確実に目標を達成するために。途中で挫折しないための目標の立て方、3つのポイント

「目標を立てなければ…」あなたは今、そんな状態ではありませんか?

確実に目標を達成するために。途中で挫折しないための目標の立て方、3つのポイント

「目標を立てなければ…」あなたは今、そんな状態ではありませんか?

新年や期の始まり、はたまた転職など、新しいことに挑戦しようとしたときに、目標を決めることはとても大切です。もしかしたら、上司から目標設定をするように言われて、さてどうしたものかと考えているかもしれませんね?

そんなあなたのために、ここでは目標設定をするために抑えておきたい『考え方』や『抑えておきたいポイント』を紹介します!

目標と目的は違う? 目標を立てるうえでの考え方について!


まず、目標を立てる上で覚えておきたいことがあります。それは、目的と混同しないこと。目標は、目的を達成するために立てるものだと考えてください。

いわば、目的を達成するために、細分化したものが目標なのです。例えば、「IT業界に転職したい!」という目的があるなら、そのために…

・業界知識を身につける
・プログラミング言語をマスターする
・○○日までに、転職に向けての目途を明確にする。


といった目標を立てて、それを達成していくといった行動をくりかえすことで、目的を達成するわけです!

ポイント1. 自分が本当にワクワクできるかどうかを大切にする

 


具体的に、目標を立てるにあたって大切なことがあります。それは “ワクワクできる”かどうか。目的に合わせて人それぞれ、様々な目標を立てるかと思いますが、その際、心からワクワクできているでしょうか?

「目標」という響きに、どこか義務感のような感覚を抱えている人もおり、「何か良い目標を立てなければ・・・」と思ってしまいがちかもしれません。しかし、それでは途中で挫折してしまうだけです。大きな目標を立てることも大事ですが、自分がワクワクしない目標を立てたところで、結局のところ途中で挫折してしまうのが関の山でしょう。

目標を達成するにあたって、大切になるのが「努力を続けるモチベーション」。だからこそ、自分がワクワクするかどうかが大切になるのです。ワクワクする目標であれば、自分から目標達成に向けたアクションを考えて行動するはずですし、努力も続けていくことができるでしょう。だからこそ、目標が達成できる可能性も高くなります。

ポイント2. 小さなことをたくさん、具体的に設定する

 


続いて抑えておきたい目標を立てるポイントは、「小さなことをたくさん、具体的に設定する」こと。目標は何も一つだけではありません。小さな目標を幾つも持っていることも、十分立派な目標です。

大きな目的を達成するために、小さな目標でも良いので具体的な目標を持つようにしましょう。例えば、「痩せる!」という目的のために、「5キロ痩せて彼女を作る!」という具体的な目標を持つようにするのです。

目標が抽象的になってしまうと、達成するための道筋が見えなくなってしまいがち。その結果、途中で挫折してしまいます。そうではなく、具体的な目標を持つと、達成のための道筋がイメージしやすくなるので、目標も達成しやすくなるはずです。

こちらの方法は、仕事での目標を立てるときも効果的な方法。

例えば、「営業成績を上げたい」という目的を掲げていた場合、「最低でも20本のテレアポを行う」といったように、具体的で実現の可能性が高い目標を設定するようにしましょう。自分がやるべきことが明確になりますし、その小さな目標を達成し続けた結果、「営業成績を上げたい」という大きな目的の達成にもつながっていきます。

目標を立てる際は、「小さく、具体的に」という考えを持っておくと良いでしょう。

ポイント3. 具体的な期限を決める!

 


目標を立てる際、忘れてはいけないのが「期限を設定する」こと。具体的な目標を立てたところで、「いつまでにやるのか?」が抜け落ちてしまっては、途中で立てた目標のことすら忘れてしまうことでしょう。

そうなってしまわないためにも、具体的な期限を設けることが大切。この期限は、ゆとりを持った期限で問題ありません。無理に短い期限を設定してしまうと、ちょっと計画がズレてしまっただけで、「もう目標達成は無理だ・・・」と断念してしまいがちですし、かえって自分のことを追い込んでしまうことになるでしょう。

自分のペースで進めていける期限を設けて、目標を立ててください。期限を意識することで、人は能動的に動くようになりますし、途中で挫折しないよう一生懸命頑張るはずです。

ポイント4. SMARTの法則で、考えてみるのも手段です!


ここまで説明してきた目標設定の考え方について、まとめた法則があります。それが「SMART(スマート)の法則」です。下記の内容の頭文字をとったものです。

Specific = 具体的・わかりやすい
Measurable = 計測ができる
Attractive = やりたくなる
Realistic = 現実的である
Timely = 期限が明確である


「SMART(スマート)の法則」を使って目標設定を考えるのも手段としては有効です!

「なりたい自分」になるために苦しむ必要はありません!

 


目標を達成するにあたって、“自分の意思の強さ”が何より大切になることはもちろんですが、それにも限界はあります。そんなときは、周りの力を使うのです。

禁煙に成功したアメリカのオバマ大統領は禁煙の秘訣について、「ミシェル(大統領夫人)が怖いからさ」と語っています。恋人や友人など、信頼できるパートナーに助けてもらう、ということも目標達成には大切なこと。Facebookなどで公言して友達に応援してもらうのも良いでしょう。

また、立てた目標を常に見られるようにしておくのも重要。紙に書いて壁に貼っても良いですし、スマートフォンの通知機能を利用するのも効果的でしょう。

最も良くないのは、目標に縛られて苦しんでしまうことです。そうなったら、途中で挫折してしまうことは目に見えています。目標は立てたら終わりではなく、いつでも、何度でも修正しても構いません。大切なのは、「なりたい自分になる」ということ。毎日をワクワク、楽しく過ごすために、目標を立ててみて下さい!


※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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