めない」という理由を作るのも良いでしょう。飲酒運転は、どんな理由があろうと絶対NGです。
ちなみに飲酒運転と聞くと、車をイメージする方が多いと思いますが、実は自転車を含む軽車両も処罰の対象に含まれます。自転車通勤をしている方も、上記の理由が使えます。
体調が悪い、ということにする
体調が悪いというのも、オーソドックスで使いやすい断り文句です。
体調の良し悪しは当人にしか分かりませんし、そんな人を無理やり歓送迎会に連れ出そうとすることもないでしょう。
少し用意周到すぎるかもしれませんが、早く帰りたい日であればマスクをしていくなど、“朝から体調悪い”アピールをしておくと、より自然な雰囲気を作り出せるかもしれません。
健康上の理由でお酒が飲めない(お酒を控えている)
「その場その場の仮病はバレそうだから、ちょっと……」というのであれば、健康上の理由でお酒が飲めないと説明するのはどうでしょう。実際、常備薬があるなら、お酒は飲まないに越したことはありません。
もしくは、健康を取り戻すためにお酒を控えているということにするのも一つの手です。
「次の健康診断までに体調を戻したいので……」といった具合に、時期を切ってみるのも良いかもしれません。
家族や恋人の機嫌を取る必要がある
「先日、飲みすぎて帰りが遅くなり、心配をかけてしまった」などの理由で、家族や恋人から飲み会禁止令が出ているということにするのも悪くありません。
あなた自身のキャラクター性にも寄りますが、こちらは少し冗談っぽく話したほうが、歓送迎会の誘いを断りやすそうです。
正直、お金がない
基本的に、飲み会に行くとお金がかかります。1軒目で帰れるならまだしも、そこから二次会、カラオケなんて行くとあっという間に出費がかさみます。
持ち合わせが無いのであれば、素直に「お金が無い」と宣言してしまいましょう。給料日前であるほど、その言葉は威力を増します。
さまざまな断り方を紹介してきましたが、誘ってくれたこと自体には感謝の気持ちを伝えましょう。
また、「歓送迎会には出席できないけど、その分、主賓に送る花代などの経費は少し多めに出します」といった具合に、ちょっとした気遣いをすれば、妙な角を立てずに丸く収めることができます。ぜひ、試してみてくださいね。
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