SlideShareでデザインを学ぼう!資料作りに効くおすすめスライド18選

いい資料を作るための一番の近道は、「うまい人から学ぶこと」です。本を読んだり、先輩の資料を参考にしたりして腕を磨くのがいいでしょう。さらに、今回紹介するスライドシェア(SlideShare)も人から学ぶという点では非常に優れたサービスです。

【パワポ】デザインに悩んだらスライドシェアでノウハウを学ぼう!目的・テーマ別おすすめスライド18選

 

「資料作りの基本を知りたい」
「スライドレイアウトのお手本を見たい」
「他の会社がどういったプレゼン資料を使っているのか知りたい」

そんな要望に応えるべく、数あるなかから厳選しておすすめのスライドを紹介したいと思います。

レイアウトが参考になるものをまとめていますが、職種やテーマ別に内容自体が勉強になるものもピックアップしているので、ぜひ最後まで見てみてください。

 

スライドシェアとは? 使い方や登録方法を解説

 

 

スライドシェアとは、ユーザーがプレゼン資料を一般公開できるWeb上のコミュニティサイトです。

法人・個人に限らず誰でもアップすることができ、世界中のプレゼン資料をいつでも閲覧することができます。スライドシェアはアメリカ発祥のサービスで、世界最大級のSNS「LinkedIn」が運営しています。

ビジネスからアートにいたるまでさまざまなものが公開されているので、Microsoft PowerPoint(以下、パワポ)での資料作りに悩んだら、スライドシェアをのぞいてみることをおすすめします。

ちなみに、公開されているスライドを見るだけであれば、登録不要です。

 

スライドシェアの登録とログイン方法

スライドシェアに公開されているスライドを閲覧するだけなら登録は必要ありません。

一方、「自分で作ったスライドやパワポ資料を公開したい」という場合にはLinkedInまたはSlideShareのアカウント登録をしましょう。

また、公開されているスライドはダウンロードすることも可能です。ただし、かつてはスライドシェアのアカウントを持っていれば無料でダウンロードができましたが、2022年3月時点で「SCRIBD(https://www.scribd.com/home)」というサブスクサービスの有料会員にならないとダウンロードができなくなっています。(2カ月の無料期間あり)

なお、スライドシェアのアカウント登録方法は次の通りです。

まず、ホーム画面(https://www.slideshare.net/)の右上にある「Signup」をクリックします。

もしGoogleやフェイスブックのアカウントを持っているのであれば、それを利用してのログインも可能です。また、メールアドレスで登録する方法もあります。

メールアドレスでアカウントの新規登録をする場合は、以下のように「ユーザー名」「メールアドレス」「パスワード」を入力し、最後に「Sign Up」をクリックすれば登録完了です。

スライドシェアのアカウント解約方法

スライドシェアのアカウント解約手順は次の通りです。

まず、ログイン後に画面右上の「アカウントのアイコン」をクリックし、その中にある「Account Setting」を開きます。

次に、「Account」をクリックします。

その後、画面下の方にある「Delete Account」を選択します。

最後に、登録時に設定したパスワードと簡単なアンケートに答えて、「Delete Account」のボタンを押せば解約が完了します。

 

パワポ資料作りの参考に!スライドシェアのおすすめ作品を紹介

 

 

それでは早速、実際にスライドシェアで公開されているスライドを見てみましょう。まずは、パワポの作成術が学べるスライドを紹介したいと思います。

なお、自身で公開されているスライドを探す場合は、ホーム画面上部にある検索窓にキーワードを入力して検索してみましょう。

おすすめスライド①:しょぼいプレゼンをパワポのせいにするな! by @jessedee

しょぼいプレゼンをパワポのせいにするな! by @jessedee:
https://www.slideshare.net/WinderJason/ss-14830238

これまでに見られた回数は180万回以上の有名なスライドです。プレゼンを行う際の極意がうまくまとまっていて、なおかつビジュアル的にもわかりやすいです。「こんな資料が作れたら楽しいだろうな」と思わせてくれるようなスライドです。

 

おすすめスライド②:見やすいプレゼン資料の作り方 - リニューアル増量版

見やすいプレゼン資料の作り方 - リニューアル増量版:
https://www.slideshare.net/yutamorishige50/ss-41321443

タイトル通り、見やすいプレゼン資料の作り方を学べます。書籍化されるほど内容が充実しており、パワポで資料を作るすべての人にとって参考になるのではないでしょうか。

 

おすすめスライド③:続・パワポは「最後」に開く-もっとみがく!プレゼン資料作成術「大掃除編」

続・パワポは「最後」に開く-もっとみがく!プレゼン資料作成術「大掃除編」:
https://www.slideshare.net/ozyusg/ss-51984785

こちらは資料作りというよりは、プレゼン資料を作る前段階の心得が解説されているスライドです。「言いたいことを絞ること」「共感・ロジックを大切にすること」を徹底すると、相手に伝わるプレゼンになるそうです。

 

営業・マーケティング担当者必見!仕事のノウハウが学べるスライドシェア作品

 

 

営業やマーケティングの担当者は、なにかと資料作りをする機会が多いはず。そんな方たちにおすすめなのが、これから紹介する「営業やマーケティングに関するスライド」。

いずれもノウハウの教材として優秀なものばかりなので、ぜひ参考にしましょう。

 

ビジネスノウハウが学べるスライド①:ビジネスマン必見!キレイな提案書を作るためのデザインの基礎知識

ビジネスマン必見!キレイな提案書を作るためのデザインの基礎知識:
https://www.slideshare.net/sogitani_baigie/ss-13129487

このスライドでは、提案書の作り方を詳しく学ぶことができます。提案書の構想から、仕様、レイアウトまで、初めて提案書を作る方でもわかりやすい内容になっています。営業職で「得意先向けの提案書を頻繁に作る」という方には、もってこいのスライドだと思います。

 

ビジネスノウハウが学べるスライド②:マーケティングとは何か

マーケティングとは何か:
https://www.slideshare.net/DaichiHanai/ss-47067006

タイトルの通り、「マーケティングとは何か」を知ることができます。マーケティングのフレームワークも紹介されておりとても参考になります。

また、P21の「マーケティングとブランディングの違い」はぜひ見ていただきたいポイントです。

 

デザインの極意が学べる!スライドシェアのおすすめ作品

 

 

デザインという言葉は誰しもが聞きなれた言葉ですが、その概念や原則をちゃんと説明できる人は決して多くはありません。

「デザインの基本を知りたい」「どうすればセンスのいいものが作れるのか」という悩みをお持ちの方はぜひ次に紹介するスライドをご覧ください。

 

デザインが学べるスライド①:事例で学ぶデザインの原則 by Life is Tech !

事例で学ぶデザインの原則 by Life is Tech !:
https://www.slideshare.net/kanazawanaoki/design-principles-46014564

優れたデザインには原則があり、その原理原則がうまくまとまっています。資料のデザイン・レイアウトで困ったら、このスライドに立ち返るといいアイディアが浮かんできそうです。

 

デザインが学べるスライド②:Gcm#3 uiデザインの品質を効率的に向上させるには?

Gcm#3 uiデザインの品質を効率的に向上させるには?:
https://www.slideshare.net/greeart/gcm3-ui

スマホゲームのUI(ユーザーインターフェース)をどうやったら高められるのかという視点で、デザインのノウハウがまとめられています。何気なく楽しんでいるスマホゲームも、ここで紹介されているようにトライ&エラーで作られていると思うと、また違った楽しみ方ができるかもしれません。

 

成長期真っただ中!国内新興企業のスライドシェア作品

 

 

続いては、成長期まっさかりのIT企業・新興企業のスライドをご紹介したいと思います。

 

IT企業・新興企業のスライド①:寿司x職人 10年働いて思いを馳せるすし職人とエンジニアの共通項

寿司x職人 10年働いて思いを馳せるすし職人とエンジニアの共通項:
https://www.slideshare.net/atsushiyasuda5/x-10

クラウドソーシングの最大手、株式会社クラウドワークスのエンジニアが作成したスライドです。「寿司職人とエンジニアは似ている」という発想を起点として、「エンジニアとして腕を磨きたければクラウドワークスがおすすめ」という結論までのストーリーの持っていき方がとてもユニークです。

 

IT企業・新興企業のスライド②:kintone製品説明

kintone製品説明:
https://www.slideshare.net/cybozucommunity/kintone-83523699

こちらはサイボウズ株式会社が提供しているkintoneというサービスを紹介するスライド。社内の情報共有やコミュニケーションのツールになるクラウドサービスで、製品の特徴がうまくまとまっています。

 

IT企業・新興企業のスライド③:【人事向け勉強会(1.19)】Retty社 奥田様 ご登壇スライド

【人事向け勉強会(1.19)】Retty社 奥田様 ご登壇スライド:
https://www.slideshare.net/LIG_Poole/1-19retty

お次はグルメサービスを提供しているRetty株式会社のスライドです。Retty株式会社ではリファラル採用(社員の紹介による採用)に力を入れており、その採用方針がまとめられています。資料作りの参考になるだけでなく、新たな採用活動の方法論も学べます。

 

IT企業・新興企業のスライド④:20161122_How to start Recruiting Engineers_mercari_ishiguro

20161122_How to start Recruiting Engineers_mercari_ishiguro:
https://www.slideshare.net/takayaishiguro/20161122-57-mercariishiguro-69428864

フリマアプリで知られている株式会社メルカリの採用ブランディングについてのスライドです。Retty株式会社と同様にリファラル採用を重視しており、「いかにして人集めの仕組みを作るか」が丁寧に説明されています。

 

ビジュアル重視!写真・アート系スライドシェア作品

 

 

続いては少し趣向を変えて、写真やアートに関するスライドです。

 

写真・アート系スライド①:Art Direction The Family!

Art Direction The Family!:
https://www.slideshare.net/aghome/art-drection-the-family

広島在住のアートディレクターが作成したスライドです。スライドのレイアウトや写真など、とてもセンスを感じる作品です。子どもの成長記録の残し方がまとめられているので、子育て中の方にはとても参考になるのではないでしょうか。

 

写真・アート系スライド②:Top 25 Places to Visit in 2015: Europe

Top 25 Places to Visit in 2015: Europe :
https://www.slideshare.net/travcoamarketing/top-25-places-to-visit-in-2015-europe

ヨーロッパの国々の写真が並んでいるスライドです。写真自体もきれいなのですが、写真と文字の構図がよくできていると思うので、その点を参考にしてみましょう。

 

日本のトップ企業はどんなスライドを作っている?一部上場企業のスライドシェア作品

 

 

最後にご紹介するのは、一部上場のトップ企業のスライドです。一流企業がどのようなプレゼン資料を使っているのか勉強していきましょう。

 

上場企業のスライド①:ドコモオープンイノベーションの取り組みと提供APIのIoT展開について

ドコモオープンイノベーションの取り組みと提供APIのIoT展開について:
https://www.slideshare.net/apijp/apiiot

続いては株式会社NTTドコモの発表資料です。比較的文字量が多く、ドコモのコーポレートカラーである赤で色が統一されているのが印象的なスライドです。

 

上場企業のスライド②:クラウドファースト時代のAWS活用事例と今後の展望 - AWS Cloud Storage & DB Day 2014

クラウドファースト時代のAWS活用事例と今後の展望 - AWS Cloud Storage & DB Day 2014:
https://www.slideshare.net/takayukienomoto965/his-co-ltd-aws-cloud-storage-db-day-2014

旅行会社大手の株式会社エイチ・アイ・エスのスライドです。内容としては、新しい社内インフラを導入した経緯とこれからの展望が説明されています。ストーリー構成が「課題→解決策→具体的事例→展望」とスムーズな流れになっている点に注目です。

 

まとめ|スライドシェアにはためになるスライドがたくさん公開されている

 

 

いかがでしたか? パワポでの資料作りに迷ったり、困ったりしたときには、ぜひスライドシェアを活用してみましょう。

多種多様なスライドが公開されているので、きっと何かいいインスピレーションが得られるはずです。

 

【これだけは覚えておきたいシリーズ】
PowerPoint(パワーポイント)編
Excel(エクセル)編

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