あなたも「サザエさんシンドローム」にかかっているかも?憂鬱な気分を吹き飛ばす、日曜日の過ごし方

毎週日曜日、夕方6時30分から放送されている「サザエさん」。誰もが一度は見たことがあるでしょう。

あなたも「サザエさんシンドローム」にかかっているかも?憂鬱な気分を吹き飛ばす、日曜日の過ごし方

毎週日曜日、夕方6時30分から放送されている「サザエさん」。誰もが一度は見たことがあるでしょう。

そんな、日曜日の夕方6時30分。社会人になってからは、「明日から仕事が始まってしまう……」と急に焦燥感に駆られ、憂鬱な気分になってしまう方はいらっしゃらないでしょうか?

その症状、実は「サザエさんシンドローム」というのです。日曜日の夕方頃から、どこか気分が冴えない・・・という人は「サザエさんシンドローム」にかかっている可能性が高いといえます。

そんな憂鬱な気分を引きずったままでは、翌日からの仕事のパフォーマンスも下がってしまいそうですよね。月曜日だけでなく、一週間の仕事がうまくいかなくなってしまうかもしれません。

「日曜日の夕方を迎えるのが憂鬱・・・」という人は、日曜日の過ごし方を意識的に変えてみてください。そうすれば、月曜日の朝、「仕事に行きたくない・・・」という気持ちを和らげることができるはずです。

そこで今回、「日曜の夜、憂鬱にならずに過ごす方法」を社会人の方々に実際に聞いてみました。これを参考にし、皆さんも日曜の夜を憂鬱なものではなく、快適な夜に変えてみては?

特に何もしません、死ぬほど遊んで疲れているので

 


日曜日の夜に憂鬱になってしまうのには、「明日は月曜日か・・・」と考えてしまうことが原因といえます。であれば、月曜日のことを考える暇なく遊んで過ごせば、憂鬱な日曜からおさらばすることができるのでは?

実際に聞いてみた中で、「日曜でも朝まで飲むことがある」、「帰る時間を決めずに思いっきり遊ぶ」など、「え、そこまで遊ぶの?」と耳を疑いたくなるほど遊んでいる人が実際にいらっしゃいました。

ここまで遊ぶのがいいとは言いませんが、「なぜそこまで遊ぶのか?」と聞くと、全員が「仕事のことを考えなくて済む」と答えました。思いっきり遊ぶと体も疲れて夜もぐっすりと寝ることが出来ますし、何より楽しい気分のまま寝ることができます。楽しい気分のまま寝ることで、翌朝、フレッシュな気分で起きることができるのではないでしょうか?

月曜日にこなすタスクを整理。このちょっとした手間が憂鬱な気分を吹き飛ばす

 


日曜夜に遊ぶ予定を入れても、「月曜日から大切なプロジェクトが始まる」など、つい仕事のことを考えてしまい、憂鬱になってしまうことありませんか?これでは憂鬱な気分のまま遊びに行くことになってしまいます。そんなときは、簡単に月曜の仕事のタスクを整理して、遊びに行きましょう。

遊びに行く予定は夜にし、遊びに行く前に簡単に月曜のタスクの整理を行ってしまえば、月曜日にするべきことを把握することができます。何をするべきなのか把握するだけで、慌てることなく仕事を始めることにつながりますので、遊びに行く時も安心することができるのだとか。

この方法でポイントとなるのは、仕事はせずに、月曜のタスクの整理だけすることだそう。実際にこの方法を取っている人によると、「ここで仕事をしてしまうと、憂鬱な気分に陥ってしまい、楽しんで遊べない」となってしまうので、あくまでタスクを整理することがポイントのようです。

あえて集中力が必要なことをやる。それが月曜からの仕事の準備運動になる

 


プロのアスリートは試合前などにしっかりと準備運動をしているのは誰しもが知っていること。ですが、月曜から始まる仕事に向けて準備運動をしている人はどれだけいるでしょうか?仕事に関しても準備運動が必要なのです。
ではどうやって準備運動をするのでしょう。

「日曜の夜は料理をして集中を高めている。」30代男性


料理は簡単に集中することができますし、作り終わり食べることで、料理という行為は完結します。この手軽さが、仕事に向けての準備運動に一役買っているのだとか。

料理に限らず、ランニングや読書など、集中することは仕事のことを考えずに済みます。そして、これにより月曜から集中して仕事を行うことができるでしょう。ぜひ、翌日から始まる一週間に向けての頭の準備運動をしてみてください。

楽しむは増やしたもの勝ち!一週間先の予定まで作ってしまう

 


楽しみな予定が終わってしまうと、翌日からの現実に直面し、どこか憂鬱な気分になってしまいがちではないでしょうか?そんなときは月曜のことではなく、もっと先のことを考えましょう。

ある人は、「一週間後の休日の予定、ないしは金曜、土曜の予定を日曜の夜に考える」と語っています。

楽しみがあると頑張ることができるというのはみなさん共通していると思いますが、その楽しみが一ヶ月後ともなると、「もっと近場に楽しみがあればもっと仕事を頑張ることができるのに!」と思いませんか?

楽しみが終わったら、新しい楽しみを増やせばいいのです。そこで、楽しみとなる予定を日曜の夜に計画を立ててしまいましょう。なぜ日曜の夜に立てるのかというと、憂鬱になりがちな時に週末などの楽しみを考えることで、一気に憂鬱な気分も解消されるそうです。

日曜の夜に楽しみを決めるもう一つのメリットとして、日曜の夜はみなさん家にいることが多いことです。家にいることで、比較的に連絡をとりやすく、スムーズに予定が決めることができるそう。週末の予定に限らず、週の予定など、とにかく楽しみとなる予定を立ててみてはいかがでしょうか?

休日って平日とは違い、特別に過ごす必要があるのだろうか?

 

 

「平日も飲みに行ったりすれば、日曜はそこまで特別に感じない」20代男性


日曜の夜に憂鬱な気分になるのは、突き詰めれば平日に楽しみがないからではないでしょうか?平日に何も楽しみがないからこそ、休日はしっかりと遊びたくなってしまいます。平日もオンとオフを切り替えながら遊んでいれば、休日は一日遊ぶことができる程度とそこまで特別なものに捉えないで済むそう。

さらには、平日に遊ぶ予定を入れることで、“何時に会社を出なければいけないので仕事を終わらせよう”と仕事にメリハリがでて、ダラダラと残業することを防いでくれるとも言います。

平日に遊びに行くことができないという方は毎日夜に同じことをする習慣をつけてみてください。寝る前に本を読んだり、筋トレをしたりすることでいつもと同じリズムで夜を過ごすことにより、日曜の特別感をなくし、憂鬱を解消することができます。最初は日曜の夜だけでも習慣づけて同じことをしてみてはいかがでしょうか?

フレッシュな気分で月曜日を迎えることが、仕事を楽しむための第一歩!


日曜の夜はつい憂鬱な気分になってしまいがちですが、過ごし方を少し工夫してみるだけで、月曜日の朝の気分が変わってくるもの。「何か新しいことをしなければ・・・」と無理に気を張る必要はありません。ここで紹介したことを参考に、自分にあった過ごし方を見つけることが重要。

何もせず、ダラダラと過ごすことが一番ダメな日曜日の過ごし方。これではいつまで経っても、憂鬱な気分は解消されません。日曜日がどこか憂鬱という人は、少し過ごし方に変化を加えてみてください。それが仕事を楽しむための第一歩となるでしょう。


※この記事は2016/11/04にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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