みなさん、仕事中にしっかりと水分は取っていますか?充分に水分補給しないと、代謝が落ちて体が潤滑に機能しなくなってしまうほかにも、血のめぐりが悪くなったり、最悪の場合は頭痛を引き起こしてしまったりします。
体は絶えず水分を失っているので、一日だいたい2リットルを目安に水分を補給する必要があるそうですが、忙しいとついつい忘れてしまいがち。
特に空気が乾きがちなオフィス環境では、一日を通してこまめな水分補給がとても大切です。
「のどが渇いたな」と思ったら、それはもうすでに脱水状態に陥っているサイン。すぐに水分を摂りましょう。
みなさんが仕事中によく飲むものには、どんなものがあるのでしょうか。
株式会社総合企画センター大阪(現:TPCマーケティングリサーチ株式会社)が2016年12月に発表したアンケート調査によれば、仕事場で最もよく飲まれている飲み物は緑茶で、その後にコーヒー、麦茶、水・ミネラルウォーターと続きました。
ここでは緑茶、コーヒーと水にスポットを当てて、それぞれの利点と、ちょっと意外な楽しみ方をご紹介していきます。
緑茶は煎茶に限らず
職場に湯沸かしポットや給湯器さえあれば、手軽にティーバッグで楽しめる緑茶。淹れたての美味しい煎茶は、日本人ならではの贅沢かもしれません。
緑茶をすするとリラックス作用を感じるのは、お茶のうまみ成分に含まれているテアニンの効果だと言われています。テアニンが体に入ると脳がリラックスしてα波を出すことがわかっており、それはストレス解消にも有効です
ところで、テアニンは高級なお茶ほど多く含まれているってご存知でしたか?
そう、玉露や高級煎茶ほどうまみが深いのはテアニンのおかげ。美味しいからリラックス作用が高く、またテアニン効果も高い…といいことづくしなのですが、なかなか気軽に手を出せませんよね。
そこでオススメするのが抹茶です。“抹茶”というと本格的な茶道を思い浮かべる人も多く、職場では無理…と敬遠されがちなのですが、じつは簡単にオフィスに持ち込める方法があります。
お好きなタンブラーやステンレス製の水筒に、好みの量の抹茶パウダーと氷と水を投入し、フタを閉めてシャカシャカとカクテルシェーカーのように振るだけ。
これで、持ち運び自由な抹茶ドリンクの完成です。手軽に始められる習慣なので、ぜひ試してみてください。
いつもの…じゃないコーヒー
職場での飲み物の王道、コーヒー。いまでは街中に個性的なコーヒーショップがあふれ、自分の好みに合わせてさまざまな豆、焙煎の加減やフレーバーを楽しむことができます。
なかでもおすすめなのが、アメリカ流の甘いフレーバーコーヒーを手軽に再現できるインスタントコーヒー。ニューヨークのデリなどでテイクアウトできる、あの庶民的なコーヒーの味を気軽に再現できます。
ヘーゼルナッツやキャラメルなど、おやつ感覚の甘~い香りが気分をアゲてくれますし、コーヒーと一緒についつい手が伸びてしまう甘~いおやつも食べなくて済むかも?
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒効果があるため、眠気や疲れのせいで移ろいやすい意識をシャキッとさせて、集中しやすくなると感じる人も多いでしょう。
ただし、そんなカフェインにもマイナス面がいくつかあることは覚えておいてください。
まずは、軽い中毒性があること。カフェインを摂取して得られる高揚感がクセになると、それなしでは精神的に不安定になってしまうこともあるそうです。さらに、鉄分の吸収を妨(さまた)げ、ビタミンCと水分を体外に排出してしまう効果もあるようです。
コーヒーの飲みすぎには注意し、一日何杯まで、と明確なリミットを決めておくのが賢い飲み方かもしれません。
やはり基本は”水”
乾いた体を潤すために一番いいのはやっぱり水。日本の水道水は一般的に軟水であると言われていますが、軟水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の濃度が低いので、ミネラルが不足しがちな人はミネラルウォーターを選んだほうがいいでしょう。
ただ水を飲みつづけるだけでは、ちょっと物足りない…という方には、果実酢を希釈して飲んでみるのもおすすめです。
お酢を職場に置きっぱなしにしておいて、飲みたいときに希釈して飲むのもよし、マイボトルにあらかじめ詰めて持ち運ぶもよし。
最近ではいろいろな果実酢が出ているので、気分によって変えてみるのも楽しいし、美容効果も期待できるかもしれませんね。
手作り派にはフルーツウォーターもおすすめです。自宅で輪切りにした旬の果物を、水と氷と一緒にマイボトルに入れるだけで、みずみずしい果実が香るフルーツウォーターの完成。一日中ビタミンチャージができます。
気になる飲み物はありましたか?手軽に習慣化できそうなものはどんどん試してみて、今日も張り切って水分補給していきましょう!
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