オフィスライフをより豊かに!色に秘められたパワーとは

晴天のアジュールブルー、濡れたアスファルトのスレートグレー、お気に入りの靴のマホガニーブラウン。ふだん何気なく目にしているわたしたちの世界は、美しい色であふれています。

オフィスライフをより豊かに!色に秘められたパワーとは


晴天のアジュールブルー、濡れたアスファルトのスレートグレー、お気に入りの靴のマホガニーブラウン。ふだん何気なく目にしているわたしたちの世界は、美しい色であふれています。

五感から得られる情報のうち83%は視覚によるものですが、その視覚情報の80~90%を占めるのが色だと言われています。

色は見る者にさまざまな情報や感情、イメージを伝える非言語的コミュニケーション。そのメッセージは色の3属性である色相・明度・彩度の組み合わせによって自由自在に変化します。

色の意味を理解し、コミュニケーション手段として有効に発信していけば、言葉どおり彩り豊かな人生を送れそうですね。

それでは、それぞれの色の性質を詳しく見ていきましょう。今日のあなたにピッタリの色は見つかるでしょうか?

赤色・ピンク色

 


太陽の赤、情熱の赤。赤色は派手な印象のわりには明度が低いため、薄暗いと見えにくくなってしまう色です。だからこそ明るい南国のような光に照らされることで本領を発揮します。

陽当りのよいオフィスに恵まれたら、赤色でデスクまわりを彩って太陽光を有効活用してみましょう。

きっと陽気でエネルギッシュな雰囲気に仕上がること間違いなし。なんだか運気もアップしそうです。

赤色をふんだんに取り入れた部屋にいると、時間を長く感じる効果も期待できるとのこと。

オフィスのみならず、自宅のキッチンやリビングに赤いインテリアを取り入れるだけで、ゆったりとしたくつろぎ感を演出できそうです。


ピンク色は赤よりも明度が高く、可愛らしい印象を与えてくれます。

いつものデスクにピンク色のブーケを飾れば、みずみずしさと同時に可愛らしさも演出できそうです。

緑色

 


緑色は自然を連想させ、彩度によって異なった表情を持つ安定とやすらぎの色です。

明るい緑色は新緑のみずみずしさや希望を、深い緑色は森の香りや恩恵を感じさせてくれます。

緑色は興奮している脳を穏やかにしてくれるので、落ち着いて話し合いをしたい時にはもってこいの色です。

また、目の疲れを癒してくれる効果もあるそう。どんな状況でも平常心を保ち、頼りがいのある守り神…、そんな人になりたいあなたにはピッタリの癒しカラーです。

青色

 


青色は、世界中で最も愛されている色と言われています。海や空の広大な面積を占める色であり、地球のシンボルカラーでもあります。

緑色と同様、明度と彩度の変化により幅広い発色が可能で、さわやかな水色から厳粛(げんしゅく)な濃紺まで、さまざまな表情を併せ持っています。

青色は集中力を高める色なので、コツコツ努力する人に相性抜群。また、青色は赤色と反対に時間の経過が速く感じられる色でもあるので、仕事に集中して早めの退社を目指している人は、青い雑貨やオフィス家具を選ぶと良いでしょう。

黄色

 


赤色と同様に太陽を思わせる黄色は、明度が高くて光の反射率が高いので、暗がりでもよく見えます。そのため、軽さを演出して疲労回復に役立つほか、エネルギーを与えてくれる色です。

嫌なことがあってもサッパリ忘れられる潔さが欲しかったら、差し色として黄色を身につけてみてください。

あざやかで元気が出る黄色は、明るさと積極性も感じられるため、パッと人目を引く存在になれます。

青色と同様に集中力アップが期待できる色ですが、黄色は短期集中型の人におすすめ。頭の回転が速くなる色なので、短い時間で結果を出したい時に最適です。

明確な目標設定があり、ゴールに向かってひた走るあなたの背中を押してくれるのは、きっと黄色のインテリアです。

茶色・ベージュ色

 


木や土の色である茶色は、疲れを感じさせない色です。

筋肉を緩めるはたらきがあるので、緊張感や疲れをほぐしたいなら、なるべくウッディなインテリアを心がけてみてください。

白色

 


どの色よりも明るく、どんな色と合わせても相性のいい白色は平和の色。可視光線をほとんど反射することで見える、光そのものの色です。清潔感があり、純粋で正しいイメージを醸し出します。

何色にも染まらないオリジナリティを追求したい人は、白いインテリアに囲まれてみるのはいかがでしょうか。常に新しいまっさらな自分と向き合えば、いいアイディアがどんどん浮かんでくるかもしれません。

真っ白に統一された清潔感のあるデスクが待っているオフィスなら、思わず早めに出社したくなるかもしれませんね。

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