【2023年版】Wordを無料で使う3つの方法! Wordと互換可能な無料ソフトも紹介

Wordが自分のパソコンに入っていなくても、無料で使えることがあります。ただし、有料版で使える機能が制限されることがある点に注意が必要です。本記事で、Wordを無料で使う方法や有料版と無料版の違いを確認していきましょう。

Microsoft のワード(以下、Word)を無料で使用するには、オンライン版のWordを利用するなどの方法があります。ただし、漢字に振り仮名をつけられないなど一部機能が制限される点に注意が必要です。

本記事では、Wordを無料で使用する3つの方法や、そのほかの無料文書作成ソフトなどを紹介します。自分のパソコンにWordが搭載されていない方は、ぜひ参考にしてください。

Wordは無料で使える? 有料版との違いは?

パソコンにインストールされているWordは原則有料(※)です。ただし、オンライン版「Web用Word(Word for the web)」(以前の名称はWord Online)などを利用することで、無料でWordを使用できます。つまり、インターネット環境とMicrosoftアカウントさえあれば、無料でも簡単な書類作成が可能です(詳しい使い方は後述)。

Web用Word:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web

ここから、無料版の特徴や有料版との違いを確認していきましょう。

※購入時にPCにWordがインストールされている場合、Wordのライセンス料をPC購入代金として支払っています。インストールされていない場合は、ご自身でWordを購入することが可能です。

無料のWeb用Wordは一部の機能が使えない

ブラウザ上で操作をするオンライン版のWeb用Wordは、有料版と比べて使える機能が少ないです。例えば、Web用Wordでは「漢字にフリガナ(ルビ)を入れられない」「マクロが使えない」「縦書きにできない」「グリッド線を使用できない」などの制限があります。

一方、Web用Wordは、ファイルデータがクラウド上(OneDrive)に保存されるので、複数のデバイスからアクセスしやすいのがメリットです。例えば、自宅のパソコンで作ったWord文書を、通勤中に電車等でスマホを使って確認することも可能です。常時自動保存がされるのも、Web用Wordのよいところといえるでしょう。

デスクトップ版Wordを利用する方法は、パッケージ版とサブスクリプション版の2種類

無料のWeb用Wordはブラウザ上で利用できるのに対し、デスクトップ版は有料で、パソコンにWordのアプリケーションをダウンロードして使います。有料版は「パッケージ版(永続ライセンス)」と「サブスクリプション版」の2種類です。

パッケージ版は購入後、一度パソコンにダウンロードすると追加料金不要で使える方式です。サブスクリプション版は、月もしくは年単位で利用料を払うことでOfficeソフトを使う方式です。

それぞれの価格は以下の通りです(2023年9月現在/価格はすべて税込)。なお、いずれのプランもWordだけを購入することはできず、ExcelやOutlookなどがセットになっています。

【サブスプリクション版】
・Microsoft 365 Personal(旧・Office 365 Solo):14,900円/年(単月なら1,490円)

【パッケージ版】
・Office Home & Business 2021:43,980円(2台のWindows PC または Mac で使用可能)
・Office Personal 2021:37,700円(2 台の Windows PC で使用可能)

それぞれの価格を考えると「おおよそ3年前後で費用が同じ」くらいになります。その意味でいえば、長く使えば使うほどパッケージ版のほうがお得といえるでしょう。ただし、パッケージ版はMicrosoft Officeソフトで約3年ごとに実施される大幅なアップグレードに対応していない点に注意が必要です。そのため、次のバージョンにアップグレードするためには、再度通常価格で購入しなければなりません。

そこで、最新バージョンのWordを利用したい方には、サブスクリプション版がおすすめです。サブスクリプション版は初月無料のトライアル期間があるので、迷ったらまずは1カ月だけ利用してみるというのもいいでしょう。

家庭向けと一般法人向けの違いは?

Wordを含むMicrosoftのサービスは、「家庭向け(Microsoft 365 Personal・Microsoft365 Family)」と「一般法人向け(Microsoft 365ビジネス)」で料金が異なります。自宅で会社の仕事をする際に、どちらを選ぶべきか悩む方もいるのではないでしょうか。

家庭向けではMicrosoftアカウントを使用するのに対し、一般法人向けでは職場アカウントを使用する点が主な違いです。一般法人向けは管理者が利用者のライセンスを管理可能なため、従業員の入社・退社ごとに利用権限を付与したり、外したりできます。

なお、本記事で紹介するのは主に家庭向けサービスのMicrosoft 365 Personalです。

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Wordを無料で使う方法は3つ

Wordを無料で使うには、以下の3つの方法があります。

  • オンライン版のWeb用Wordを利用する
  • Microsoft 365 Personalの無料試用版を利用する(1カ月のみ)
  • iOS/Androidアプリ版のWordを利用する(スマホのみ)

それぞれの方法を確認していきましょう。

Wordを無料で使う方法① オンライン版のWeb用Wordを利用する

Web用Wordを利用するには、パソコンをインターネットに接続し、「Microsoftのアカウント」を用意します。アカウントはMicrosoft公式サイトで作成できます。

ここから、Web用Wordを利用する手順を確認していきましょう。

手順1 Microsoftアカウントを作成

Microsoftアカウントのホームページに移動して「アカウントを作成」を選択します。

続いて、「新しいメールアドレスを取得」を選択して「次へ」をクリックしましょう。

その後、画面に表示される手順に従って操作していきます。

手順2 Microsoft365のサイトにアクセスしてサインイン

アカウントを作成したら、再度Microsoft 365のサイトにアクセスします。アカウントに関する必要事項を入力して、「サインイン」しましょう。

手順3 メニュー画面で「Word」を選択

メニュー画面が表示されるので、「Word」を選択します。

メニュー画面で「word」を選択

最終的に以下のような画面が表示されて、オンライン版のWordを利用できるようになります。

Wordを利用できる

【オンライン版Web用Wordのメリット・デメリット】

メリット

●パッケージ版のWordとの互換性が高い
●クラウド保存や共同編集が可能
●テンプレートが豊富

デメリット

●ネット環境がないと作業できない
●機能制限がかけられている

こんな人におすすめ

●簡単な文書を作りたい方
●たまにしかWordを使わない方

参考URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web

Wordを無料で使う方法② Microsoft 365 Personalの試用版を利用する

サブスクリプション版のOfficeソフト「Microsoft 365 Personal」には、1カ月間の無料期間が設けられています。Wordだけでなく、ExcelやPowerPointなども利用できるので、「普段はほとんど使わないけど、WordだけでなくExcelやPowerPointも急遽必要になった」という方は、こちらを利用するのも良いでしょう。

ここから、Microsoft 365 Personalの試用版を利用する方法について、手順を簡単に解説します。

手順1 Microsoftアカウントを作成

Microsoft 365 Personal体験版を利用する場合もMicrosoftのアカウントが必要です。アカウントを所有していない場合は、先ほどと同じ手順で作成しておきましょう。

手順2 Microsoft365で「1か月無料で試す」

Microsoft365のサイトにアクセスし、「1か月間無料でお試しください」を選択します。サインインの画面が表示されたら、所有するアカウントの情報を入力しましょう。続いて、画面の指示に従って操作を進めれば、Microsoft365の利用が可能です。

なお、Microsoft 365 Personalを申し込むにあたって、クレジットカードの情報を入力しなければなりません。試用期間1ヶ月が終了すると自動的に料金がかかるため、体験期間のみ使用したい場合は注意が必要です。

【Microsoft 365 Personal体験版のメリット・デメリット】

メリット

●Wordのすべての機能が使える
●テンプレートが豊富
●ExcelやPowerPointも利用可能
●サブスク加入を考えているなら利用必須

デメリット

●料金の支払いはクレジットカード払いのみ
●無料で使えるのは1カ月のみ

こんな人におすすめ

●サブスクリプション版の購入を考えている方
●デザイン性の高い文書を作りたい方

参考URL:https://products.office.com/ja-jp/try

Wordを無料で使う方法③ iOS/Androidアプリ版のWordを利用する

Wordはパソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用可能です。モバイル端末でWordを利用したい場合は、アプリを活用しましょう。ダウンロードするだけで、Wordファイルの閲覧や編集、保存ができます。

アプリ版のWordを利用する手順を確認していきましょう。

手順1 アプリをダウンロード

iOSの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playで「Word」のアプリをダウンロードします。

手順2 アカウントを作成

Microsoftのアカウントがない場合は、他の方法と同様にあらかじめ作成が必要です。

手順3 利用開始

ダウンロード・インストールした「Word」をタップします。画面が切り替わったら、下部の「サインイン」をタップして、必要事項を入力しましょう。

「サインイン」をタップ

サインインが完了したら、以下のようにWord文書を作成できるようになります。

Word文書を作成可能

なお、スマホ・タブレットに接続可能なBluetoothキーボードを使えば入力が便利です。作業効率を上げたい方は利用を検討してみてください。

【アプリ版Wordのメリット・デメリット】

メリット

●パソコンを持っていなくても使える
●場所を選ばず、スキマ時間に作業するのに便利
●iOS/Android両方あるので使用機種を問わずに利用可能

デメリット

●使える機能は限定的
●外付けキーボードがないと文字入力が大変

こんな人におすすめ

●パソコンを持っていない方
●出張先や電車の中で作業したい方

iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/microsoft-word/id586447913
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.word

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スマホやiPadでWordを無料で使うなら? パソコンとの使い分けがおすすめ

スマホやタブレットでWordを無料で使うなら、3番目に紹介したWordアプリを使いましょう。iOSとAndroid両方のバージョンが用意されているため、ほとんどの機種でWordを使用できます。

おすすめの使い方は「パソコンとモバイル端末の併用」です。例えば、プレゼン用の原稿をWordで作る場合、まずはパソコンで文章を作成します。その後、作成した文章をスマホやタブレットで読み直します。

閲覧環境を変えると、誤字脱字やおかしな言い回しを見つけやすくなるのでおすすめです。また、スキマ時間の活用にもつながるため、すべての作業をパソコンでやるよりも効率が上がるでしょう。ぜひ、試してみてください。

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Wordと互換性のある無料ダウンロードソフト

最後に、Wordのように使える無料文書作成ソフトを紹介します。いずれもメジャーなツールなので、Wordが使用できない場合に試してみるとよいでしょう。

Word互換可能な無料ソフト① Googleドキュメント

「Googleドキュメント」は、Googleが提供している文書作成ソフトです。Googleアカウントがあれば、誰でも無料で使えます。Web用Wordと同じくブラウザ上で作業を行います。

Googleドキュメントで作成した書類は、Word(.docもしくは.docx形式)としてダウンロードすることも可能です。Wordとの互換性もおおむね問題なく、機能面でもWeb用Wordとほぼかわらないといっても差し支えないでしょう。

もしGmailやGoogleドライブをすでに利用している方であれば、ファイルの共有や保存、メールでの送付もスムーズでWordとも相性がよいため、Googleドキュメントの利用がおすすめです。

参考URL:https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/

Word互換可能な無料ソフト② LibreOffice「Writer」

「LibreOffice(リブレオフィス)」も、Microsoft Officeの代替ソフトとして利用されることがあります。ワープロソフト「Writer」だけでなく、プレゼンテーションソフト「Impress」、表計算ソフト「Calc」もあります。Wordとの互換性も高く、ファイル拡張子「.docx」の形式で保存可能です。

ただし、これらのフリーソフトで作成した文書をWordで開くと、デザインのずれや不具合が生じる場合があります。作成した文書どおりの内容を誰かに見てもらいたい場合は、PDF化するなどの工夫が必要です。

参考URL:https://ja.libreoffice.org/discover/writer/

MacユーザーはWordの代わりに「Pages」を利用可能

「Pages」はApple社が提供するワードプロセッサです。ほとんどのApple製デバイスに内蔵されているため、MacユーザーはWordの代わりにPagesを無料で利用できます。

PagesはOfficeとの互換性があり、Wordを使っている人の共同制作も可能です。ただし、文書によってWordとPagesの間で変換がうまくいかず、表示が崩れることはあります。職場が主にWordを使用している場合は、MacユーザーでもWordの利用を検討した方が無難でしょう。

参考URL:https://www.apple.com/jp/pages/

Wordの無料版ではできないこともある

今回紹介したWeb用Wordは、誰でも無料で使用可能です。「ときどきしかWordを使わない」「文章を作成できさえすればいい」などのライトユーザーには、Web用Wordなどの無料版でも十分でしょう。

しかし、Wordの無料版ではできないこともいくつかあります。そこで、仕事で頻繁に使用したり、デザイン性の高い文書を作ったりするヘビーユーザーには、有料版のWordがおすすめです。

今回の記事を参考にしながら、自身の用途に合わせて利用するサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

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