話下手、コミュニケーションが苦手でも大丈夫!?営業に向いてる人ってどんな人?

「お前は天性の営業の才能があるよ」なんて言われている、確実に「営業に向いてるな」って思う人、周囲にいませんか?そんな人を見ると、自分は営業に向いていないんじゃないだろうか……なんて不安になってきますよね。

話下手、コミュニケーションが苦手でも大丈夫!?営業に向いてる人ってどんな人?

「お前は天性の営業の才能があるよ」なんて言われている、確実に「営業に向いてるな」って思う人、周囲にいませんか?そんな人を見ると、自分は営業に向いていないんじゃないだろうか……なんて不安になってきますよね。

でも、営業として成功している人たちのタイプは、実にさまざま!天性の才能を持つような人と同じである必要は全くありません!

天性の営業の才能のある人と比べてみよう


俗に「営業に向いているといわれる人」と「営業には向いていないんじゃないかと考えて込んでしまう人」の特徴を比べてみましょう。営業に向いていると、社内で噂になる人はこんな人!

【天性の才能!営業に向いている人】


・ 元気が良い&明るい
・ 人前で話すことが上手い
・ リーダーシップがある
・ ノリが良い
・ 人が好き
・ 前向き
・ 好奇心旺盛
・ コミュニケーション能力が高い
・ 自信がある
・ 体育会系

などなど。

人前に出て、クライアントに気に入られ、良い関係を築き、会社に利益をもたらすのが営業の仕事。営業に向いている人は、このような、基本的にコミュニケーション能力の高い人だと思われていることが多いのではないでしょうか?

一方の「自分は営業には向いていないんじゃ……?」と心配になってしまう人は、こんな特徴に当てはまるのでは?

【営業に向いていないんじゃ……?と思ってしまう人】


・ 元気&明るさ 普通
・ 人前で話すのが下手
・ リーダーシップ 普通
・ ノリは気分次第
・ 人が好きではない
・ 後ろ向き
・ 特に好奇心旺盛なわけではない
・ 自信がない
・ 内気

などなど。先に挙げた営業に向いている人の特徴とは真逆。人とコミュニケーションを取ることが苦手な傾向にあるようです。

特に「人前で話すことが苦手」であったりすると、「営業に向いている人」と比較してしまい、自信を無くしてしまうかもしれません。

実は多くのトップセールスマンは話下手の人が多い!


しかし、「トップセールス 人見知り」で検索すると、「今まで出会ったトップセールスにはむしろ話下手が多かった」ということや、「人見知りの自分がトップセールスになれた」などの内容の情報が数多くヒットします。つまり、コミュニケーションを取ることが苦手でも、話すことが下手でも、トップセールスになっている人は数多く存在しているのです!!

そんな話下手でトップセールスになっている人たちは主に2つのタイプに分けられます。

1.相手を尊重できる


実は営業は、話すことが上手ければ良いというわけではありません。それよりも、クライアントの話・悩みをしっかりと聞けること、そして、その悩みを解決できる頼れるアドバイザー的立ち位置になれることが重要なのです。

こちらは、あるサイトで見つけた、自動車販売のトップセールスマンのお話。寡黙な方だそうですが、どんなときにも頼れる存在でいることで、お客様の心をがっしりと掴んでいるようです。

寡黙ですが、どんなときでも車のトラブルシューティングに駆けつけてくれるため、と言う理由で彼から車を買う人が多いのです。

その彼には確実にファンになってくれる顧客がいます。そして、その顧客が、友人や知人に車を買うならあの人から買えと紹介してくれるのです。

2.違う自分になってみる


入社時に期待されて答辞まで読んだ新入社員が半年で退職し、内気で話下手な新入社員は社内でもかなり良い営業成績をおさめるようになった、という話がありました。その理由は何なのでしょうか?

それは、ありのままの自分で対応したか否か、でした。答辞を読んだ新入社員は、ありのままの自分で営業に出て、

「けっこうです。」

「必要ない。」

「必要になったらまたこちらからお電話します。」

「営業の電話は取り次がないよう言われています。」

と否定されつづけるなかで、「ヒト」と「コト」を分けて考えることができず、自分が否定されつづけているような感覚になってしまったのです。

一方の内気な新入社員は、そうなることはありませんでした。それは、「ヒト」と「コト」を完全に分ける術を持っていたからです。彼は、「営業をしているときは全く別の自分を演じていた」のです。そのため、否定の言葉をいくら聞いても、それは営業の仕事に対して言われていることだ、と割り切ることができたのです。

営業のときだけ、違う自分を演じるなんて難しいと思う人もいるかもしれません。しかし、この方法は、完全に仕事とプライベートを分けることもできますし、営業独特の気疲れをしにくいという利点もあります。普段と違う自分を演じるので、内気な話下手の人にはもってこいの策かもしれませんね。試してみる価値は十二分にあるのでは?

内気な人でも、営業として活躍できる!


「天性の才能がある」と言われるような、俗にいう営業に向いている人は、確かに人前で話すのが得意で、コミュニケーション能力の高い人かもしれません。しかし、人前で話すことが苦手な内気な人でも、営業として活躍することは十分できます。

タイプの違う人と比べるのではなく、自分と似たタイプの人を参考にして、自分の営業スタイルを作っていきませんか?そうすれば、少し気持ちが楽になって、普段の営業の仕事にも前向きに取り組めるようになるかもしれません。

※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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