「5年以内に退職したい」新入社員が半数以上! 約8割が仕事に悩む入社2カ月の現実

4月に社会人生活をスタートさせたルーキーたちがはたらき始めて、2カ月が経ちます。新型コロナウイルスの影響で、テレワークや自宅待機、変則勤務となっている企業も多く、今年の新入社員はちょっと悩みが多いかもしれません。そんな彼らが仕事についてどう考えているのか、アンケートを実施してみました。

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新社会人の77%が仕事について悩みを抱えている

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給与・待遇…31.0%
人間関係…23.8%
勤務地…8.7%
労働時間(残業時間・休日など)…7.1%
その他…6.3%
悩んでいない…23.0%

仕事の悩みについてアンケートを実施したところ、77%の人が何らかの問題で悩んでいると回答しました。
中でも最も多かったのが、「給与・待遇」に関する悩み。31%の人がその問題で悩んでいて、「業務内容と給与が割に合わない」「給料が少なくて貯金ができない」「昇給の見込みがなく不安」などの声があがっていました。

次に多かったのが、「人間関係」に関する悩み。23.8%の人が悩んでいるようです。「上司と年齢が離れすぎている」「コロナの影響で出社できておらず、社内の雰囲気がわからない」「パワハラがひどい」「新人教育係が怖い」など、慣れない上司や先輩との関係を悩む声のほか、今年は新人研修もリモートで行われている会社もあり、リモートワークに戸惑っているコメントも寄せられました。直に対面したことのない先輩社員や上司とどうコミュニケーションをとったらよいのかと、昨年までの新社会人とは少し違う悩みも抱えているようです。

その他には、「業務内容」「仕事を覚えるのが大変」「次の仕事をどうするか」などの回答もありました。入った会社で努力しようと悩む人、早めに見切りをつけてさらなる未来について考える人、一言で“仕事の悩み”といっても、その方向性はさまざまなようです。

悩みや不満を抱えた新社会人たち、どうやって悩みを解消してる?

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ある…51.6%
ない…38.1%
どちらとも言えない…10.3%

慣れない社会人生活で、悩みを抱えている新社会人たち。約半数が、何らかの解消法を持っているようです。では、どのような方法で、悩みを解消しているのでしょうか。

「テレワークでもとにかく質問する」
「先輩に相談する」
「参考書などを利用し勉学に励む」

前向きに仕事に取り組んで、自身が成長することで仕事の悩みを解消しようとする人もいます。

「プライベートに仕事を持ち込まないようにする」
「好きなゲームに没頭して現実逃避」
「風呂にながくつかる」
「おいしいものを食べる」

仕事のことを頭から切り離してリラックスしようとする人も。仕事とプライベートで頭をしっかり切り替えられるのは良いことです。

「転職の準備」
「時事ニュースをいつも見て世の中の現状を知る」

また、新たな環境を目指すことで、仕事に関する悩みや不満を解消しようとしている人もいるようです。
なんであれ、勉強をしっかりしておくことで、自分に自信を持てるようになる面もあるのかもしれませんね。

 

入社2ヶ月にして退職を決意? 半数以上の新入社員が「入社5年程度での退職」を視野に

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すでに辞めたい…14.3%
1年程度…8.7%
2~3年程度…23.8%
4~5年程度…14.3%
6~10年程度…7.9%
11~20年程度…1.6%
21~30年程度…0.8%
定年まで働きたい…10.3%
定年以降も働きたい…1.6%
わからない…16.7%

現在の職場で、どのくらいの期間働きたいと考えているのかを聞いてみたところ、なんと「すでに辞めたい」と思っている人が14.3%もいるという結果に。「一刻も早く辞めたい」、「転職を考えている」、「実は先日もう辞めたいと伝えた」という声もありました。

最も多かったのが「2~3年程度」という回答で、23.8%の人が3年前後での転職を考えている模様。
「基本的にはしばらく働きたいと思っているが、いつ何が起こるかわからない」「経験を積んで、転職したい」「現状維持のために、とりあえずはしばらく働く」というような意見が見られました。

続く「4~5年程度」と回答した人も14.3%。半数以上の新入社員が、現在の職場で5年以上働き続けることを考えていないという結果になりました。外部環境の変化などにより、雇用情勢がどう変化していくかが読みにくい今、一つの職場でじっくりキャリアを構築しようと考えている新入社員は少なくなっているようです。

一方、合計で約12%の新入社員が「定年まで働きたい」「定年以降も働きたい」と考えている模様。
「ここのスペシャリストになりたい。この会社にも貢献したい」「頑張って定年まで働きたい」「安定した生活がしたい」など、未来が不確実な時代だからこそ、入社した会社に愛着を持ち、キャリアを積み重ねていこうと考えている新入社員も一定数は存在するようです。

【実際、先輩たちはみんなは何歳で転職している?】
転職成功者の年齢調査 2019年上半期(転職サービスdoda調べ)

慣れない社会人生活だけでなく、コロナの影響で新たな悩みも抱えている新入社員たち。これから長く続く社会人生活、スタートダッシュが悩みで押しつぶされないように本人がそのストレス解消方法を見つけることも大事ですが、彼らを周りの先輩や上司がフォローしてあげるのも重要ですね。

文=松村知恵美
編集=末松早貴+TAPE

■調査概要
実施期間:2020年5月22日~26日
手法:インターネットアンケート
モニター:Fastask
サンプル数:126名
対象:全国の21〜29歳の新社会人男女 会社員・公務員

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