「厚生年金」は会社も払ってくれている!?「国民年金」との違いとは

私たちが毎月納めている年金ですが、給与から天引きされていたり、役所から知らされた金額を支払うだけになってしまったりと、具体的な制度を知る機会は意外と少ないかもしれません。「厚生年金」と「国民年金」の知識をつけて、将来に備えておきましょう。

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「人によって加入する年金が違っていて、制度が複雑でむずかしそう……」

そのように苦手意識をもっている方も多いのでは。しかし一度知ってしまえば、仕組みはシンプルです。年金とは、国民から納付された保険料を、国の機関によって運用したり、税金で補ったりして、高齢者などに支給する制度です。

今回は、基本の「厚生年金」と「国民年金」について解説します。

会社員が加入する「厚生年金」は、企業が半額を負担しています

厚生年金は、会社勤めの皆さんが加入している年金で、国民年金より多くの給付がもらえるといわれています。

特徴は、天引きされる額とほぼ同額を勤務先も負担していること。つまり、天引きされた金額は実際の保険料の半額で、その2倍の額が、日本年金機構に納付されているのです。理解していると、ちょっと得した気分になりますよね。

じゃあ、国民年金には加入していないの?いいえ、実は間接的に加入しているんです。国民年金とはどんなものなのでしょう。

「国民年金」は全国民共通の制度です

「国民年金」は基礎年金制度といわれ、該当する世代の国民全員に共通の制度です。従って、会社で厚生年金に加入している人も、それを下支えする仕組みとして、国民年金にも加入しているのです。これを「二階建ての制度」と表現することもあります。

フリーランスなどの人は、国民年金のみに加入します。上乗せ分がないため、将来もらえる金額も小さいといわれています。また、手続きや支払いも基本的には自分でしなければならないため、苦労する人もいるとか。

「厚生年金」と「国民年金」を一言で表すと

今回、解説した「厚生年金」と「国民年金」の違いを一言で表すとこちら。

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意味を正しく理解したうえで、給与明細を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

文=遠藤光太
イラスト=前田はんきち
編集=五十嵐大+TAPE

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