“会社員でも年12回以上の海外旅行”を実現する旅ブロガーが語る! 働きながら旅行を楽しむための6つのステップ

「学生時代はよく海外旅行に行ったけど、会社員になった今はまったく行けなくなった」と嘆くビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。

“会社員でも年12回以上の海外旅行”を実現する旅ブロガーが語る! 働きながら旅行を楽しむための6つのステップ

「学生時代はよく海外旅行に行ったけど、会社員になった今はまったく行けなくなった」と嘆くビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。

「私は今の会社と新卒で入った前の会社にいた14年間で、90カ国くらい海外へ行きました。1年でだいたい12~16回、海外旅行をしていることになりますね」

そう語るのは、「働きながら旅行を楽しむ」を実践する旅ブロガーのワカコさん。一体どうすれば普通の社会人でも「働きながら海外旅行」を実践できるのか。ノウハウを教えてもらいました!

働きながら旅行を楽しむための6つのステップ

 

ステップ1:旅行キャラを確立する


「例えば私の場合、入社時に『海外旅行が大好きです。今年は◯◯カ国を目指しています』と宣言しました。それ以来、『今年は何カ国行ったの?』と聞かれます」とワカコさんが言うように、旅行キャラを確立することは、海外旅行をする上でとても重要なのだそう。入社のあいさつや飲み会などで、積極的に海外旅行好きをアピールして、会社の中で旅行キャラを広めましょう。

ステップ2:社内に海外旅行好きを増やす


「上司や同僚の間で『海外旅行好き』が多いほど、休みが取りやすくなるもの。自分の言葉を参考に、実際に上司が休みを取って海外に行ってくれれば最高」とワカコさんが語る通り、休みを取って海外旅行に行くには社内の雰囲気が大切。そのためには、「旅行好きの自分が上司に“オススメ”の国などを教えて、旅行好きを増やすような啓蒙活動をするのもひとつの手」だと言います。

ステップ3:仕事をフォローして“お互いさま精神”を社内に生み出そう


「誰しも恩を感じれば恩を返したくなるもの。一度、長い休みを取った同僚をフォローしたことがありました。その人は、私が休んだときにフォローしてくれました。“お互いさま”って大切ですよね」とワカコさん。

普段から休んだ人の仕事をフォローすることで、自分が海外に行っている間、同僚からフォローされやすくなるのだそうです。

ステップ4:旅行計画と休暇申請は早めに


「GWやお正月休みのときは、半年くらい前から計画し、実際に航空券も買います。普段もなるべく早めに旅行計画を立てるのですが、そうすることでコストがだいぶ下げられます。数カ月先の休暇申請を出すのは、少しハードルが高いかもしれませんが、これまでのステップを意識的に行っておけば、白い目で見られません。さらに大型連休のときは、“1~2日”の有休を付け足すと、格段に値段が下がることがあるのでオススメ」(ワカコさん)

“長い休みは値段が跳ね上がるからどこにも行かない”と言っていた人は、有休を付け足して一番高い日程を避けた旅行計画を立ててみてはいかがでしょうか。

ステップ5:必ず連絡手段を確保しておく


「有休を使って行くときも、有休を使わずに週末だけで行くときも、必ず連絡手段を確保して仕事メールをチェックします。今は、Wi-Fiなどのネット環境をほとんどの国で確保できるので楽でいいですよね」とワカコさんは言います。逆にいえば、「海外旅行中でもしっかりとリスクマネジメントしておかないと、海外旅行をリピートすることが難しくなる」ようです。

ステップ6:お土産を忘れずに買ってくる


「お土産は欠かさずに渡しています。分けられるものを買ってきて、一人一人に配ります。海外で買ったお土産には、よく分からないものも少なくないので、“置いておくのでどうぞ”方式だと残ってしまうこともあるので要注意。私の場合、コストパフォーマンスを考えて、現地スーパーで仕入れることが多いです」とのこと。次も気持ちよく海外旅行ができるようにするために、休みをいただいた感謝の気持ちを込めたお土産は欠かせないのでしょう。

海外旅行がビジネスに良い効果をもたらすことも


ワカコさんいわく海外旅行をしていると、ビジネスにおいて有利に働くこともあるようです。

「仕事相手と旅行で行ったタンザニアの話で盛り上がったこともありました。海外に行くと今までにない視点を持てるようにもなるので、私にとっては海外旅行とビジネスは良い影響をもたらし合っています」と実体験を語ります。


ぜひ、皆さんも「海外旅行なんてできない」と嘆くばかりではなく、どうしたら海外旅行ができるのかを逆算して行動してみるのはいかがでしょうか?

(識者プロフィール)


ワカコ
「Wakabun's Diary」を執筆するブロガー。新卒で入った会社と現在の会社で働くおよそ14年の間に訪れた国は90カ国。学生時代を合わせると渡航国数は125。有給をほぼフルに活用して、年に12~16回ほど海外へ出掛ける。
ブログURL :https://wakabun2.exblog.jp//


※この記事は2014/03/10にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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