"姉さん"、"姉"などの相性で親しまれる、キングジム公式Twitterアカウントを運用する"キングジム姉さん”。
この度furi-kakeでは、キングジム姉さんに日々の仕事内容やはたらき方についてインタビュー を行いましたが、この機会にと、SNS上で人気を博しているキングジム製品についても話をうかがいました。
キングジム姉さんからのコメントも添えて、ホットな人気商品を紹介します。
クリップタイマー「リミッツ」
99日まで計測できる長期タイマーと、メモが挟めるクリップが組み合わされた新しい形のタイマー「リミッツ」。
"時間"と"メモ"をまとめて確認できるため、忘れてしまいがちな期日や期限を意識付けながら管理できます。
タイマーはカウントダウン機能とカウントアップ機能の2種類を搭載。
カウントダウンは目標とする日まで「あと何日なのか」を計測でき、試験や締め切りの管理に。
カウントアップは対象の日にちから「何日経過したのか」を計測できるので、植物への水やりやコンタクトレンズの使用日数管理などに活用できます。
日にちのほか、時、分の単位でも設定が可能。
個人的には、学生さんなどに「部活の大会まであと何日」というような用途で使っていただけるかなと予測していたのですが、同人誌を描いている方が「印刷所への入稿日まであと何日」とご自分を追い込むためにカウントされたりしているようで「そっちか!」と感心しました(笑)。
かさばらないバッグインバッグ「フラッティ」
従来のバッグインバッグが陥りがちだった「バッグの中でかさばってしまう」、「自立しないので単体では使いづらい」、「重い」といった不満点を解消すべく、収納性、軽さ、薄さを重視して作られた「フラッティ」。
心材入りなのでしっかり自立し、紙類を入れた場合も折れずに保護できます。留め具はマグネットであるため、ワンタッチで開閉できるのもうれしいところ。
A4、A5、A6、封筒サイズ、カードサイズ、ペンケースサイズと多様なニーズに応えるサイズ展開も魅力。
透明ポケットはひと目で中身が分かるようにするためのものですが、好きなキャラクターの缶バッジを前面に収納して"見せるクラッチバッグ"として活用してくださっている方もおられるようです。その発想はなかった……!
ツール整理ブロック「かたづけマス」
小さなキューブ型ブロックを収納物の形に合わせて並べて収納物の定位置を作り、散らかりやすい引き出しの中やオフィスの共有備品を効率よく整頓する収納補助製品「かたづけマス」。
マス目状に穴が空いたベースシートとキューブ型のブロックで構成されており、穴にブロックを差し込むだけで自分だけの収納を作れます。
差し込んだブロックは何回でも抜き差しできるので、収納物を変えても自由にレイアウトの変更が可能です。
Facebookで告知したときは「綺麗に収納できそうでいいね」と機能に注目が集まりましたが、Twitterでは「自分だけのレイアウトを組むのが楽しそう」と過程に楽しみを見出していただけました。ちょっとした遊び感覚で作れるところを評価していただけたようで、SNSごとのユーザーの特性の違いを実感しました。
デジタル耳せん MM2000
ノイズキャンセリング技術によって、人からの呼びかけや車内アナウンスなどはそのままに、乗り物内の騒音やエアコンの空調音など、300Hz以下の騒音のみを95%カットするという、新しいタイプの耳せんです。
「自宅でも作業などに集中しやすそう」と話題になりました。新発売したMM2000はイヤホンケーブル一体型なので、室内でも外出先でも手軽に使えます。
hacobuchi(ハコブチ)
コレクションした紙製アイテムを引き出しに保管しながら、お気に入りの1枚を額装して飾れるという、収納と額縁が一体になった製品「hacobuchi」。
引き出しの深さは約2cmあるので、少し厚みがあるものでも問題なく収納できるうえ、付属のスタンドで立てかけたり、背面の穴に紐を通して壁かけしたりすることも可能。
さまざまな紙製アイテムを多様な飾り方で楽しめます。
一般的な紙製収納ボックスは世の中にありふれていますが、「hacobuchi」は額縁の性質をもたせ、インテリアにもなるデザインにしたことで、ひと味違う使い方を提案できました。
テーププリンター"こはる"MP20
専用のマスキングテープやフィルムテープに好きな文字やイラストを印刷して、簡単にラベルを作れる手のひらサイズのプリンターです。
インテリアや雑貨で人気の北欧風デザインを採用し、煙突に見立てたカットボタンや、窓の形をした液晶画面、ドアを模した電源ボタンなど、家をモチーフに細部まで遊び心のあるデザインにこだわっています。
全7種のフォント、396種の記号・絵文字、36種のフレームを組み合わせて、ちょっとしたギフトラッピングや水濡れしやすいキッチンでのラベリングなど、幅広い用途に対応。
テキストの向きは縦・横両方に対応しているので、アルバムやファイルの背表紙に貼るラベルも作成できます。
“こはる”は小ぶりで使いやすく、価格もお手頃です。テープの種類が豊富なのも魅力で、私も仕事やプライベートで使っています。誕生日や記念日のプレゼントとして購入……というようなお話もたまに耳にしますね。
「Twitterでは、短い文や写真で特徴や魅力が伝わりやすい製品が人気ですね」とキングジム姉さん。
キングジムでは創業時から「独創的な商品を開発し、新たな文化の創造をもって社会に貢献する」という経営理念が掲げられており、これがユニークなヒット商品の企画、誕生につながっているそうです。
独創的という言葉は、ときに柔軟性という言葉にも置き換えられるようにも思います。
Twitterのアカウント運用にせよ新製品の企画にせよ、凝り固まらず柔軟に物事を考える仕事術がキングジム流なのかもしれません。
(c)KING JIM CO., LTD. All rights reserved.
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